■こだま色のE-653系
特急こだま号とは東京から大阪までその日の内に往復できる事から木霊のように帰ってくる高速度を誇示するべく名づけられたもの。
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E-653系電車国鉄塗装、国鉄塗装というよりもこの塗装は、こだま色、こだま号といえば東海道新幹線を思い浮かべる方も多く1950年代の東海道本線沿線生まれの人でも特急こだま号は知らないという事が増えていて、これはちょっと驚いている。
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151系電車が特急こだま号の車両となっていて、これはボンネット型の特急電車、E-653と何となく形状が似ていて、この車両がそのまま485系という、京阪神だとL特急雷鳥で有名な車両が使われていました、そしてこのE-653系電車の特急ひたち号も。
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ひたち号、E-653系が導入されたのは1998年なのですけれども、E-653は485系の代替という位置づけでもあり、こだま色が採用された、ということ。そしてこの塗装は東海道本線電化という重要な転換点を象徴する塗装でもあったのですね。
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東海道本線電化完了は1956年です。戦前は電化していなかった、というのも陸軍省が軍需輸送を想定し、電化した場合は空襲などにより架線破損が輸送を妨げる可能性があるとして反対したためで、それまで蒸気機関車や戦後はディーゼル機関車、気動車が。
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こだま色は、先ず電化していない区間ではブルートレインや、客車方式では、ぶどう2色という塗装が用いられ、これは蒸気機関車からの煤やばい煙で汚れる為で、気動車も同様に煤が目立たない色が求められた、が、電車特急はその心配がないということ。
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E-231系、現在では気動車さえも少数派となり、線路や架線からの錆のほうが車体を汚す原因となるのですが、これらを含めて汚れが目立たない色、というのが、こだま色だったのですね。なお、新幹線が白いのは旅客用気動車が皆無である為でもあったりするのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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特急こだま号とは東京から大阪までその日の内に往復できる事から木霊のように帰ってくる高速度を誇示するべく名づけられたもの。
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E-653系電車国鉄塗装、国鉄塗装というよりもこの塗装は、こだま色、こだま号といえば東海道新幹線を思い浮かべる方も多く1950年代の東海道本線沿線生まれの人でも特急こだま号は知らないという事が増えていて、これはちょっと驚いている。
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151系電車が特急こだま号の車両となっていて、これはボンネット型の特急電車、E-653と何となく形状が似ていて、この車両がそのまま485系という、京阪神だとL特急雷鳥で有名な車両が使われていました、そしてこのE-653系電車の特急ひたち号も。
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ひたち号、E-653系が導入されたのは1998年なのですけれども、E-653は485系の代替という位置づけでもあり、こだま色が採用された、ということ。そしてこの塗装は東海道本線電化という重要な転換点を象徴する塗装でもあったのですね。
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東海道本線電化完了は1956年です。戦前は電化していなかった、というのも陸軍省が軍需輸送を想定し、電化した場合は空襲などにより架線破損が輸送を妨げる可能性があるとして反対したためで、それまで蒸気機関車や戦後はディーゼル機関車、気動車が。
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こだま色は、先ず電化していない区間ではブルートレインや、客車方式では、ぶどう2色という塗装が用いられ、これは蒸気機関車からの煤やばい煙で汚れる為で、気動車も同様に煤が目立たない色が求められた、が、電車特急はその心配がないということ。
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E-231系、現在では気動車さえも少数派となり、線路や架線からの錆のほうが車体を汚す原因となるのですが、これらを含めて汚れが目立たない色、というのが、こだま色だったのですね。なお、新幹線が白いのは旅客用気動車が皆無である為でもあったりするのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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