ブログを書き始めてもう少しで10年となる。そして、私のお世話になっているNPO法人CULLカリタスカウンセリング学会も10年になる。昨日は、新宿で勉強会を開催し刺激的で楽しい豊な時を過ごしたこともあるが、10年前の写真をボーと眺めたりして今日はは過ごしてきた。
10年というと、やはり結構な時間だ。そして、一番身近な私の机の写真を観ていろいろ考えてしまった。
パソコンは、デスクトップPCで今使っているPCの二世代前、マウスも無線ではない。携帯もスマホではない(写真のあらさが気になる)。そして、眼の前に置いている本も、当時に多分一番気になっている本だが、今と比べると約20冊のうち、今でもある本は1-2冊残りの半分くらいは今でも大切にしているが、その他はどこかに埋もれている。
しかし、発見したのだが、当時から心理療法でいうと俳句・短歌療法に興味があったが、その関係の本が見えるのは、長年変わらない私の傾向かもしれない。もちろん生き甲斐の心理学という大枠も変わらない。
写真はピエタ像であるが、このあたりも変わっていない。ピエタ像の写真はどこかに行ってしまったが、受胎告知の名画の写真が今ある。やはりマリア様が好きなのである。これも変わらない傾向だ。
今、小説を書いているわけであるが(十年前には思いもよらなかった)、その中で、人の持つ傾向と渇望を考えることが多い。自分の場合はいろいろ見えてくるものがあるが、他者の場合は遥かに判りにくい。そして、豊かな人生を考えるにあたり、少なくとも自分の傾向と渇望をより良く把握することは大事だと思う。
小説家になってみる 10/10