北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

令和六年度七月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2024.07.13-2024.07.15)

2024-07-12 20:02:50 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 梅雨の最中ですが祇園祭と艦艇広報は夏本番というところで今週末の行事紹介といたしましょう。

 大阪湾天保山岸壁護衛艦いずも一般公開、2024年7月14日に予定されています。阪神基地隊サマーフェスタと、掛け持ちしたいところですが一般公開の時間が1300時から1530時までとなっていますので、ちょっと厳しいかもしれません、2019年かが一般公開では二時間待ちでしたので。横須賀サマーフェスタと清水みなとまつりを思い出すなあ。

 阪神基地隊サマーフェスタ2024、2024年7月14日日曜日に行われます。今週末注目の行事となっていまして、まや型ミサイル護衛艦まや一般公開が行われるという、イージス艦まや、神戸市での一般公開です。時間は1000時から1500時までとなっていまして、装備品展示と呉音楽隊の演奏、またキッチンカーも来ますが、シャトルバスは来ないの。

 美幌駐屯地創設73周年記念行事が2024年7月13日と15日、日曜日を空けて土曜日と祭日の月曜日というところが重要なのですが、開催されます。美幌は第6即応機動連隊が駐屯していまして96式装輪装甲車と16式機動戦闘車が配備されている駐屯地です。土曜日には市外パレード、日曜日には駐屯地一般開放が行われるとのこと。

 幌別駐屯地創設71周年第13施設群創隊40周年記念行事が2024年7月15日月曜日に行われます。登別市の駐屯地で、記念式典に加えて訓練展示と器材操作体験、そして戦車体験途上も行われるという。90式戦車はゆっくりとですが10式戦車に置き換えられてゆくといい、伊丹で機甲科の方に聞いた話では体験試乗が難しいそうで、90式は貴重だ。

 ミサイル艇わかたか奥尻港一般公開、2024年7月13日土曜日と14日日曜日に予定されています。土曜は1400時から1600時、日曜日は1300時から1500時で午後からの時間に留意を。はやぶさ型ミサイル艇の一般公開、今後は護衛艦もがみ型に移行してゆきますが、もがみ型は余市基地桟橋には入りませんので、ある意味見学は今のうちに。

 護衛艦すずつき八戸港白銀埠頭一般公開、2024年7月13日と14日と15日という三日間にかけて行われる。場所は八戸港の築港町白銀埠頭 B岸壁となっていて、土曜日は1300時から1630時まで、日曜日が午前信で0900時から1130時までと午後の部1330時から1630時まで、月曜日は0900時から1200時まで、受付は紅海終了時間30分前まで。

 護衛艦いせ仙台港高松埠頭一般公開が2024年7月14日と15日に行われます。ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦は大きい、時間は日曜日は0900時から1600時と月曜日は0900時から1300時まで。もうすぐ高松に護衛艦いせ一般公開が行われると友人が言っていて香川県の高松だと勝手に理解していたのだけれどもこの高松埠頭のことなのかなあ。

 補給艦ときわ金沢港無量寺埠頭一般公開、2024年7月13日土曜日と14日日曜日に予定されています。土曜日の1000時から1530時と日曜日の0900時から1130時、 無量寺埠頭というのがちょっとわかりにくい場所に在りまして、いきいき魚市の東側にある。補給艦は忙しい艦ですので一般公開の機会があまりなく、こういう機会は貴重なのです。

 経ヶ岬分屯基地開庁67周年記念行事、2024年7月14日に行われます。第35警戒隊、京都府唯一のレーダーサイトでから揚げ無料体験、保安検査が厳重に行われまして立ち入り禁止地区にもほかの分屯基地よりも厳しい規制が、それはアメリカ陸軍のTRY-2レーダ部隊が弾道ミサイル警戒に展開している第一線基地という事をご理解ください。

 和歌山港護衛艦あきづき一般公開 、2024年7月13日に執り行われます。呉地方隊創設70周年として執り行われる行事でして入港場所は和歌山港西浜第3岸壁、一般公開は13日のみなのですが、15日には事前応募性体験航海が行われますのでご近所の方は出入港を見ることができるでしょう。一般公開は土曜日の1100時から1600まで。

 護衛艦あさぎり高松サンポート岸壁一般公開、2024年7月13日土曜日と14日日曜日と15日月曜日に行われます、サンポート岸壁というのはオリーブラインとか出航している琴平電鉄の近くにあるところ。土曜日は1300時から1600時まで、日曜日は0930時から1130時までと1300時から1600時まで、月曜日は同じ時間帯で終了が1530時まで。

