一人でのんびりとしている時に突然ひらめき、アルキメデスのようにお風呂で人生が変わるといったことを経験したことはないだろうか?あるいは、心をゆるせる友とのんびりと雑談をしていて、探し求めていた回答を見つけたことはないだろうか?心理カウンセリングや心理療法の基本の心理学は、こうした場のあり方も研究し、その成果は企業でもコーチングや傾聴、ブレーンストーミングなどに応用されている。
一方、緊張して仕事をしていたり、真面目な会議や研究会で何かを決めたり、議論をしたりすることは厳しい現実を生き抜くうえでとても大事だが、前述ののんびりモードとは一線を画する。会議には上下関係があったり、先生がいたりする。生き甲斐の心理学から考えると、自分を守ろうとする意識がどこかで働き、知性化、置き換え、合理化といった防衛機制が働きがちである。さらに、相手の感情転移を受け逆転移したりし、会議は踊りへんな結論を導いて終了、ということも多いようだ。こうした中で自分の自然体を維持し、防衛機制をコントロールし、基軸を意識できる。つまり湧き出す感情をも捉えることができる状態。これができたらなあと思うが、なかなか難しいのも現実だ。
一歩間違えば一族郎党死に瀕すといった緊張感のある時代。例えば戦国時代などで、茶の湯や和歌・連歌が武士のたしなみとして重要視されたのは、それなりの理由があるように思えてならない。防衛機制でちゃらちゃらとした会議になるのではなく、それこそ心の奥の魂でもって語り合う。そのためには、どうしたらよいのか・・・生き甲斐の心理学も、その一つの訓練のための知恵であればなと思う。本当にのんびり出来る関係をもつための訓練とは何だろう。
私も貴方も大事にする世界 6/10
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森 裕行 | |
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