快晴に恵まれた昨日、同年代の会のオフ会で、鎌倉を訪れた。同年代の会は、ミクシーで設立した会で、もう5年近くなる。全国、全世界に散らばる?1951年生まれの会である。
人が身体とこころ(成育史)と魂から成り立つとすると、同年代は身体とこころに大きな共通点をもつ、兄弟姉妹のようである。お互いにコミュニケーションをするうえで、身体とこころ(成育史)のバリア(差)は小さい。集まると、昔からの友のように意気投合してしまう(そんな理屈も意味がないかもしれないが)。魂レベルでの交流にすぐになってしまうのだろうか?
昨日は、午前中は鎌倉の瑞泉寺、鶴岡八幡宮、昼は素晴らしい懐石料理を楽しみ、そして東慶寺の梅を愛でてお開きとなった。
瑞泉寺は、夢想国師の作った鎌倉時代の庭園で、何と鎌倉で唯一の鎌倉時代の庭園とお寺の説明書きにあった。天女洞など、本当に天国で天女が出てくるような気配を感じてしまった。福寿草や梅が綺麗で、水仙の香も・・・
鶴岡八幡宮は、本宮への急な階段の前の舞殿で、結婚式の真っ最中であった。舞殿がこのように使われるのかと感動。外国人と一緒に思わず写真まで撮ってしまう。大銀杏は残念ながら、御存じのとおり根元から倒れたが、根が生きていて新芽が出て、今は冬で葉は落ちていたが健在のようであった。目出度い一時だった。
昼は、同世代で幻董庵で懐石料理を頂く。ビールで喉をうるおし、美味しい料理を時間をかけて頂き、病気自慢、孫自慢、年金自慢の年より3自慢をいれながら楽しくお話をする(こうした3自慢はジジババくさいといって、この話題を避ける会合も知っているが、何せ新米ジジババであるので熱中する)。
ここは天国かと思うような本当に楽しい時間であった。
さて、家に帰ってから、子供達がテレビを見ていた。ラーメン屋さんの怒鳴られたりの地獄のような特訓のお話を思わず見てしまった。高いコストのマスコミの話は嘘っぽくも感じたが、まあ下界は大変じゃなと思いつつ早く床についた。実に幸せな一日であった。
でも、ちょっと(さらにか)理屈を言えば、欧米の宗教心理学などでも、この世の天国を味わうという考えがあるそうだ。夢想国師が庭を作った気持ちも、この世に天国。天国の練習だったかもしれない。
メメントモリ 9/10
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