■臨時情報ー東北地震
福島県沖で発生した16日2336時の地震には改めて驚かされました。

宮城県沖地震、この地域では常に周期的に発生している巨大地震です。今回の地震合直接宮城県沖地震の想定震源域に当てはまるものではないといされ、今回の地震は死者3名と負傷者200名以上、少なくない被害が生じているのですが、次の地震を懸念するところです。こういうのも、今回の地震は、双子の地震で姉妹の地震という特性があるためです。

双子の地震、2334時の地震が一回目に在り震度五弱となっていまして、2336時に今回のマグニチュード7.4の地震、震度六強の地震がほぼ重なる震源域で発生しており、長時間の揺れとなたのかもしれません。双子の地震といえるものですが、同じ震源域ではこの近傍にて2021年2月13日にマグニチュード7.3の地震が発生しているとのこと。つまり昨年だ。

姉妹の地震、双子の地震というのは二分違いの双子の地震とともに2021年の地震とともに姉妹の地震といえるのかもしれません。プレート内部にて発生した今回の地震、想定宮城家の記事芯の震源は今回の地震と2021年の地震と比較して更にやや北方が想定され、ここではプレート境界の浅震源が想定される事からより大きな揺れを観測する懸念があります。

想定宮城県沖地震、この懸念は次第に2021年と2022年に発生した地震が想定宮城沖地震震源域に震源が近づいている為ですが、この宮城県沖地震として記録される有名なものは1978年6月14日に発生したマグニチュード7.4の地震で、ブロック塀倒壊の危険性が認識された災害であるとともに、死者28名と負傷者1325名、微弱ですが津波も観測された。

3.11東日本大震災から11年目となりますが、想定宮城県沖地震の震源はもう少し陸に近く、仙台市という大都市が危険に曝されるという。防災計画は今後も緊張感を以て維持しなければなりませんが、今回の地震では、新幹線と原子力発電所、過去の地震において相応の対策が為されたであろう重要インフラについてもまだ余地があることを突き付けています。

新幹線と原子力発電所、日本の安全神話には限界が来ているのではないかという危惧があります。JR東日本の市川副社長は、新幹線脱線について陳謝すると共に、脱線そのものを防ぐのはかなり難しいと見解を示しました。東海道新幹線は新幹線0系の時代に、ある程度は脱線事故を想定していたともいわれますが、現在の車両は地震前に停止する前提です。

テラスシステムやユレダスシステムという、初期微動を検知し本震到達前に停止するという新幹線安全技術は、気象庁の緊急地震速報システムへと応用されています。ただ、テラスシステムは1974年の大規模地震対策特別措置法を念頭とした、想定東海地震への対応するシステムであり、直下型地震に対して震源が近く間に合わない可能性が指摘されました。

東北新幹線は、しかし今回、震源が海上であり直下型ではない逆断層型地震となっていますがユレダスシステムが対応出来ない点、そして17両編成の16両が脱線するというものとなり、これもは那須塩原と盛岡駅が新幹線脱線のまま、今月中の復旧は難しいとのこと。高速道路は東北自動車道と常磐自動車道も一部不通ですがこちらは本日明日復旧見込み。

原子力発電所は運転中の原子炉については被害はありません、しかし2011年東日本大震災により損傷した福島第一原発では、燃料デブリの置かれた一号炉格納容器圧力が地震後、圧力低下が在るとのことで、放射線データやダストモニターなどの数字に廃城がなく、放射線について漏洩は確認されていませんが、東京電力は圧力低下原因究明を続けています。

深夜の地震でしたが、福島県では港湾施設のクレーンが折損崩壊、相馬市では歩道橋橋脚部分の折損、宮城県仙台市では仙台城の史跡一部が崩壊し、白石市内ではコンサートホールの天井崩落、また首都圏での通電火災など地震による被害は皆無ではありませんでした。仮に日中時間帯であれば被害が拡大した可能性もあり、僥倖と云うべきなのでしょうか。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
福島県沖で発生した16日2336時の地震には改めて驚かされました。

