社会的にも問題になるようなことをして大きな罪悪感を抱くということもあると思うが、今日は、日常の中でちょっとしたことで抱く小さな罪悪感(不安感)について考えている。
家族で一緒にお出かけしたりして楽しむときに、一緒に行けなかった大事な人のことを思い、ちょっとしたお土産を買ったりする。家や職場などで、少し言い過ぎて、あとで小さな罪悪感を抱く。そして、少し癪だけど謝罪をしたり優しい言葉をかけたりする。
大事な人なのに、あるときは意見がぶつかって憎しみをいだくこともある。感情は正直であるのでそれ自体は悪くないと思う(行動の段階で問題が起こるのだと思う)。そして、こうした時に、いろいろ感情的な抵抗はあるものの、自分を高所から俯瞰して軌道修正の行動を自発的に行う。
こうした小さな罪悪感や後悔、不安感をポジティブな方向に使うことは、特にエリクソンの自己目的性、自発性、罪悪感の関係を知らなくても、多くの方が日常的に行っていることだと思う。もちろん理論を知って身につけていたら、より良いかもしれないが。そして、不安感や怒りからこころの平安を取り戻す。
こうした、小さな罪悪感をはじめとする感情の流れは、大げさに考えるべきものでもないかもしれないが、今の世の中は感情は無視され、理性偏重のところがある。それゆえ、こうした流れが形式化しがちであり、さらに形式化したものを排除したりしより変な方向に向かうことも。
あるいは、ちょっとした応用問題の場面で、小さな罪悪感や不安感を無視したばかりに、人間関係がへんになっていくこともあるように思う。小さな罪悪感とか後悔は、平和な世界を築くのに大切だと思う。
もう一つ、ピンポンゲームのような感情の流れの中で、感謝という感情生活を意識にすることは大事だと思う。感謝は不思議なもので人を柔軟にしてくれる。
夢を育む 4/10
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森 裕行 | |
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おはようございます。お返事が遅くなりました。この小さな罪悪感のことはU先生の15章(ブログ)に出ていた内容ですが、罪悪感という意味を深める意味で私にとって感動的出会いでした。このところ、この意味を深めて行っています。コメントいただき感謝しています。