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【京都発幕間旅情】広島電鉄800形電車,広島港駅を様々な路線で広島駅や各所に向かう路面電車

2024-03-30 07:01:11 | コラム
■広電広島港駅
 路面電車でもこんなに大きな駅になるのだなというのは毎年練習艦隊撮影の際に必ず一回は探訪した際に思うこと。

 広島電鉄800形電車、1983年から導入が開始された市内線の主力車両で、これによりそれまでの、なんとかく釣鐘を正面から見たような所謂ところのこれぞ路面電車、的な車両を置き換えていった車輛です。デビュー当時は近代的な車両として歓迎されたという。

 広島港駅にて。広島電鉄で驚いたのは、京福電鉄のようなイメージで路面電車の併用区間が多いのだろうとか、昔撮影しました今は無き名鉄の岐阜市内線とかを連想して、行ってみて高頻度運転に驚いた、ということ。冗談ぬきで電車が渋滞のように並んでやってくる。

 市電とか路面電車とかちんちん電車とかいろいろいわれるのですが、広電の高頻度運転は、もちろん行先によってはそれなりに待つ事もあるのですが、京都駅の在来線ホームのようにつぎつぎとやってくる、見ていて飽きない、見ていてこの電車に乗るんだ急げ、とね。

 路面電車というと古いイメージを持たれる方が居る層ですが、地下鉄よりも建設費用が安いので地下鉄数キロを掘削する予算で数十キロの複線路線を開業させられる、そして移動を利便性向上させられるという。もっとも、地下鉄よりも悪天候の影響が大きいのだが。

 広島の知人が、実は家を建てる事となりまして色々ななやんだ結果、多少不便だけれども市電の端っていないところが土地も手が届いたという話を聞きまして、逆に言えば市で年戦果そうでないかは同じ広島市でもだいぶんと違うのだなあ、と考えさせられたもので。

 京都市電、随分前に全廃されていますので市電の便利さといいますと嵐電なんかを思い浮かべるのですが、こう、短時間で続々と様々な方面に向けて進発している様子というのは広電でしかみないものでして、なにかこれが市内の活気というものを育てているのかなあ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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