榛名さんの総監部グルメ日誌
このカフェの心地よさは既視感が在ったのです。
貴重な時間を過ごすことのできる場所なのだけれども、実際には日常風景の中に溶け込んでいる故にその貴重さを気づかずに通過していることが何年も十何年も、ということは実は多いのかもしれません、たとえば通り道にある喫茶店、とか、なんてねえ。
Kyo-Machiya-Cafe,と小さく屋号を掲げているのだけれどもよく読むこともなくなにか織物か染め物関係の社屋か事務所なのだろうなあ、と通過していましたのは北野天満宮から平野神社へ向かいます参道に佇む喫茶店で、古民家改造の喫茶店の一つ、ですが。
アイスコーヒーをいただきながらおもったことは、知っている方は知っているあの喫茶店に似ている、北大路堀川にむかし在りました、汚点紫さんと。古道具の配置や店内の座り心地が似ていましてというよりも既視感がありまして、思ったことは、なつかしいなあ。
アップルシフォンケーキをいただきながら、明るい時間帯に営業していて元気なご主人のコーヒー出前サービスに忙しい様子などは汚点紫さんとは真逆なのですけれども、この、いいなあとおもう人にはひたすら居心地のよい空間という点では、これまったく同じ。
汚点紫さん、北大路機関草創期には便利に使っていましたが、いろいろありまして空白期間をへて円町に移転したということでしたがなかなかいく機会がないという先に、ご主人が残念なことになってしまいまして。この京町家カフェ、雰囲気が非常に近いのだ。
古道具に囲まれながら、そう古道具のなかにはラジオなど現役で動いていますし、しかし畳の上でちゃぶだい上に冷たいコーヒーを並べて時折啜りながら、満喫というのはこういうことをいうのだろうなあと天井を見上げ、ふと時が進むのをわすれてしまう。
北野天満宮の北門をでまして、平野神社の鳥居がすぐにもう見えているのですが、その視線を平野神社ではなく左大文字山の方角に向けますと目の前にありますのがここ京町家カフェです。街中のとりとめもない散策の際にふと立ち寄りたい、この雰囲気が好き。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
このカフェの心地よさは既視感が在ったのです。
貴重な時間を過ごすことのできる場所なのだけれども、実際には日常風景の中に溶け込んでいる故にその貴重さを気づかずに通過していることが何年も十何年も、ということは実は多いのかもしれません、たとえば通り道にある喫茶店、とか、なんてねえ。
Kyo-Machiya-Cafe,と小さく屋号を掲げているのだけれどもよく読むこともなくなにか織物か染め物関係の社屋か事務所なのだろうなあ、と通過していましたのは北野天満宮から平野神社へ向かいます参道に佇む喫茶店で、古民家改造の喫茶店の一つ、ですが。
アイスコーヒーをいただきながらおもったことは、知っている方は知っているあの喫茶店に似ている、北大路堀川にむかし在りました、汚点紫さんと。古道具の配置や店内の座り心地が似ていましてというよりも既視感がありまして、思ったことは、なつかしいなあ。
アップルシフォンケーキをいただきながら、明るい時間帯に営業していて元気なご主人のコーヒー出前サービスに忙しい様子などは汚点紫さんとは真逆なのですけれども、この、いいなあとおもう人にはひたすら居心地のよい空間という点では、これまったく同じ。
汚点紫さん、北大路機関草創期には便利に使っていましたが、いろいろありまして空白期間をへて円町に移転したということでしたがなかなかいく機会がないという先に、ご主人が残念なことになってしまいまして。この京町家カフェ、雰囲気が非常に近いのだ。
古道具に囲まれながら、そう古道具のなかにはラジオなど現役で動いていますし、しかし畳の上でちゃぶだい上に冷たいコーヒーを並べて時折啜りながら、満喫というのはこういうことをいうのだろうなあと天井を見上げ、ふと時が進むのをわすれてしまう。
北野天満宮の北門をでまして、平野神社の鳥居がすぐにもう見えているのですが、その視線を平野神社ではなく左大文字山の方角に向けますと目の前にありますのがここ京町家カフェです。街中のとりとめもない散策の際にふと立ち寄りたい、この雰囲気が好き。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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