宮城県沖地震、この地域では常に周期的に発生している巨大地震です。今回の地震合直接宮城県沖地震の想定震源域に当てはまるものではないといされ、今回の地震は死者3名と負傷者200名以上、少なくない被害が生じているのですが、次の地震を懸念するところです。こういうのも、今回の地震は、双子の地震で姉妹の地震という特性があるためです。

双子の地震、2334時の地震が一回目に在り震度五弱となっていまして、2336時に今回のマグニチュード7.4の地震、震度六強の地震がほぼ重なる震源域で発生しており、長時間の揺れとなたのかもしれません。双子の地震といえるものですが、同じ震源域ではこの近傍にて2021年2月13日にマグニチュード7.3の地震が発生しているとのこと。つまり昨年だ。

姉妹の地震、双子の地震というのは二分違いの双子の地震とともに2021年の地震とともに姉妹の地震といえるのかもしれません。プレート内部にて発生した今回の地震、想定宮城家の記事芯の震源は今回の地震と2021年の地震と比較して更にやや北方が想定され、ここではプレート境界の浅震源が想定される事からより大きな揺れを観測する懸念があります。

想定宮城県沖地震、この懸念は次第に2021年と2022年に発生した地震が想定宮城沖地震震源域に震源が近づいている為ですが、この宮城県沖地震として記録される有名なものは1978年6月14日に発生したマグニチュード7.4の地震で、ブロック塀倒壊の危険性が認識された災害であるとともに、死者28名と負傷者1325名、微弱ですが津波も観測された。

3.11東日本大震災から11年目となりますが、想定宮城県沖地震の震源はもう少し陸に近く、仙台市という大都市が危険に曝されるという。防災計画は今後も緊張感を以て維持しなければなりませんが、今回の地震では、新幹線と原子力発電所、過去の地震において相応の対策が為されたであろう重要インフラについてもまだ余地があることを突き付けています。

新幹線と原子力発電所、日本の安全神話には限界が来ているのではないかという危惧があります。JR東日本の市川副社長は、新幹線脱線について陳謝すると共に、脱線そのものを防ぐのはかなり難しいと見解を示しました。東海道新幹線は新幹線0系の時代に、ある程度は脱線事故を想定していたともいわれますが、現在の車両は地震前に停止する前提です。

テラスシステムやユレダスシステムという、初期微動を検知し本震到達前に停止するという新幹線安全技術は、気象庁の緊急地震速報システムへと応用されています。ただ、テラスシステムは1974年の大規模地震対策特別措置法を念頭とした、想定東海地震への対応するシステムであり、直下型地震に対して震源が近く間に合わない可能性が指摘されました。

東北新幹線は、しかし今回、震源が海上であり直下型ではない逆断層型地震となっていますがユレダスシステムが対応出来ない点、そして17両編成の16両が脱線するというものとなり、これもは那須塩原と盛岡駅が新幹線脱線のまま、今月中の復旧は難しいとのこと。高速道路は東北自動車道と常磐自動車道も一部不通ですがこちらは本日明日復旧見込み。

原子力発電所は運転中の原子炉については被害はありません、しかし2011年東日本大震災により損傷した福島第一原発では、燃料デブリの置かれた一号炉格納容器圧力が地震後、圧力低下が在るとのことで、放射線データやダストモニターなどの数字に廃城がなく、放射線について漏洩は確認されていませんが、東京電力は圧力低下原因究明を続けています。

深夜の地震でしたが、福島県では港湾施設のクレーンが折損崩壊、相馬市では歩道橋橋脚部分の折損、宮城県仙台市では仙台城の史跡一部が崩壊し、白石市内ではコンサートホールの天井崩落、また首都圏での通電火災など地震による被害は皆無ではありませんでした。仮に日中時間帯であれば被害が拡大した可能性もあり、僥倖と云うべきなのでしょうか。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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