イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

続・パソコン・クラッシュのショックから立ち直る!(背中を軽く押す人 6/10)

2013-02-28 | 第十章「今ここでの恩寵」

 思いがけないパソコン・クラッシュからの湧き起る感情への対応を前回報告させていただいたが、昨日はもう十年近く通っているU先生の某所勉強会に参加させていただいた。

 この勉強会では実に深いところを学ばせていただいている。心理学の勉強会は、どんな感情が湧いても、それを正直に語ることができる何かがあるかが大事だ。昨日の勉強会には、それが満ちていた。その何かは、気障な言い方かもしれないが、愛とゆるしである。心理学用語だと受容ということかもしれない。

 さて、パソコン・クラッシュの時に湧き起った感情。これと対話をするためにも、この受容が大事だと思う。人それぞれ、受容の仕方があると思うが、私はカトリック信徒なので、私を愛する神の存在を信じ、聖パウロの人の体は神の神殿という思想を信じている。そして、その思想を深めることにより、自分の様々な湧き起る感情に怯えることが少なってきているように思う。

 今回のトラブルでも、奈落の底に引き込まれそうな錯乱感、後悔をはじめとする自責感、魂からの不安感、などがあったようだ。良く考えると、その感情の多くは自分の生育史に根ざしているようだ。奈落の底に引き込まれそうな錯乱感はかなり原初的で、0-2才のころの生育史と関係が深いかもしれない。母に私の0-2歳ころの自分や母の心配ごとなどを訊いたり、生まれたころの世相を調べたりすると、当時の雰囲気が何か影響を与えているような気になる(私は1951年生まれだが)。

 自責の感情は、実は良く分からないが自分の防衛機制(合理化とか・・)から逆算すると、ちょっと気になる。魂からの不安とも繋がっているかもしれない。

 湧き起る暗い感情。考えていくと、一時的なパソコン・クラッシュという表面的な体験だけでなく、その奥にある何か深いものと関連してくるようだ。自己実現ということがあるが、①私は何のために生きているのか?②生き甲斐は何か?③自分の魂、心(生育史)、身体を大事にしているか。この三つの切り口を思い浮かべてしまう。

背中を軽く押す人 6/10

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パソコン・クラッシュのショックから立ち直る!(背中を軽く押す人 5/10)

2013-02-26 | 第十章「今ここでの恩寵」

 一昨日の深夜にパソコンが故障してしまった。どういうわけか、昨年の春、一昨年の冬と毎年ように続く。ノートパソコンが2台あるので、そのためかもしれないが。

 しかし、故障はどういうわけか突然であり、それも思いもかけない時に発生することもあって、ちょっとしたショックに陥る。去年は、パソコン本体とバックアップのディスクが両方壊れ、大変な目にあった。

 今回は、年度末なので忙しめの仕事と旅行もあり、その影響への不安。修理費等の費用負担の不安。何となく自分を責めたりする漠然とした不安・・・がかかるようだ。

 しかし2日たち、私はU先生の「生き甲斐の心理学」を勉強しているので、こうしたストレスから何とか無事に立ち直ることができたようだ。

 通常はカウンセリングがよいのだが、こうしたときは自問自答でも立ち直ることができる。

 今回はフォーカシングを意識した。

 まず寝る前とか、風呂に入った時とかのんびりできる状態のときに、自分のこころの不安感を恐れず味わってみる。そして、その不安感は、自分の理想と自分の現状把握のギャップから生じていると考え、どんな理想やどんな現状かをのんびり考え、考え方を点検するのだ。

 今回は、仕事が迫っているのにどうしようとか、来週の旅行をどうしようかとか、さまざまな不安が混然一体になっているのに気付いた。

 どうも、嫌な時期に不運が突然やってきたと、どそんな風に無意識でとらえているところがあったようだ。しかし、落ち着いて考えてみるうちに、不幸中の幸いも沢山あったと気付いてきた。考え方をいろいろ切り替えてみて、自分で考え方からくる不安を調べるのだ。

 旅行ではパソコンを使わない予定なのでで幸い・・・とか。バックアップを念入りにしているので幸い・・とか。ホットなデータはDropboxにキープしていて幸い・・・とか。修繕費も確かに痛いが車の事故より良い・・・とか。PCでメールが使えなくても、スマホがあるさ・・・とか。である。

