明るく生きようと思っても、人間関係でとてもじゃないが明るく生きられないという経験をされている方は多いようだ。
気が合う人と思って近づいたのは良いが、些細なことで全然捉え方が違い、それがもとで関係が悪化したり、双方が考えもしなかった結末を迎えたりする。
日本もだんだん個性とか多様性などが当たり前になってきたが、かつて私が海外関係の仕事をしていたときは、外国の人の個性の豊かさに驚いたものだ。そのころは日本人は何か没個性的で自分を主張することは少なかったこともあろう。
しかし20年くらい前からU先生について生き甲斐の心理学を学ぶようになり、深層心理学的には「自分以外の他人は驚きの対象」ということを学んできた。確かに極めて似た環境で育ったとしても、生育史は個々で全く違う。従って、例えば何でもよいがある対象について、どういう印象を持つかというと、各自バラバラ、まさに「自分以外の他人は驚きの対象」ということを学ぶ。
こうしたことを勉強していくと、少し変わってくることがある。他者の意見などに簡単に賛同するのではなく、他者の意見を背景と共により深く理解するようになることだ。それは、賛同とは違いその方の立場だったら、そういう意見を言われるのも分かる。そんな理解のしかただ。しかし、賛同と誤解されることもあるので注意が必要。
このほかにも「自分以外の他人は驚きの対象」を意識していくと見方が変わっていくことが少なくない。多様性とか個性の美とか、新たな価値も光と影のように見えてくるようだ。
写真は何年か前の今頃の写真。今年の大寒は厳しくおまけにオミクロン。早く皆でわいわい個性の美を楽しむ、春になってほしい。
4/10 明るく生きるとは
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