■邦人救出体験
アフリカや中央アジアと中東の紛争地域へ自衛隊機が邦人輸送任務へ派遣される実例が既にでています。
みなさん落ち着いてください!、早く逃げないと乗せてくれ!、落ち着いて番号順に、次の輸送機は必ず来ます!、おかあさんはどこっ!、子供が子供がおらんのやっ!、敵襲対戦車戦闘用意っ!、パンツァーファウストを持って集合っ!。という騒ぎはない。
小牧基地航空祭、C-130H輸送機による邦人救出任務体験、これは飛行展示がほぼ完了したところにて開始されていまして、いや、航空祭開門と同時に体験手続きが先着順で行われていまして、ここに居の一番に駆け付けるところからある種、状況開始で。
C-130H輸送機、続々と動き出していますが、開門と同時に我先にと走ってゆきまして、その先で限られた数の体験受付で参加証を確保するまでが、いわば、紛争地で取り残される焦燥感を丸ごと体験できる、といってみるのも、言い過ぎではないでしょう。
邦人救出任務体験、89式小銃のエアガンで武装して武装勢力を打ち負かす体験型イベント、ではなく、単に参加するのは助けられる側、となっています。助ける側をやりたい方は、31歳までの方は地方協力本部へ、それ以上の方は予備自衛官補の要綱を。
基地内を紛争地に見立てて、という状況なのですけれども、これ、真面目に撮影していますと、これまでは邦人救出訓練のなかなかみられないという状況を見せてもらったこともあるのですけれども、一般の方が多数参加しているだけありまして、臨場感が。
航空祭の展示の一環、それは分かっているのですが、この数年間、自衛隊に邦人救出に関する輸送命令が発令される事がある程度実際に発生しています、そしてそれは場合によっては、レバノンやイスラエルやイランで、いままさに起こる可能性さえ。
実任務、この話題をあらかじめ文章として作成して、掲載前に実際に起こってしまう、という事も考えられるわけですので、その現実感が、写真を撮影している側にも臨場感、恐らく実際の状況に報道で入るならばこういう工事になるのだろうなあ、と考えて。
滑走路まで行かずに誘導路を一周して戻って来るだけ、と言われればそれだけなのですが、航空自衛隊としては、というよりもこの第1輸送航空隊、不特定多数の集団を対象として輸送機に誘導し、安全に乗せて、そして戻ってきて降ろす一連を訓練している。
体験搭乗でもこれだけの数のC-130Hを動員する事はないでしょうし、これ、自衛隊としても経験といいますか訓練になんているのだろうなあ、と考えるのです。すると、次回同様の試みの際にはてまえに、軽装甲機動車を警備部隊としておいてほしいなあ。
実戦、と言った方が実任務よりも通りが良いのでしょうか、自衛隊は国際紛争における戦闘、という意味での実戦は経験していませんし、自衛隊法に基づく防衛出動命令も発令されたことはありません、ただ、その可能性と蓋然性は年々、現実味を帯びて。
延々と続く邦人救出任務体験、G3Xの超望遠ズーム機能を駆使しますと、望遠の圧縮効果で迫力ある構図となってくれるのですが、これが一種のアトラクション的なかたちで楽しめるというのは、今現在の日本が平和なのだからだよなあ、とかみしめるのだ。
C-2輸送機を背後にC-130H輸送機、さてさて、丁度よい頃合いでしたのでこのあたりにて航空祭は撤収する事としました。飛行展示の規模は兎も角、こう、工夫された展示が多いというのは感心しつつ、飛行展示の規模の背景と能登半島地震を思い出しました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
アフリカや中央アジアと中東の紛争地域へ自衛隊機が邦人輸送任務へ派遣される実例が既にでています。
みなさん落ち着いてください!、早く逃げないと乗せてくれ!、落ち着いて番号順に、次の輸送機は必ず来ます!、おかあさんはどこっ!、子供が子供がおらんのやっ!、敵襲対戦車戦闘用意っ!、パンツァーファウストを持って集合っ!。という騒ぎはない。
小牧基地航空祭、C-130H輸送機による邦人救出任務体験、これは飛行展示がほぼ完了したところにて開始されていまして、いや、航空祭開門と同時に体験手続きが先着順で行われていまして、ここに居の一番に駆け付けるところからある種、状況開始で。
C-130H輸送機、続々と動き出していますが、開門と同時に我先にと走ってゆきまして、その先で限られた数の体験受付で参加証を確保するまでが、いわば、紛争地で取り残される焦燥感を丸ごと体験できる、といってみるのも、言い過ぎではないでしょう。
邦人救出任務体験、89式小銃のエアガンで武装して武装勢力を打ち負かす体験型イベント、ではなく、単に参加するのは助けられる側、となっています。助ける側をやりたい方は、31歳までの方は地方協力本部へ、それ以上の方は予備自衛官補の要綱を。
基地内を紛争地に見立てて、という状況なのですけれども、これ、真面目に撮影していますと、これまでは邦人救出訓練のなかなかみられないという状況を見せてもらったこともあるのですけれども、一般の方が多数参加しているだけありまして、臨場感が。
航空祭の展示の一環、それは分かっているのですが、この数年間、自衛隊に邦人救出に関する輸送命令が発令される事がある程度実際に発生しています、そしてそれは場合によっては、レバノンやイスラエルやイランで、いままさに起こる可能性さえ。
実任務、この話題をあらかじめ文章として作成して、掲載前に実際に起こってしまう、という事も考えられるわけですので、その現実感が、写真を撮影している側にも臨場感、恐らく実際の状況に報道で入るならばこういう工事になるのだろうなあ、と考えて。
滑走路まで行かずに誘導路を一周して戻って来るだけ、と言われればそれだけなのですが、航空自衛隊としては、というよりもこの第1輸送航空隊、不特定多数の集団を対象として輸送機に誘導し、安全に乗せて、そして戻ってきて降ろす一連を訓練している。
体験搭乗でもこれだけの数のC-130Hを動員する事はないでしょうし、これ、自衛隊としても経験といいますか訓練になんているのだろうなあ、と考えるのです。すると、次回同様の試みの際にはてまえに、軽装甲機動車を警備部隊としておいてほしいなあ。
実戦、と言った方が実任務よりも通りが良いのでしょうか、自衛隊は国際紛争における戦闘、という意味での実戦は経験していませんし、自衛隊法に基づく防衛出動命令も発令されたことはありません、ただ、その可能性と蓋然性は年々、現実味を帯びて。
延々と続く邦人救出任務体験、G3Xの超望遠ズーム機能を駆使しますと、望遠の圧縮効果で迫力ある構図となってくれるのですが、これが一種のアトラクション的なかたちで楽しめるというのは、今現在の日本が平和なのだからだよなあ、とかみしめるのだ。
C-2輸送機を背後にC-130H輸送機、さてさて、丁度よい頃合いでしたのでこのあたりにて航空祭は撤収する事としました。飛行展示の規模は兎も角、こう、工夫された展示が多いというのは感心しつつ、飛行展示の規模の背景と能登半島地震を思い出しました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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