この写真は、万華鏡の映像を携帯で撮ったものである。
撮った写真を、パソコンで色や明るさを調整していると、花火のような画像になった。明日からは9月で夏も終りであるが、今年は地元の花火大会に行けなかったことが心のこりで、こんな画像を無意識に求めていたのかもしれない。
花火と言えば・・・30、40歳台のころは、家のマンションが河川敷から近く、自宅が絶好の花火観賞スポットであった。近隣の人たちと楽しく観覧場所を設営し、皆で花火を楽しんだ。
夏の花火大会は、想えば心地よい五感全開での楽しみだ。肌を涼風がかすめ、素晴らしい光、腹までずしりと来る音響。冷たいビールを飲み、楽しい会話と明るい感情を楽しむ。
夏の花火大会は、この世にあって、天国を垣間見る瞬間かもしれない。
ゲーテだったか、人生(ゲーテは70歳以上だっただろうか)で明るい感情を全部集めても4週間程度だったとのことであったが、自分にとっての花火大会もその分類に確実に入るだろう(4週間はちょっと淋しいので、増やしたいが・・・)。
花火大会だけではないが、日常の中にちょっとした、天国を垣間見る時間をつくり。それを感謝しつつ(他者肯定、自者肯定で)楽しむのは、こころの健康にとっても素晴らしく良いようだ。
<今更人に聴けない「生き甲斐の心理学」 6/12>
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