 護衛艦ふゆづき松山港一般公開、2024年7月13日土曜日と14日日曜日と15日月曜日に実施されるとのこと。場所は松山港外港第1埠頭2号岸壁で、公開時間は土曜日が1300時から1530時まで、日曜日は0900時から1530時まで、月曜日は0900時から1200時まで、岸壁入り口は一般公開時間終了時間15分前に閉門となりますのでご注意ください。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・2024年7月13日・15日:美幌駐屯地創設73周年記念行事
・2024年7月15日:幌別駐屯地創設71周年第13施設群創隊40周年記念行事
・2024年7月13日・14日:ミサイル艇わかたか奥尻港一般公。
・2024年7月13日・14日・15日:護衛艦すずつき八戸港白銀埠頭一般公開
・2024年7月14日・15日:護衛艦いせ仙台港高松埠頭一般公開
・2024年7月13日・14日:補給艦ときわ金沢港無量寺埠頭一般公開
・2024年7月14日:経ヶ岬分屯基地開庁67周年記念行事
・2024年7月14日:阪神基地隊サマーフェスタ2024
・2024年7月14日:大阪湾天保山岸壁護衛艦いずも一般公開
・2024年7月13日:和歌山港護衛艦あきづき一般公開
・2024年7月13日・14日・15日:護衛艦あさぎり高松サンポート岸壁一般公開
・2024年7月13日・14日・15日:護衛艦ふゆづき松山港一般公開

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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ウクライナ情勢-ウクライナ軍ロストフ州クラスノダール州へ空軍無人機及び巡航ミサイル攻撃成功

2024-07-12 07:00:06 | 防衛・安全保障
■防衛情報-ウクライナ戦争
 F-16配備開始が秒読みのはずなのですがなかなかその実情が伝わらない中ではありますが無人機と巡航ミサイルの有用性が新たに。

 ウクライナ軍はロストフ州やクラスノダール州への空軍による攻撃を成功させました。ウクライナ空軍は戦闘機などの損耗から無人機と巡航ミサイル攻撃を主力としていますが、空軍は着実に戦果を挙げています。ISWアメリカ戦争研究所の7月5日付ウクライナ戦況報告がまとめた情報では、攻撃は4日から5日にかけウクライナ空軍実施した。

 ウクライナ空軍は無人機及び巡航ミサイルにより、ロストフ州のノヴォシャフチンスキー製油所、クラスノダール州に所在するプリモルスコアハタルスク空軍基地、タンボフ州コトフスクの火薬工場、これらの施設を攻撃に成功したとのこと。一方、ロシア軍はヴォフチャンスクやドネツク市南西とトレツク近郊などで前進を継続しているという。

 ウクライナ軍は兵力不足に見舞われている一方、ロシア軍の漸進を支えているのは空軍が航空支援として遠距離から投射する大型の誘導滑空爆弾であり、精度と共に威力が大きく陣地などを広範囲に破砕します。ウクライナ空軍は現在のところ、この誘導爆弾を投射する空軍戦闘機を、基地において爆破することに重点を置いている構図です。■

 ロシア第83空挺旅団旅団長が大損害を被った罪で連邦保安局に逮捕されました、ISWアメリカ戦争研究所7月4日付ウクライナ戦況報告がまとめていた情報によれば、第83空挺旅団旅団長のゴロディロフ大佐が、旅団の戦闘における大損害を受けたという報告により、詐欺罪で拘束されたとしています。損害が詐欺罪七日については不明です。

 旅団長の詐欺罪というのは、旅団の運用に失敗しハリコフ州での大損害を受け部隊運用の怠慢を詐欺罪としたのか、第83空挺旅団が大損害を受けたという報告そのものが連邦保安局が虚偽情報として詐欺罪としたのかは不明です。第83空挺旅団はヴォフチャンスクの市街地北部に陣地を構築し、ウクライナ軍に包囲されている事が確認されている。

 ゴロディロフ大佐は2019年からロシア第76空挺師団隷下の第234空挺連隊長に補職されていましたが、2024年に昇進、第234空挺連隊は2022年、有名となった“ブチャの虐殺”として、キエフ州北部に侵攻した際にブチャにおいて民間人の無差別殺戮を行った部隊としてニューヨークタイムズなどの調査報道により部隊名が判明している部隊でした。

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