イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人生の転換点で感情の意味を考える (夢を育む 7/10)

2019-09-29 | 第四章「愛とゆるし」

 自分で敷いたレールを走っているつもりが、いつの間にか他者の敷いたレールに引き込まれていっていたり、そうで無くても自分の目的志向性、信じるものに問題があるときなど、暗い感情を何故か抱くことがある。

 そんなとき、静かに「自分は何の為に生きているのだろうか?」、「自分の生き甲斐は何だろうか?」、「自分の魂(宗教的領域)、こころ(臨床心理学的領域)、身体(医学の領域)を大事にしているだろうか?」と考えることは重要だと思う。

 他者のために、社会のために貢献したいという基本的な志は間違っていないとしても、人は多様であり持ち味があるもので、微妙なところで自分の方向を調整する必要があるようだ。何か虚しいとか、罪悪感というか・・・そんな感情を見いだした時は目的志向性や発性のありようを考えるのに重要な時なようだ。

 「生き甲斐の心理学」を学びつつ、それを応用して何か世のためにできることを・・・そんなことを考えたのが20年くらい前なのであるが、それを福祉の世界に応用しようとしたり、教育事業に応用しようとしたり、縄文小説に応用しようとしてきたりしたようだ。あるいは、時というのもあるように思う。不思議な出会いや恩寵のようなこともある。なかなか難しい識別の問題なのだと思うが。これからも身体が弱っても死ぬまで大事にしたい考え方だと思う。

夢を育む 6/10

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他者が敷いたレールと自分で敷くレール(夢を育む 6/10)

2019-09-27 | 旅・雑記帳

 青春時代の混乱を思い出すと、親や先生が敷いたレールに従って走るということに、モヤモヤとした抵抗感というか罪悪感を感じる一方、自分の好きなことをやって敷かれたレールを外していくことへの抵抗感・罪悪感も感じていて、怒りをいろいろな方向にぶつけたりしたことを思い出す。

 特に私たちの世代では、青春時代に高校紛争や大学紛争などが吹き荒れていて、当時の学園紛争の記録本などを読むと、家庭内などでの大混乱があったと思う。私も高校時代は高校紛争がかなり激しく、それを心配した父とすれ違いつつぶつかったり、自虐的な雰囲気になったりした。

 やがて、自分で敷くレールの比重が高まり、それなりに社会人や家庭人になっていくのだが、自分の敷くレール・・・自分の道や夢と置き換えてもよいかもしれないし、時には天命という言葉が相応しいこともあろう・・・を歩まないことによる罪悪感は人生の中では貴重なシグナルだと思う。自己肯定・他者肯定への道・夢はなかなか見いだしがたいが、そういう罪悪感の働きを知って居るのと知らないのはずいぶん違うと思う。

 さて、この1-2週間のことだが、蟻の町のマリアー北原怜子さんのことをいろいろ調べたりしている。戦後にカトリックの信仰を大事にして福祉の世界で有名になった若くして夭折された方である。親のレールは薬剤師や結婚という方向を向いていたのだろうが、全く別のレールを走ったようだ。自分で敷いたレールというか天命というか。そこに至るまではどうだったのだろう。母もそうであったが、女学校のころは戦中なので愛国少女だったようだが、それからは信仰に目覚めたり、ふとしたきっかけで蟻の町に関わることになる。

 比べるのは実におこがましいが、私もマーケティングなどを職業に選び52歳までサラリーマンとして働いたものの、あるきっかけで福祉の世界に入ったり、生き甲斐の心理学の世界に入ったりし、その傍ら縄文小説を書いたりもしてきた。それが浅い自分勝ってなレールだったのか、天命だったのかはよく分からない。ただ、漠とした罪悪感を指標に自発性や目的志向性を意識することで、和解による平安感も体験できたように思う。

夢を育む 6/10

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縄文時代の10,000年。何故戦争がなかったのか?(夢を育む 5/10)

2019-09-25 | 第五章「和解と平和」

 2012年にハワイに行ったとき、一人海岸沿いを歩いていたら、米国陸軍博物館があり無料ということもあったので見学をさせていただいた。日本人の観光客が一人で入ってきたので、ちょっと怪しまれたが写真まで撮らせていただいた。米国から見ての太平洋戦争。平和な日本人も多いワイキキの喧噪から一歩入ったところにこんな場所がと不思議な思いがした。 

 さて、昨日は小さな罪悪感から、小さな平和の話をさせていただいたが、今日は個人ではなく政治も絡んだ集団といった大きなことを妄想している。日本は私が生まれる少し前には博物館で展示されていた太平洋戦争があり、その前の明治にも日清戦争や日露戦争もあり、世界の先進国と言われる国と同じように戦争をしていた。両親、祖父母、曾祖父母の時代は明治維新の内戦からいろいろな戦争と日常的に接していたのだ。

 しかし歴史を振り返ると、江戸時代も250年くらい戦争はなかったし、私の心酔している縄文時代は、殺人事件はあっても集団的な戦争はなかったというのが定説になっている。その期間はなんと10,000年以上なのである。明治以降なにが変わり、あるいは縄文時代は何で兵器などがなかったのだろうか。

