イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

本当に元気になる元は真善美との出会いかな?(自己実現の道の歩み方 9/10)

2017-02-25 | 第三章「無意識の世界」

 今日は、一つ自分なりに発見したことがあった。この2月は特に冬至でもなく春分でもない平凡な季節と思っていたが、特別な意味があることを感じたのだ。

 それは、2月28日の後に29日がうるう年には追加されることもある月(季節)ということだ。年に一度太陽暦の微調整をするのだ。しかし、それが12月でも1月でもなく、何故2月なのか?これは、ユリウス暦など大昔からの慣例のように思って殆ど疑問にも思わなかった。

 しかし、どうも根拠があるようで、金山巨石群(岐阜県下呂市の4-5千年前の縄文遺跡で縄文時代の天文観測施設と最近言われている)のことを調べていたら。この調整は、春分、秋分のころに太陽の見かけ上の速度が大きくなり暦の誤差を観測しやすいことと、誤差の補正のロジックを組み合わせると2月28日ごろというのがでてくるようだ(「縄文」太陽観測ガイド 小林由来、徳田紫穂・著 三五館 2016年 55ページ参照)。これはマヤ文明等でも同じようなロジックを使っているので、世界で使われているグレゴリオ暦も含め同根の太陽暦の原型があるのかもしれない(おそらく人類が文明・文化を志向すれば太陽暦の必要になる)。ちょっと脱線するが、縄文のストーンサークルや海外のストーンヘンジの存在は暦が前提となっているが、意外に人は縄文時代・新石器時代の暦を信じていないのは考えてみれば不思議だ。

 さて、この2月の終わりに、東大寺のお水取りも実質開始される。二十四節気であれば、立春が終わり雨水となる微妙な時期だ。

 私事だが、この時期に日常を離れて小旅行をしようと思っている。それについては後日報告ということにしたい。しかし、このカレンダーの話は私にとっての祖先の真実を感じた貴重な話であった。小旅行の前に何か魂が震えるような感動を覚えた。自己実現は、自分の傾向や渇望を追うポジティブな面もあるが、一方、こうした真善美に出会うというか、そうした恵みも大事だ。

自己実現の道の歩み方 9/10

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受け入れること (自己実現の道の歩み方 8/10)

2017-02-24 | 旅・雑記帳

 会社勤めをしていた若いころは、問題があればそれを潰すということが自然であった。営業の仕事をしていたら、売れなければ少しでも出かけて活動をしたり、競合との戦いに頭をひねったりした。

 そうしたことは、何か0か1の世界に似ている。グレーということは馴染めない。早いうちに手をうつ。

 しかし、人生は決してそうではなく結構グレーエリアもあるものだ。特にプライベートな領域には多い。それは時間と共に0や1に収束していったり、あるいは0.1でずっととどまり続けたりする。それを焦って無理強いしても仕方がないこともある。勿論早く手を打つべき問題もあり、放置することは危険なこともあるが。

 生身のそうした自分を受け入れていく。受け入れられなかったら、それは出口のないストレスとなって、ストレスは方向性を決める宝物などと言っていられなくなる。

 病気とか老いとか死とかは、まさにそうした問題の典型なのだろう。そして、それを解決するのは考え方の問題が殆どだ。世の中にはそうした知恵が探せばあるのだが、それに気が付かない。どこかで囚われてしまうのだろう。

 その囚われから脱失するには、どうすればよいのか。

 何も批判せずに静かに聴いて、受け入れてくれる存在が大事な気がする。

自己実現の道の歩み方 8/10

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男性と女性 (自己実現の道の歩み方 7/10)

2017-02-23 | 第九章「愛」

 写真は、雄のカワセミが雌のカワセミのために餌をとりに飛び立つときのショットである。

 さて、愛を総合的に考察するときに、男性と女性のことも考えることは重要だと思う。

 実際、一神教では雅歌が、仏教でも理趣経もあり、男女の世界は古代よりまじめに研究され、実に神秘的な側面があることもわかる。そして、さらに原点をもとめ歴史を遡っていくと新石器時代の世界中の土偶・石棒の世界に行きつく。嫌だなという人もいるかもしれないが、現代に通じる宗教や哲学を思索していくと、それも意外に自然な愛なのかなと感じることもある。

 心理学の世界でも、男と女の世界もアニマとアニムスなど研究され、奥深い領域のようだが、今、私の関心ごとは歴史で7世紀前後の東アジアの女帝時代が関心の的だ。日本でもそうだが儒教色の強い東アジアに、仏教等の影響もあったかもしれないが実力派女帝が次々と出現したようだ。

 日本では推古天皇から皇極・斉明天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙天皇…中国では則天武后、韓国では善徳女王、真徳女王。

 それは何なのだろうか。こうした女性や男性の解釈の仕方は、私にとって大きな課題・楽しみのようである。

 自己実現の道の歩み方 7/10

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嫌なことを体験する・・・(自己実現の道の歩み方 5/10)

2017-02-22 | 第四章「愛とゆるし」

 自己実現などとやや非日常的な香りのすることを考えていても、容赦なく時間と共にいろいろなことが起こる。

 そんな時、眼が点になるとか、いろいろな表現ができるのだと思うが、それをうまくこなす方法を自分なりに習熟することは大切なのだろう。それには、こころの状態をまず捉え対応できるようになることが大事だ。そして、冷静に現実を把握し方策を考えて対応する。しかし、会社である意味他人の問題解決を考えたりすることと違って、自分の問題であればあるほど、こころの状態を確認したり物事をいったん受け入れることが難しい。

 この2-3年のことを考えると、年とともに身体が衰え、忘れ物が多くなったり、下手になったりできなくなることも増える。ただ、年をとることで人生経験は深く・多くなり、若いころと違って経験蓄積により動じることも少なくなるようだ。こんな中で、どうすれば良いか。一つは心の問題で自分の感情を意識化すること、それを受け入れたりする経験は大事だと思う。もう一つは、備えることなのだろう。

 自己実現の道の歩み方 5/10

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今は集中の時なのか、分散の時なのか? (自己実現の道の歩み方 4/10)

2017-02-21 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 もうグローバル化しかないと思っていたら、世界の政治の世界は何か反転してきた。

 コンピュータの世界も集中からパソコンなどの分散化と思っていたら、クラウドとかで集中化という見方もある。

 自己実現の世界も、一見集中が大事なように見えて、煮詰まってきたときは発想転換など新しい視点が重要になる。どうも生命体には、集中と分散の時が交互にあるのかもしれない。

 今年の私はどうなのだろう。自分の中の傾向と渇望はこの年になるとさほど揺らぐこともなく、変わらないようにも思う。でも、昨年のように縄文一本ではなく、歴史への興味は分散しているようにも思える。面白いことだ。

自己実現の道の歩み方 4/10

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