■真夏の青空と見上げる満艦飾
きりしま、あさゆき、満艦飾で来場者を迎えていますが、この日の蒲郡は花火大会も予定されており電燈艦飾の準備も行われています。
きりしま、あさゆき一般公開、蒲郡埠頭11号岸壁にて執り行われたのですが、ここは工業地帯の一角に在り、駅を無料シャトルバスで10分の立地です、一般車両は立ち入り禁止であり、その為に見学者が非常に少なかった、これほど空いている艦艇広報は久しぶりだ。
あさゆき、はつゆき型護衛艦の11番艦です。昭和57年度計画として1985年10月16日に進水式を迎え1987年2月20日に竣工しました。第3護衛隊群第45護衛隊、同第7護衛隊、第2護衛隊群第2護衛隊、佐世保地方隊第23護衛隊、自衛艦隊第13護衛隊と所属は遷る。
はつゆき型護衛艦は1982年に一番艦はつゆき建造から8年間で12隻が量産されました。満載排水量は4000tで後期艦は4200t、護衛艦隊にシステム艦という概念を普及させ、海上自衛隊護衛艦隊を一挙に近代化させましたが、昨今年々老朽化により除籍が続いています。
ヘリコプター飛行甲板下の順路を往く。実はこの護衛艦はつゆき型、観艦式や体験航海では大当たりと云われる護衛艦です、こういうのも其処此処に屋根や日除けとなる構造物があり、雨天も濡れず炎天下でも日焼けを避けられる、昨今ステルス艦ではそうはいかない。
シースパロー艦対空ミサイル、射程18kmと長くはありませんが艦砲か貴重なターター艦に依存していた防空をミサイルによる個艦防空へ発展させました、FSC-2により迅速な射撃指揮が可能となっています。戦術情報処理を行うFSC-2が本型をシステム艦としている。
ハープーン艦対艦ミサイル、驚くべきことに海上自衛隊ではこのハープーンミサイルの配備が開始された1980年代初頭まで、艦砲が対水上戦闘の主軸でした。日本本土やシーレーンへの脅威が少なかった為ですが脅威増大を受け、その艦艇装備化が一気に進みました。
アスロック対潜ロケット、Mk.112アスロックランチャー。潜水艦をソナーで発見した際にその直上まで短魚雷を亜音速で一挙に投射する対潜戦闘の主軸です。米海軍で開発されると共に自衛隊は対潜戦闘重視の姿勢から導入を望み、1962年より配備を開始しています。
艦砲、OTOメララ社製62口径76mm単装砲はイタリアが世界に誇る軽量艦砲で毎分100発の連射速度と射程18kmを誇ります。日本製鋼所によりライセンス生産されているもので、海上自衛隊は、はつゆき型始め多数の護衛艦やミサイル艇、掃海母艦にも搭載した。
艦橋基部にアスロック弾庫扉が。はつゆき型は、対空対水上対潜各種誘導弾と哨戒ヘリコプターを搭載したオールガスタービン推進方式のシステム艦で、この配備が海上自衛隊を世界屈指の対潜偏重装備体系から総合力へ発展させたものです。そして世代交代が進む。
はつゆき、しらゆき、みねゆき、さわゆき、はまゆき、いそゆき、はるゆき、やまゆき、まつゆき、せとゆき、あさゆき、しまゆき、が建造、しかし2010年以降用途廃止がはじまり、練習艦転用も進み、練習艦と護衛艦を合せ、現役に残るのは5隻となっています。
艦艇広報では併せてF-15戦闘機の飛行展示も行われ、竹島桟橋では輸送艇2号が展示、そしてこの日の夜は電燈艦飾と花火大会が行われています。実は土曜日と日曜日に一般公開が予定されましたが、土曜日は台風六号本土上陸を受け全ての公開が中止となっています。
満艦飾の護衛艦きりしま、埠頭一杯に接岸。蒲郡港へイージス艦が入港したのは初なのですが、多くの来場者を迎える為の待機列や出店の設定は、しかし台風効果なのかそれ程来場者が集まらなかった事、そしてジェットスキーやヨットのマナーの悪さが残念でしたね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
