イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

幸福への道連れ・・・(6/10 明るく生きるとは )

2022-01-30 | 第八章「魂と聖霊」

自分の人生を考えると、ある時から自分の幸福への道が定まり、方向性が見えてくる。そして、着実に歩をすすめていくと人間関係においては、自分から去って行く人がでてくると同時に自分に寄り添ってくれる人がでてくる。近寄ってくれる人はなんとも嬉しいことである。道連れができたのである。

旅は道連れ・・・本当に良き仲間は嬉しい。同じように幸福曲線の高みを目指す道連れ。そのうれしさもあるのだろうか、信頼感に溢れ時には過剰になったりする。自分の経験ではそれにより現実吟味力がやや変になることがある。それが原因で道連れにちょっとした迷惑をかけてしまった苦い経験も。

同じ方向に行く道連れといえ、以前書いたように「自分以外の他人は驚きの対象」。どんな人も生育史が異なるので自他混合はまずいのだ。大切な道連れなので、自戒を込めて想うが、ちょうど良い距離感を保ちつつ細く長く道連れ人生を楽しむ余裕が大事なのだろう。

それから、先ほど去って行った人のことを書いたが、何があってもそれでさよならは良くないのだろう。信頼感の過剰も問題だが、信頼感の喪失も問題だ。どこかで繋がろうとする意思もだいじなのだろう。

人間の尊厳とは何なのだろう。私は愛そのものの生命体を人の中に見いだす意志だと思っている。敵対していても、嫌悪感ででいっぱいでも、どこかで通じ信頼しようとする意思。

縄文時代に戦争がなかったのは、厳しい中にも信頼関係を断絶しない思想が根付いていたのではないだろうか。

6/10 明るく生きるとは 

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愛の原型のコレクションを楽しむ (5/10 明るく生きるとは )

2022-01-27 | 第四章「愛とゆるし」

自分の生育史の中での愛の名場面。なるべく幼い方が良いとも言われるが、そういった名場面を愛の原型と呼んでいる。この愛の原型は人それぞれ生育史が異なるので異なるし、過去の経験の解釈も後で見直されて変わることもあるので個人においても変わることもあるようだ。

この愛の原型は、例えばある花を贈られて、愛されていると感じたり、その反対になんとも思わなかったりなど日常生活での人との関わりの中で結構大事である。そんなことで自分の愛の原型はどうなっているか、大切な人の原型はどうなのかを意識することはとても大事。

生育史が全く異なる二人が結婚したり、あるいは同僚となったり、子弟となったり・・いろいろな人間関係が日常の中で育まれてくるが、自分の愛の原型を記憶をもとにあれやこれやと思い出して楽しむ他に、他者の愛の原型を確認したりする中、自分の愛の原型のコレクション?がいろいろ増えてくるようにも思う。

最近、傾聴や自問自答のことを考えることが多かったが、すでに亡くなってしまったがある伯母さんのことを思い出す。今考えればずいぶん失礼なことを言ったときも、何もいわずニコニコと聞いてくださった光景。当時は伯母さんの人生など俯瞰できる能力もなにもなかったが、今考えると何ともいえない温かい気持ちになったりする。

自分の中の考古学的(笑)愛の原型の発見は、これからの人生をより豊かにしてくれるようにも思う。

蛇足だが、縄文時代の遺物の中にも当時の人の愛の原型が隠れていることも当然あるのだろう。

5/10 明るく生きるとは 

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自分以外の他人は驚きの対象か?(4/10 明るく生きるとは )

2022-01-25 | 第三章「無意識の世界」

明るく生きようと思っても、人間関係でとてもじゃないが明るく生きられないという経験をされている方は多いようだ。

気が合う人と思って近づいたのは良いが、些細なことで全然捉え方が違い、それがもとで関係が悪化したり、双方が考えもしなかった結末を迎えたりする。

日本もだんだん個性とか多様性などが当たり前になってきたが、かつて私が海外関係の仕事をしていたときは、外国の人の個性の豊かさに驚いたものだ。そのころは日本人は何か没個性的で自分を主張することは少なかったこともあろう。

