イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

節目の時を迎えて(2/10 感情と付き合う)

2022-03-31 | 第四章「愛とゆるし」

コロナ禍で2年以上休止しているボランティア仲間と昨日は昼食をたのしんだ。体調を崩していた友人とも再会し美しい桜も楽しむことができた。仲間というと、職場や学生時代が共通だったり共通点があることが多いが、この仲間はボランティアの仲間なのでそうでもない。敢えて言えば一国一城の主のような独立心の高い人の集まりのようである。

ほどよい自己主張もあり、といって皆思いやる心は十分。自分は自分というか個を確立している人(私はどうかわからないが)は不思議なことに他者への配慮もしっかりしている。爽やかな人間関係は嬉しい。

さて、今日で令和3年度が終わる。そして、私の人生にとっても脱皮のタイミング。縄文小説はこれからのライフワーク。それ以外の仕事は時が来たらいつでも辞める決心がついた。縄文小説は地元というか地域との関係が深い。そして、20年以上学んできた生き甲斐の心理学との深い関係。さらに、私のキリスト教の信仰との関係もある。出会えてよかったと思っている。こんな時代ではあるが、ささやかに明るい感情を育てていける気がする。

2/10 感情と付き合う

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気分が落ち込んだ時‥今も縄文時代も(1/10 感情と付き合う) 

2022-03-30 | 第二章「五感と体感」

東京も桜が満開になり、こころなしか皆うきうきしているように思う。しかし、今年に入ってからはコロナ禍、ウクライナ、物価高など大変なことが続いた。知人から苦労している方のお話も時々お聴きする。

そんな中で、怒りの感情に支配されたり、あるいは愛の孤独感に支配されたりする人も少なくないようだ。しかし一方で、冗談のひとつも言いながら、たんたんと自分のペースで活動を続ける方もいらっしゃる。意外に人それぞれのようだ。

私はこの春はNPOで「生き甲斐の心理学」を教えている関係から、自然体を一緒に学んだりフロイトの防衛機制を学んだりした。感情を大切にしつつも感情に振り回されず、他人に迷惑をかけず自他肯定の道を歩むことを意識してきた。とはいえ、日常生活の中では感情をコントロールしイキイキと生きることは決して簡単ではないようだ。

さて、こんな時でもできることの一つに、意識して幸福感を味わうことがあるのではないだろうか。幸福に関しては人生の目的を定めてコツコツ励むような幸福の条件といった世界があるが、もう一つ身近なところで明るい感情、時に幸福感を味わうということがある。

親しい人と気楽な花見のひと時を持ったり、時に好物の料理を作ったり食べたり(最近は料理に嵌っている)、ほんのちょっとしたことで幸福感にあずかる。

私の好きな歌に、啄木の次の歌がある。幸福は幸福の条件だけでなく全く異なる幸福感の世界もあるのだ。

「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ」

文字のある世界の私たちは、こうして書かれた詩からも明るい感情を感じることができるが、縄文時代はどうだったのだろうか。今、多摩境の土器のムラのことをよく考えるが、土器のムラには土器のムラらしく失敗作の土器(使えない土器)が遺跡の中から見つかることが多いそうだ。そんな土器をじっくり眺める機会を最近持たせていただいたが、失敗作(例えば歪んだ深鉢)を作ってしまった縄文人はどうしたのだろうか。失敗作を日常の中で思いがけない使い方をして皆を笑わせたのだろうか。

1/10 感情と付き合う

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悔いのない人生を送るには・・・(10/10 愛の孤独から)

2022-03-26 | 第四章「愛とゆるし」

悔いのない人生とはどういうものか。有名な宗教家や詩人などの辞世の言葉/句を調べたりし、この数日いろいろ楽しんでいる。「悔いのない人生とは」と聴いて、人は私も含めてちょっと無理ではといったような反応を示すが。次の2つがひっかかるのだろうか。

一つは、過去の失敗などを思い出し、そういった過去が消えないのだから、これから先も悔いのない人生などないという印象。たしかに過去は変えられないかもしれない。しかし生き甲斐の心理学で学んだことに、考え方が変われば世界が変わるということがある。過去の事実は変えられなくても大いに解釈は変えられるのだ。

例えば、青年時代に親や祖父の影響もあり私は建築家になろうと思っていた。それが、受験に失敗したことをきっかけに別の可能性を自分で調べ、具体化していくきっかけとなった。そしてA先生に出会いその影響でBという勉強をしCというふうに、人生の方向が定まっていく。そんなことを考えると受験に失敗するということは、悔いというより、むしろそれが大事なことの始まりのような解釈に変わってくる。過去の悔いというものは積極的に生きる中で別の解釈が与えられポジティブなものに変わるものではないだろうか。積極的に生きるなかでオセロゲームではないが過去の悔いはポジティブな意味付けに変わる。