 ちょっとした夫婦げんかと世界大戦を比較するのもちょっと気が引けるが、目的志向性、自発性、罪悪感、怒り、友好的感情といったキーワードで追っていくといろいろなことが見えてくる。当時の軍隊や政府は当然としても、私の母なども戦時中は軍事工場で平気で兵器をつくる勤労奉仕をしていたりする。そうした時代を生き抜くためには何が必要かも朧気ながら見えてくる。

 縄文時代の私たちの祖先が平和の時代を延々と続けたのは、何故だろう。目的志向性、自発性、罪悪感、怒り、友好的感情の中で、罪悪感から入り、自発性、目的志向性を駆使し、友好的感情に向かったように思う。自然と共生する社会は、動物や植物にすら畏敬の念を感じ、その生命を頂くことにちょっとした罪悪感を感じる時代である。その感覚が大きな戦いを防いでくれたのだろう。一方、今の世は、理論偏重、理屈偏重の目的志向性から入り、怒りを加速させ自発性を促す。それ故に、和解は遠くなるのではないか。哀しいことである。

夢を育む 5/10

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小さな罪悪感がもたらす日常の平和 (夢を育む 5/10)

2019-09-24 | 第五章「和解と平和」

 社会的にも問題になるようなことをして大きな罪悪感を抱くということもあると思うが、今日は、日常の中でちょっとしたことで抱く小さな罪悪感(不安感)について考えている。

 家族で一緒にお出かけしたりして楽しむときに、一緒に行けなかった大事な人のことを思い、ちょっとしたお土産を買ったりする。家や職場などで、少し言い過ぎて、あとで小さな罪悪感を抱く。そして、少し癪だけど謝罪をしたり優しい言葉をかけたりする。

 大事な人なのに、あるときは意見がぶつかって憎しみをいだくこともある。感情は正直であるのでそれ自体は悪くないと思う(行動の段階で問題が起こるのだと思う)。そして、こうした時に、いろいろ感情的な抵抗はあるものの、自分を高所から俯瞰して軌道修正の行動を自発的に行う。

 こうした小さな罪悪感や後悔、不安感をポジティブな方向に使うことは、特にエリクソンの自己目的性、自発性、罪悪感の関係を知らなくても、多くの方が日常的に行っていることだと思う。もちろん理論を知って身につけていたら、より良いかもしれないが。そして、不安感や怒りからこころの平安を取り戻す。

 こうした、小さな罪悪感をはじめとする感情の流れは、大げさに考えるべきものでもないかもしれないが、今の世の中は感情は無視され、理性偏重のところがある。それゆえ、こうした流れが形式化しがちであり、さらに形式化したものを排除したりしより変な方向に向かうことも。

 あるいは、ちょっとした応用問題の場面で、小さな罪悪感や不安感を無視したばかりに、人間関係がへんになっていくこともあるように思う。小さな罪悪感とか後悔は、平和な世界を築くのに大切だと思う。

 もう一つ、ピンポンゲームのような感情の流れの中で、感謝という感情生活を意識にすることは大事だと思う。感謝は不思議なもので人を柔軟にしてくれる。

夢を育む 4/10

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嫌で嫌でたまらない~からどうする? (夢を育む 4/10)

2019-09-21 | 第五章「和解と平和」

 日常の中でいろいろな人と接するが、たまに一言二言話すだけで<身体中から>怒りというか、不満を発散しているような人に出会う。対応を誤り火をつけたら何をするのか分からない。昨日のストレス曲線で言えば。不安->怒り->身体症状->ウツ->錯乱の錯乱くらいまで来てしまった状態だ。

 振り返ってみると、私でも経験がある。例えば、好きな仕事をしていれば良いのだが、時に嫌で嫌でたまらない仕事などをせざるを得ないということがある。そんな状態を数ヶ月とか続けていると、殆どの人はストレス曲線はネガティヌな方向に向かい、錯乱まで行くこともあると思う。こうした時どうするかだが、身体症状が出る前に対応するのが良いが、心理学的に言えば考え方を変えることが大きなポイントになる。

 へんな話で申し訳ないが、考え方が変わって仕事が嫌で嫌でたまらなくなるという現象も私は経験した。他人を含めいろいろ状況を変えるのは至難の業だが、自分の考え方を変えるのは比較的簡単だ。

 ここでは嫌で嫌でたまらないという負のエネルギーをどう変えるかだ。こうした場合に自発性とか目的志向性ということに眼をつけて乗りきったという事例は皆さんお持ちではないだろうか?私にもいくつか思い当たるところがある。大学に入ってから、受け身で授業に出て何となく試験を受けていたら、落第の恐れのある成績になってしまった。その時の夏休みに、あるきっかけでこれからの自分の目標のようなものを見つけ、それから必死に勉強をしだしたら、いつの間にか希望する分野に行くことができた。試験に落ちて大変なことにという錯乱感から平安感に移行した事例だ。これと同じように、つまらない仕事と感じても、次のステップの仕事として位置づけができたりすると、生活にハリが出来てうまく行き出す。2-3こうした事例を思い出す。皆様如何でしょうか? 

夢を育む 4/10

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