しかし20年くらい前からU先生について生き甲斐の心理学を学ぶようになり、深層心理学的には「自分以外の他人は驚きの対象」ということを学んできた。確かに極めて似た環境で育ったとしても、生育史は個々で全く違う。従って、例えば何でもよいがある対象について、どういう印象を持つかというと、各自バラバラ、まさに「自分以外の他人は驚きの対象」ということを学ぶ。

こうしたことを勉強していくと、少し変わってくることがある。他者の意見などに簡単に賛同するのではなく、他者の意見を背景と共により深く理解するようになることだ。それは、賛同とは違いその方の立場だったら、そういう意見を言われるのも分かる。そんな理解のしかただ。しかし、賛同と誤解されることもあるので注意が必要。

このほかにも「自分以外の他人は驚きの対象」を意識していくと見方が変わっていくことが少なくない。多様性とか個性の美とか、新たな価値も光と影のように見えてくるようだ。

写真は何年か前の今頃の写真。今年の大寒は厳しくおまけにオミクロン。早く皆でわいわい個性の美を楽しむ、春になってほしい。

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理想の実現とゆるしの世界(3/10 明るく生きるとは )

2022-01-24 | 第四章「愛とゆるし」

年をとってくると物忘れが増え、探し物も増えてくる。あ、眼鏡がないとか慌ててしまうことも度々。しかし、それを魔法のように簡単に見つけてくれる家内。つくづく思いこみというか自己概念が回答を見えにくくするという生き甲斐の心理学の理論のありがたさを感じてしまう(笑)。

しかし、理論は眼鏡を探してはくれない。探してくれるのはそんじょそこらの三軒両隣にちらちするただの人。今は三軒両隣も随分形態は変わってしまったが、ただの人はとても健在だ。

最近、学問のありがたさとか芸術の凄さ・・ある種の理想に感動することが多くなったが、それと共に理想にのめり込み、大切な何かを忘れてしまうことを気にしている。理想と現実の混濁。謙虚さを失って裁く人になってしまう失態。もちろん理想を持たず無明の闇の中に蠢く失態もあるが。

この加減は実に難しく私は一勝九敗くらいか!?やりすぎたり、やらなすぎたり。傍観したり。

さて、3500年くらい前の配石や環状列石が盛んなころ。村総出で河原から石を拾い大変な労苦でモニュメントを作る時代、きっとサボる人、裁く人、傍観する人もいたのだろう。しかし、この文化は何百年も続いた。理想は理想とするなかで、Something  Greatにゆるしをこい、ゆるしあうことがあったから続いたのだろう。理想の成就を考えるときゆるしの問題も考えることは大切な気がする。完成したモニュメントもあれば、未完成のモニュメントもある。

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自問自答するにも、傾聴するにも大事なこと(2/10 明るく生きるとは・・)

2022-01-22 | 第三章「無意識の世界」

悩んでいる本人の回答は本人の中にある。これは「生き甲斐の心理学」の鉄則のようなものであるが、回答を得ることは結構難しい。通常どうしたらよいのかは自己概念が邪魔していて呆然としたり、考えがどうどう巡りをしたりするものだ。

他者の支援であれば傾聴。自らの問題では自問自答が上手に行われる為にはどうしたらよいのだろうか。

臨床心理学では受容、共感、純粋と一致などが良く言われるが、その前提としての人間観について一言。童話で北風と太陽があるが、こころを開き人の神秘にも預かるためには北風ではなく太陽が必要。不信や否定的な言動は人の心を閉じ自己概念の壁を厚くするのがせいぜい。従って、自問自答であれば自己否定ではなく自己肯定的でなければならないし、傾聴であれば他者肯定的なスタンスが不可欠だ。これはテクニックでもある程度できるが、人間観に基づくと迫力が全然違ってくる。意外に哲学や宗教の世界が重要なのだ。感情的には否定的であっても、心を開こうとする意志を持ち、それにより心が開かれていくと人間の神秘的な姿が見えたりする。

縄文時代の祖先の遺物や遺構と接するときも、同じようなところがあるのでは。何故こうなのかと思索するうえでも役立つようだ。

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