マーガレットはまだだが、水仙は見ごろとの地元の方の言葉を信じて、御用邸がある爪木崎に行く。海岸いっぱいに水仙が咲いていたが、駐車場料金として500円徴収されやや幻滅。石廊崎でも、灯台近くにいくため、駐車しようとしたが、昔ながらの老朽化した駐車場料金もやはり500円。人もまばらなのに、周りの国道沿いの駐車スペースが無料なのにも係わらずである。非合理さ、俗っぽさへの反感がむらむらおこる。
高校、大学時代はちょうどエリクソンによれば、忠誠心(アイデンティティ、自己混乱感)がテーマの時代であったが、時折行った東伊豆は父との関係もあり、反感を覚える場所であった。そして、その反感は、静かにリルケを読み「なぜなら、貧しさは内部から謝す偉大なかがやきだから。」(世界文学大系 手塚 富雄編
筑摩書房)などの言葉に感動するように導く。この時期、私は好んで石廊崎から西海岸に向けて友達と旅行をしたりした。
その時の思いは、就職と共に半分忘れていたように思える。
高校、大学時代はちょうどエリクソンによれば、忠誠心(アイデンティティ、自己混乱感)がテーマの時代であったが、時折行った東伊豆は父との関係もあり、反感を覚える場所であった。そして、その反感は、静かにリルケを読み「なぜなら、貧しさは内部から謝す偉大なかがやきだから。」(世界文学大系 手塚 富雄編
筑摩書房)などの言葉に感動するように導く。この時期、私は好んで石廊崎から西海岸に向けて友達と旅行をしたりした。
その時の思いは、就職と共に半分忘れていたように思える。