自分の人生を考えると、ある時から自分の幸福への道が定まり、方向性が見えてくる。そして、着実に歩をすすめていくと人間関係においては、自分から去って行く人がでてくると同時に自分に寄り添ってくれる人がでてくる。近寄ってくれる人はなんとも嬉しいことである。道連れができたのである。
旅は道連れ・・・本当に良き仲間は嬉しい。同じように幸福曲線の高みを目指す道連れ。そのうれしさもあるのだろうか、信頼感に溢れ時には過剰になったりする。自分の経験ではそれにより現実吟味力がやや変になることがある。それが原因で道連れにちょっとした迷惑をかけてしまった苦い経験も。
同じ方向に行く道連れといえ、以前書いたように「自分以外の他人は驚きの対象」。どんな人も生育史が異なるので自他混合はまずいのだ。大切な道連れなので、自戒を込めて想うが、ちょうど良い距離感を保ちつつ細く長く道連れ人生を楽しむ余裕が大事なのだろう。
それから、先ほど去って行った人のことを書いたが、何があってもそれでさよならは良くないのだろう。信頼感の過剰も問題だが、信頼感の喪失も問題だ。どこかで繋がろうとする意思もだいじなのだろう。
人間の尊厳とは何なのだろう。私は愛そのものの生命体を人の中に見いだす意志だと思っている。敵対していても、嫌悪感ででいっぱいでも、どこかで通じ信頼しようとする意思。
縄文時代に戦争がなかったのは、厳しい中にも信頼関係を断絶しない思想が根付いていたのではないだろうか。
6/10 明るく生きるとは
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縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。
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森 裕行
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