イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

苦しい生き甲斐って?!

2007-04-30 | 第四章「愛とゆるし」

ゴールデンウィーク、家族と団欒、旅行、帰省、趣味の日々いろいろ過ごされていると思う。

日本には徴兵制もないし、世界の中で平和な国と呼んでもいいかもしれない。

私も50歳代だが2007年は団塊の世代が退職し始める年。様々な中高年の人が自己実現、あるいは悔いのない人生を目指そうとしている。

サラリーマンを退職したら、まず海外旅行に行って、苦労したのだから楽しみもあっても。・・・・ボランティアやNPO活動で社会貢献にかけたい。サラリーマン時代を思い出すと、懐かしい人たちを思い出す。今頃どうされているのだろうか?

その中で、あえて苦しい思いをして困難に飛び込む人も少数派ではあるが確かにいらっしゃる。でも今更苦しい思いをしてと思う気持ちが私にはある。

前人未到の地へ、命を懸けて臨む登山家、探検家。アウシュビッツで身代わりとなって餓死室で賛美歌を歌って亡くなられた神父様。今でも信じられないような危険の中で人権活動で頑張っている方々。

自分ではできないなと思うけれど、どうも苦しい中に飛び込み生き甲斐、自己実現を追求した方もいる。

私は、私である。それ以上でもそれ以下でもない。その中でも、こうした方々のことを考えると勇気を与えられる。

苦楽の次元を越えて深い感動というか、深い感謝というかそのような生き甲斐を見出すことができればと思う。

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愛を考えて不安になる?

2007-04-29 | 第四章「愛とゆるし」

このところ、ずっと愛のことを考え続けていた。ブログの第4章「愛とゆるし」のこともあり、本棚にある、愛の関係の心理学や哲学の本を時々見たりしていた。

勉強するといろいろな発見があるのはよいが、著者それぞれが、愛とは・・・である。愛とは・・・・ではない。などいろいろ定義をしたり薀蓄を延べたりするので、それに影響されて、自分がトゲトゲしくなるのを感じていた。

特に昨日は、Aさんと議論をしたこともありトゲトゲしさが増した。

自分が何らかの不安に追い込まれているのだ。

愛を考えて変になる。愛を考えて幸福感が増えるという方向は良いが、不安感の方向はなにか変である。

今日は日曜日、リフレッシュしよう!

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ほっとする関係!

2007-04-28 | 第四章「愛とゆるし」

八重桜がほっとするように咲いている。のどかな散歩道で、青空を背景に八重桜の記念写真を撮った。

人間関係を考えるとき、お互いにほっとするような関係が良いなと思う。今までの人生の人間関係を思い出してみる。

親子の関係。妻との関係。企業での、上司や同僚、そしてお客様やパートナーとの関係。上司と部下の関係。

NPO等の仕事の上の関係もいろいろある。また友達との関係。同志との関係。・・・

ほっとする関係・・ 基本的には、貴方OK、私もOKの関係といわれるのがそれだろう。もちろん、感情的にほっとできない関係もあるのは当然で。ほっとするのは恵みと考えたほうが無難だ。

そして、中には自分の健全なアイデンティティ(自己同一性)や様々な知識・知恵を必要とする難しいものもある。

自分の役割をうまく見つけて、自然体で対応する。

少しずつでもうまくいくようになればなあと、八重桜をみてほっとする。

他の八重桜の写真も一挙公開します。

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あたたかい返礼!

2007-04-27 | 第四章「愛とゆるし」

綺麗に咲き誇るハナミズキ。ハナミズキの花言葉を調べると「返礼」、「私の思いをうけてください」、・・とある。

昔日本が米国にソメイヨシノを送った返礼がハナミズキだった為なのだろうか?

返礼というと、富岡多恵子氏の現代詩を思い出す。またドライなやりとり。ギブアンドテイク(Give and Take)という言葉がちょっと頭をよぎる。

日常の人間関係は確かにピンポン・ゲームのようなところがある。e-mailも携帯もピンポンのようにやり取りをする。

ドライなやり取りもあれば、お互いが、知らず知らず成長しているような、損得や義務ではなく暖かいものを感じるやり取りもある。

悔いのない人生を考えると、暖かいものを感じる返礼が大切だと、最近思うようになった。

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つらい時の熱い涙!

2007-04-26 | 第四章「愛とゆるし」

昨日、映画「ブラッド・ダイアモンド」を観た。レオナルド・デカプリオが主演し、残虐シーンも多いが、アフリカのシエラレオネの内戦の話をリアルに描き久しぶりに感動した。

100%に限りなく近い地獄の状態。特に少年兵の描写はショックであった。利権を追い、人の命が虫けらのようになる、「神も仏もない」シエラレオネの内戦の状況。

シエラレオネ内戦で、実父をも殺そうとする少年兵の描写があったが、その狂気は私の中にもあると思った。平気で肉親にピストルを向ける狂気。少年兵は無表情に、機械的にピストルを向けた。

どうしようもない時。苦悩に伴う、感情を味合うことは本当につらい。生きるために心を守るために、自分を歪め、つらい感情を避けることは私も多い。自分を変化させることは結構つらいからだ。

ただ、人の心の奥には愛そのものの魂があると思う。少年兵が父の言葉かけで、熱い涙を流し父に向けたピストルを降ろしたように、つらい時の感情は何かが始まるシグナルだと思う。

自分の中の、つらい感情に向き合う元気が出てくる映画でもあった。

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