きりしま、あさゆき、満艦飾で来場者を迎えていますが、この日の蒲郡は花火大会も予定されており電燈艦飾の準備も行われています。
きりしま、あさゆき一般公開、蒲郡埠頭11号岸壁にて執り行われたのですが、ここは工業地帯の一角に在り、駅を無料シャトルバスで10分の立地です、一般車両は立ち入り禁止であり、その為に見学者が非常に少なかった、これほど空いている艦艇広報は久しぶりだ。
あさゆき、はつゆき型護衛艦の11番艦です。昭和57年度計画として1985年10月16日に進水式を迎え1987年2月20日に竣工しました。第3護衛隊群第45護衛隊、同第7護衛隊、第2護衛隊群第2護衛隊、佐世保地方隊第23護衛隊、自衛艦隊第13護衛隊と所属は遷る。
はつゆき型護衛艦は1982年に一番艦はつゆき建造から8年間で12隻が量産されました。満載排水量は4000tで後期艦は4200t、護衛艦隊にシステム艦という概念を普及させ、海上自衛隊護衛艦隊を一挙に近代化させましたが、昨今年々老朽化により除籍が続いています。
ヘリコプター飛行甲板下の順路を往く。実はこの護衛艦はつゆき型、観艦式や体験航海では大当たりと云われる護衛艦です、こういうのも其処此処に屋根や日除けとなる構造物があり、雨天も濡れず炎天下でも日焼けを避けられる、昨今ステルス艦ではそうはいかない。
シースパロー艦対空ミサイル、射程18kmと長くはありませんが艦砲か貴重なターター艦に依存していた防空をミサイルによる個艦防空へ発展させました、FSC-2により迅速な射撃指揮が可能となっています。戦術情報処理を行うFSC-2が本型をシステム艦としている。
ハープーン艦対艦ミサイル、驚くべきことに海上自衛隊ではこのハープーンミサイルの配備が開始された1980年代初頭まで、艦砲が対水上戦闘の主軸でした。日本本土やシーレーンへの脅威が少なかった為ですが脅威増大を受け、その艦艇装備化が一気に進みました。
アスロック対潜ロケット、Mk.112アスロックランチャー。潜水艦をソナーで発見した際にその直上まで短魚雷を亜音速で一挙に投射する対潜戦闘の主軸です。米海軍で開発されると共に自衛隊は対潜戦闘重視の姿勢から導入を望み、1962年より配備を開始しています。
艦砲、OTOメララ社製62口径76mm単装砲はイタリアが世界に誇る軽量艦砲で毎分100発の連射速度と射程18kmを誇ります。日本製鋼所によりライセンス生産されているもので、海上自衛隊は、はつゆき型始め多数の護衛艦やミサイル艇、掃海母艦にも搭載した。
艦橋基部にアスロック弾庫扉が。はつゆき型は、対空対水上対潜各種誘導弾と哨戒ヘリコプターを搭載したオールガスタービン推進方式のシステム艦で、この配備が海上自衛隊を世界屈指の対潜偏重装備体系から総合力へ発展させたものです。そして世代交代が進む。
はつゆき、しらゆき、みねゆき、さわゆき、はまゆき、いそゆき、はるゆき、やまゆき、まつゆき、せとゆき、あさゆき、しまゆき、が建造、しかし2010年以降用途廃止がはじまり、練習艦転用も進み、練習艦と護衛艦を合せ、現役に残るのは5隻となっています。
艦艇広報では併せてF-15戦闘機の飛行展示も行われ、竹島桟橋では輸送艇2号が展示、そしてこの日の夜は電燈艦飾と花火大会が行われています。実は土曜日と日曜日に一般公開が予定されましたが、土曜日は台風六号本土上陸を受け全ての公開が中止となっています。
満艦飾の護衛艦きりしま、埠頭一杯に接岸。蒲郡港へイージス艦が入港したのは初なのですが、多くの来場者を迎える為の待機列や出店の設定は、しかし台風効果なのかそれ程来場者が集まらなかった事、そしてジェットスキーやヨットのマナーの悪さが残念でしたね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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