 こうして、考え方を少しずつ変えていくと、ふと漠とした不安感が消える瞬間にであう。まさに、体験の解釈が世界を変えていくのだ。

 実際は、フォーカシングでは、不安感を特定し、最悪の時、最善の時などを思いめぐらし、不安感の処理をしていくが、大筋は今回自分がやってきたことと変わりがないと思う。

 さらに、仕上げは、のんびりとベランダのジャーマン・アイリスを眺めたり、昨日は月や惑星の写真を撮ったり、やさしく五感を癒してくれる自然に触れるのは嬉しい。

 これは木星のようです。

 背中を軽く押す人 5/10

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冬の満月はちょっと怖かったり暖かかったり!(背中を軽く押す人 4/10)

2013-02-25 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨日は月に魅せられ、ちょっと狂おしいた一日であった。

 月は日本人にとって、ウサギの餅つきとか、かぐや姫の明るいイメージが強く、西欧のように月を狂おしく思うことは少ないかな、とかって考えていたが。昨日は遠野物語の読書会があり、冬の満月(小正月など)の風習や怖い話などが気になっていた(遠野物語102から105)。

 冬の十五夜の夜更けは雪女や山の神も出てきそうだ。もちろん福の神も出たりの楽しみ、一年の満月の日を占ったり、鏡餅を作ったりの楽しく、怖い不思議な日なのだ。日本人の月のイメージがどっさり。

 冬の夜の月は高度が高く、昨晩も11時ころに見たが満月が天頂近くにあった。

 蕪村の句に有名な次の句がある。

 月天心貧しき町を通りけり

 都会は、一昨年の3.11ころと違い、また明るくなってしまって月の実感を得るには遠くなった。しかし、冬の満月のイメージは今も昔も変わらない気がする。

 昨晩は実は、大ハプニングがあった。パソコンに向かっていたら衝撃のパソコン故障。ただ、この2-3年パソコントラブルに定期的?に遭遇しているので、蕪村の俳句でちょっと気を取り直し落ち着きをとりもどした。

 寒い夜中の月を、暖かいSomething Greatの息吹を感じる。

因みに写真の月は、12月ごろ。昨日の月はパソコンが壊れアップできませんでした。悪しからず。

 背中を軽く押す人 4/10

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Shareやイイネを大事にしよぅ!(背中を軽く押す人 3/10)

2013-02-24 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨日は目白の東京カテドラルに久しぶりに行った。素晴らしい天気でマリア聖堂が輝いているようだった。そして、所属するカトリック高幡教会のホームページ委員の一人としてインターネットセミナーに参加した。

 Facebookが大きなテーマであったが、印象的だったのはShare!(分かち合う)かなと思った。自分が大切だと思う情報を知人にShareする。そして、それに感謝しイイネする。このプロセスが大事なんだと。

 このShare, 「生き甲斐の心理学」で考えてみても、感謝・満足の領域を大事にするという理論にかなっている。

 カール・ロジャースの治療目的の立て方で、理想と現実のギャップ(悩み)をどう解決するかを扱う。そのときに、注目するのが第一領域・感謝と満足の領域だ。そして、この考えを援用すると、心を健全に保つには感謝と満足を忘れないようにするという、なにげないことになる。

 自分のことを振り返っても、ガツガツと自分の目標ばかり考え感謝を忘れているときは、意外に不健全で事もうまく事が運ばない。逆に、厳しい中でも感謝・満足を意識していた時は、心が健全で、事態も好転したりする。

 Shareやイイネを大事にしなければ!そんなことを、考えつつ昨日は終了。

 背中を軽く押す人 3/10

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軽く背中を押された原点!(背中を軽く押す人 2/10)

2013-02-23 | 第十章「今ここでの恩寵」

 ブログを始めて7年がたつ。ほぼ毎日、計算すると今日で2307回目となっている。何でこうなってしまったかと、今日は考えている。恐らく14年前には想像もしていなかった。

 U先生と「生き甲斐の心理学」の出会いもあると思うが、やはり、それ以前に自分の原点となる体験があったからだと思う。それを、心理学的に研究したり分析もしてみたことがあるが、理論はどこか虚しいと感じる。自分にとって真実の体験だからだ。以前に書いたことがあるので、次を参照していただければ嬉しい。

 Something Greatと出会う日

 私の大切な背中を押される経験だ。

 背中を軽く押す人 2/10

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