もう一つは、様々な宗教などで言われることだが、「人は考えたとおりの人間になる」とか「求めれば受け、探すものは見つける!」ということがある。自分の傾向や渇望を心の底から見出し、それを具体的に求めることで、不思議なことに門は開かれ現実になっていく経験はどうだろう。もちろん細かいところは最初と異なるかもしれないが、意外に成し遂げられることがあるのではないだろうか。

とは言え、悔いのない人生を歩むのは結構大変である。歩むための体力に相当する訓練を自らに課す必要もあるのだろう。自然体で生きることは大事だが腹が座ってないとできないものだ。人間の器(受容性、共感性、純粋と一致そんなことを日々身に着け、自他肯定の世界に生きる)を広げることが大事なのだろう。

と、いろいろ理屈をのべたが、なかなか縄文小説は書けないのは何故だろうか・・・

10/10 愛の孤独から

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縄文人を生き甲斐の心理学で読み解いていく小説・・ (9/10 愛の孤独から)

2022-03-25 | 第四章「愛とゆるし」

今から11年前ごろだったか、よく多摩動物公園に通った時期があった。このシマウマについても思い出がある。アンディというシマウマは見に行くたびに激しく怒っていた。その後子供ができて激しく怒る様は観ることがなくなった。生き物は複雑な存在のように見えるが、周りからの現象に反応して意外にも単純な一つの反応をする。それはどのような意図が隠れているのか・・・そんな心理学者のカール・ロジャースの人格形成論(この場合は命題3)を研究するためだった。

この命題3は動物でも当てはまるようだったが、自分の人生の中で大いに役立った。知識は力なのである。福祉の仕事をするときに、よくわからない行動をされている方に恐怖を抱くのではなく、その隠れた意図を見抜く力が付いて対応が上手になったりもした。この命題3は複雑な人間関係の中でもストレスから救ってくれたり、あるいは縄文小説を書く上でも大事な働きをしている。異文化異言語の世界でも十分なりたつと考えている。

大栗川上流域、中流域沿いには縄文中期に1000年ムラといったようなムラができ交流の地としても大いに栄えるが、後期初頭になると衰退し4000年前ころから殆ど人の痕跡がなくなる。しかし、同じ多摩丘陵の東側では逆に人が増えてきたり。先日は丘陵東側の恩田川流域のなすな原遺跡の近くを訪れたが、なすな原遺跡は大栗川住人が居なくなった時期ごろから1000年くらい栄えるムラとなる。対応関係を実証する研究はないがその現象の背後に何があったのだろうか?

そのなすな原遺跡も1970年台に某電鉄の操車場をつくるために発掘され、おそらく遺跡そのものは破壊されてしまった。この地は4000年くらいまえの縄文人の隠れた意図、そして現代の隠れた意図を象徴しているのだろう。

さて、私自身は過去の出来事よりも、今自分の湧きおこる渇望に向けて新しい出発をしようとしている。カール・ロジャースやフロイト、エリクソン、ブラウン、ユングといった心理学の理論と聖パウロの思想を軸としたU先生の生き甲斐の心理学をバックに縄文小説を書いていくこと。私が生まれてから大いに影響を与えてくれた理系の家系や大学や職場での影響。あるいは母から受け継いだカトリックの信仰の影響も生き甲斐の心理学同様に大きい。自分の中に潜在する渇望や傾向をこれからさらに現実化し花開かせる。ロジャースの命題4なのであるが、これが私の泉でありこれからの方向なのだろう。

因みに、生き甲斐の心理学のオンラインの勉強会(有料)の半年分募集を若干名行ってます(夜学もあります)。ご興味のある方は是非お声をかけてください。

9/10 愛の孤独から

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感情の意味を考える訓練 (8/10 愛の孤独から)

2022-03-23 | 第四章「愛とゆるし」

感情というのは、自分という謎の存在に根をはった何かである。へたな理性よりよっぽど深い。生き甲斐の心理学を20年以上U先生から学ぶ中(勉強の仕方はもちろん濃淡があり、馬齢かもしれないが(笑))で、感情の深さと尊さを大いに学んだようである。

それ以前の私は感情は余計なものくらいと考えてところがある。しかしこの勉強で、感情の意味を考えることは人生を豊かにいきるために大事なことなのだと痛感するようになった。暗い感情・・不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱を感じたら、その意味を深く肯定的に考えることで、世界を変えることができる。明るい感情・・平安感などをその場で終わらせずに、アイデンティティの統合、防衛機制のコントロール、現実吟味力をきちっと保つことで、幸福感や統御感にまで育てることができる。

そして、感情を学ぶことは不思議な訓練でもある。感情を学習してもこの世的な栄華を得るわけでもなく、武道に似て日々のストイックな訓練に近い。奢れば大事なことに気が付かなくなり、卑下すれば成長のチャンスを失ったりする。自他肯定の不思議なバランスは、めぐみとしての訓練をさせていただく有難さの中で保たれるようだ。

8/10 愛の孤独から

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