この2-3日、私にとって大きな買い物をするため、営業の方数人とコンタクトをした。そして、昨晩目的を果たしたのだが、その中でこの世の競争という現実を久しぶりに目の当たりにした。こうした競争は参加者の才知と労苦が基盤だが、それは何なのだろうと思わず考えてしまう。空しいといえば空しいものだが(顧客にとっても売り手にとっても)、生きるためには必要なことなのだ。
さて、今朝も愛について考えているが、世の中には「愛し愛される」こと、がわからない・・・そういった悩みを持つ人がいる。厳しい社会の中(競争社会・・・)では、そんなことはきちっと教えてくれることもなく、時には一線を越えてギリシャ神話のナルシスのようになってしまう人もいる。そういう人にかかわると、身体を無くしこだまになってしまったエコーのような悲劇もでてくる。
このところ、論文を書いたりし浮世離れしていた分、自分の現実を見る眼が曇り、自分の現実と理想がほんの少し混濁していたかなと、反省するところがある。ちょっと変な自己尊大感。これは、どこかで劣等感が潜在している中での傾向で、人から見れば変なのであるが・・・気が付かないこともよくあるようだ。注意せねば。
愛の心理学 8/10