イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

見えないものを大事にする文化!(番外編3)

2010-10-31 | 旅・雑記帳
今父の郷里の広島県の竹原に来ている。

午前中は久しぶりに父の墓参りをした。青空を久しぶりにみて、一人で静かに祈る。

実に豊かな魂との交流の時であった。

お金や名誉も大事かもしれないが、日本文化は目に見えないものを、とても大切にする文化ではないだろうか。

番外編3

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聖なる世界に入る意味!(番外編2)

2010-10-30 | 旅・雑記帳
関西に今います。一昨日になってしまいましたが、清荒神に参拝しました。お店が沢山ある参道を通り、祓禊橋を渡ると清荒神。凛とする体感です。平安時代からのこころの遺産だと感じました。

しかし、汚れと禊ぎの文化は自分の中にいきずいていますね。そんなことを再確認できました。

感謝の参拝でした。

番外編2

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セイタカアワダチソウは元気!(番外編1)

2010-10-29 | 旅・雑記帳
 11月29日から12月2日まで、泊まりがけの勉強会等に出席していますので、残念、ながら一連のブログを掲載できません。その代わり、思いつくまま楽しい記事を掲載しますので、ご了承ください。

 さて、この季節(秋も殆どなく冬かな、と思えるほど不安定でもありますが)、セイタカアワダチソウが私の家の周りや河原に繁茂している。ススキや月見草のように、祖父母の時代からの伝統的?草花が、どうもセイタカアワダチソウに苦戦しているようだ。

 以前は、ブタクサのように思われ、花粉をバラまくのでは言われ、憎まれた(今でも誤解されているようでもある)。

 あるいは、生態に悪影響を与える帰化植物と言われ、評判がここひとつだ。

 しかし、この花の少ない季節に、黄色に逞しく咲くセイタカアワダチソウは、じっくり見ていると、なかなか良いのだ。また、良く見ていると、花の周りにはいろいろな昆虫がむらがる。なんとセイタカアワダチソウは風媒花ではなく、虫媒花なのである(因みに花粉は重く風で飛ばないので花粉症とは関係ない)。

 先日、ある茶会で、風流にも花瓶にこのセイタカアワダチソウがさされていた。もう、日本にも季節の花として、定着しつつあるのかもしれない。

 自然もいろいろ移り変わる。でも、この植物が繁茂する地表50センチの土は、長年モグラなどの役獣が生き延びていた肥沃な土地だった。日本の生物多様性はどうなるか不安が残るが・・・
 
 何とも言えない中、セイタカアワダチソウは今日も美しい花をそよがせている。

番外編(12/2まで)1

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良質の愛の傾聴を受ける!(愛の傾聴 3/10)

2010-10-28 | 第三章「無意識の世界」
傾聴を成り立たせるためには、幾つかのポイントがあるが、今回は初めて自分が傾聴をしてもらった経験を述べてみたい。傾聴の体験談はあるようで、意外と少ないからである。

 その時の傾聴は、日本ではとても有名なフォーカシングという手法を使っていた。これは、余り人に話したくない問題でも、詳細を話すことなく進められる傾聴(カウンセリング手法といったほうが良いかもしれないが)で、優れた方法であると思う。自問自答(一人でも)で出来る方法でもあり、人に向き不向きはあるが(何でもそうであるが不向きな人もいるので、その時はやめる)、とてもお薦めである。

 始めての体験は、春の日差しが暖かい、U研究所のカウンセリング勉強会の会場であった。すでに充分親しくなった方ばかりで、サラリーマン生活の中でオアシスのようであった。その時、とても貴重な体験ができた。それから10年近く経った今でも、深い感動をもって思い出すことができる。印象は次のようであった。

1.傾聴者(カウンセラー役、リスナー役・・いろいろな言い方があるが)は優しい支援者。自分が何を言っても良いという雰囲気。

2.傾聴者は、自分がゆっくり考え、言葉を選び話す為に間を大切にしてくれた。愛とは何かを知っているひとなのだろう。

3.自分の問題は、自分でも解決できない問題であり、その問題に一緒に取り組んでくれたと思う。

4.フォーカシングなので、言いたくないことを言わなくてよい。ただ、何を言っても受け入れてくれそうであった。

5.自分の感情の詳細を理解してもらった。また、自分の感情を真面目に考えたのは、初めてであった。世の中では、悩みや問題は本人の思考と行動に興味を集中しがちだが、感情という側面をとても大切にしてくれた。また、悩み解決の中に占める感情の大きさが如何に大きいかが判った。

6.傾聴者は自分のことを大切にしてくれた。

7.当時、自分の持っていた悩みは結構大きかったが、それに対する回答が自分の中から湧き出してきたようであった。なにが邪魔していたか・・・恐らく、抑圧や知性化などの防衛機制であろう。

傾聴とはどんなものか、特に体験者の側からみて記した。

最後に、当時傾聴していただいたKさんに、こころよりお礼を述べたい。

(写真は、多摩動物園の水牛。ちょっと人気がないようで、ひっそりとしたところに居ましたが、とても存在感がありました。セイタカアワダチソウが静かに傾聴しているのかな?)

愛の傾聴者 3/10

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話しやすい人、傾聴者は同じようなもの?(愛の傾聴 2/10)

2010-10-26 | 第三章「無意識の世界」
家族や学校、職場・・・人にはいろいろな場面がある。私も、いろいろな立場、場面に置かれた経験もある。

 そんな中で、この人なら、自分のことを打ち明けられる。そんな人もいれば、そうでない人も当然いる。勿論、同じ人でも、時と場所など状況が変われば、それも変わるかもしれない。

 自分との利害関係、親子関係、上司部下の関係などいろいろあり、それに応じて、いくら話しやすいとはいえ、話しにくいテーマもあることも事実である。

 とはいえ、話しやすい人はいる。何故話しやすいか。時間がある時に、自分のケースをじっくり考えてみると良い。同志とかサークルの仲間とか、自分と共有するなにかを持っていることもある。その方が、優しいとか、何か話をするうえで、自分を促してくれるような能力とかを持っていることもあるだろう。

 何か、魂と魂の交流といった、とても深いところで通じているようなケースもあるかもしれない。

 さて、傾聴とは何だろうか。傾聴は、話しやすい何かを実際に努力して行うものである。実際にやってみると、普段と違う集中の仕方をするので、結構疲れる。50分が限界とも言われる。

 一般に次の5点が傾聴をするうえで重要なこととされている。

 無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意

 話しやすい人と、傾聴するひとは似ているようで、ちょっと違う気もしませんか?そうです。傾聴をする人は確かにちょっと違うのです。それは、ひょっとしたら無意識の領域にある、自分の問題の回答を引き出すことに関係しているからかもしれません。

愛の傾聴者 2/10

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