◆北大路機関は本年も最新装備を掲載
北大路機関、毎年新装備を紹介していまして、本年も最新装備を撮影することが出来、ご紹介できましたのは幸い。

新空対艦誘導弾XASM-3、空力特性試験用のダミー飛翔体ですが、本年岐阜基地航空祭において展示されました。ASM-1とASM-2の後継を目指す超音速ミサイルで、超音速対艦ミサイルは数多く開発されていますがXASM-3は超低空巡航性能を併せ持つもので、平成4年より研究試作を開始し平成22年より開発が本格化、一時期このダミーを搭載するF-2を撮影に幾度も岐阜基地へ足を運んだい事もいだしつつ、岐阜基地航空祭において撮影出来たもの。

基地防空用地対空誘導弾、航空自衛隊が基地防空用に装備する81式短距離地対空誘導弾の後継装備として開発したもので、航空自衛隊では浜松基地の第2術科学校と千歳基地の高射教導群基地防空教導隊に装備され、間もなく全国へ配備が開始されます。81式よりも性能が大幅に向上し、巡航ミサイルや誘導爆弾といった従来の航空機などよりも小型の目標に対しても対処が可能な性能が盛り込まれました。

11式短距離地対空誘導弾、師団戦術防空などに運用されている81式短距離地対空誘導弾の後継装備として開発されたもので、基地防空用地対空誘導弾はこの派生型、野戦防空任務を担う高射特科部隊へ新しく巡航ミサイル防衛任務が加えられるという運用への要請の変化を受け、小型目標への対処能力を向上させたもので、師団高射特科大隊には4セットと旅団高射特科中隊に2セットが配備されることとなります、高射教導隊と第15高射特科連隊へ配備開始となり、写真は第15高射特科連隊へ配備され初公開されたもの。

TH-135,ユーロコプター社製EC-135-T2をOH-6/OH-6DA練習ヘリコプターの後継として導入したものでSH-60哨戒ヘリコプターやMCH-101掃海輸送ヘリコプター等多数のヘリコプターを運用する海上自衛隊の回転翼航空機要員養成へ用いられています。鹿屋航空基地の教育航空隊へ集中配備されており、四国や山陽の海上自衛隊行事へ展開することもあるのですが、当方は漸く本年に鹿屋航空基地祭において撮影することが出来ました。

10式雪上車、78式雪上車の後継として大原鉄工所により製造されている雪上車で民生品を多用し自動変速機と操行機能の78式に対しての大幅な改善などを含め完成した装備、大和駐屯地に10式が配備された、と聞き大喜びで向かうと74式戦車は健在で入ったのは10式戦車ではなく10式雪上車だった、という話を聞きましたが、装備品展示に並びそうで並ばないものが雪上車、本装備は帯広駐屯地祭にて撮影できたものです。

P-8A哨戒機、那覇基地航空祭の翌日に那覇空港にて撮影を行った際に上空を飛行したもので嘉手納基地へ前進配備されているものと考えられます。米海軍がP-3C哨戒機の後継として開発したもので、対潜哨戒に加え洋上での情報優位に必要な能力を盛り込む洋上の警戒管制機というべき航空機、昨年12月に嘉手納基地へ前方展開したもので、厚木基地一般公開などで観る事が出来たとのことですが当方は足を運んでおらず、那覇での初撮影となったしだい。

護衛艦ふゆづき、舞鶴展示訓練の際に撮影、今年三月に就役したばかりの護衛艦あきづき型の一隻です。このように本年も多くの新装備を撮影する機会に恵まれまして、来年はどのような新装備を紹介できるでしょうか、新年もWeblog北大路機関をよろしくお願いいたします。
北大路機関:はるな
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
北大路機関、毎年新装備を紹介していまして、本年も最新装備を撮影することが出来、ご紹介できましたのは幸い。

新空対艦誘導弾XASM-3、空力特性試験用のダミー飛翔体ですが、本年岐阜基地航空祭において展示されました。ASM-1とASM-2の後継を目指す超音速ミサイルで、超音速対艦ミサイルは数多く開発されていますがXASM-3は超低空巡航性能を併せ持つもので、平成4年より研究試作を開始し平成22年より開発が本格化、一時期このダミーを搭載するF-2を撮影に幾度も岐阜基地へ足を運んだい事もいだしつつ、岐阜基地航空祭において撮影出来たもの。

基地防空用地対空誘導弾、航空自衛隊が基地防空用に装備する81式短距離地対空誘導弾の後継装備として開発したもので、航空自衛隊では浜松基地の第2術科学校と千歳基地の高射教導群基地防空教導隊に装備され、間もなく全国へ配備が開始されます。81式よりも性能が大幅に向上し、巡航ミサイルや誘導爆弾といった従来の航空機などよりも小型の目標に対しても対処が可能な性能が盛り込まれました。

11式短距離地対空誘導弾、師団戦術防空などに運用されている81式短距離地対空誘導弾の後継装備として開発されたもので、基地防空用地対空誘導弾はこの派生型、野戦防空任務を担う高射特科部隊へ新しく巡航ミサイル防衛任務が加えられるという運用への要請の変化を受け、小型目標への対処能力を向上させたもので、師団高射特科大隊には4セットと旅団高射特科中隊に2セットが配備されることとなります、高射教導隊と第15高射特科連隊へ配備開始となり、写真は第15高射特科連隊へ配備され初公開されたもの。

TH-135,ユーロコプター社製EC-135-T2をOH-6/OH-6DA練習ヘリコプターの後継として導入したものでSH-60哨戒ヘリコプターやMCH-101掃海輸送ヘリコプター等多数のヘリコプターを運用する海上自衛隊の回転翼航空機要員養成へ用いられています。鹿屋航空基地の教育航空隊へ集中配備されており、四国や山陽の海上自衛隊行事へ展開することもあるのですが、当方は漸く本年に鹿屋航空基地祭において撮影することが出来ました。

10式雪上車、78式雪上車の後継として大原鉄工所により製造されている雪上車で民生品を多用し自動変速機と操行機能の78式に対しての大幅な改善などを含め完成した装備、大和駐屯地に10式が配備された、と聞き大喜びで向かうと74式戦車は健在で入ったのは10式戦車ではなく10式雪上車だった、という話を聞きましたが、装備品展示に並びそうで並ばないものが雪上車、本装備は帯広駐屯地祭にて撮影できたものです。

P-8A哨戒機、那覇基地航空祭の翌日に那覇空港にて撮影を行った際に上空を飛行したもので嘉手納基地へ前進配備されているものと考えられます。米海軍がP-3C哨戒機の後継として開発したもので、対潜哨戒に加え洋上での情報優位に必要な能力を盛り込む洋上の警戒管制機というべき航空機、昨年12月に嘉手納基地へ前方展開したもので、厚木基地一般公開などで観る事が出来たとのことですが当方は足を運んでおらず、那覇での初撮影となったしだい。

護衛艦ふゆづき、舞鶴展示訓練の際に撮影、今年三月に就役したばかりの護衛艦あきづき型の一隻です。このように本年も多くの新装備を撮影する機会に恵まれまして、来年はどのような新装備を紹介できるでしょうか、新年もWeblog北大路機関をよろしくお願いいたします。
北大路機関:はるな
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