イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

いろいろな問題があっても、なるべく心を自由にする!(こころの自由 1/10)

2016-09-30 | 第三章「無意識の世界」

 こころの自由という言葉は、世の中にはこころが不自由なときがあることを暗黙に教えてくれるので、その言葉を意識するだけで、何か世の中が違って見えてくる。

 日々の生活の中でも、ちょっとしたハプニングがあったり、急に心配事ができたりすると、途端にこころは何かにとらわれて不自由になるものだ。しかし、不自由とおもっても、よく考えると不自由にしているのは結構自分だったりする。

 最近の私の例では健康診断ということがある。病気を予防するという意味で価値あることなのだが、年をとってくれば老化現象もあり、隠れていた問題などが顕在化してくるものだ。そして、それに一喜一憂する。本来は私は医療関係者ではないので、できることは病院に行ったり、薬を飲んだりする程度なのであるが、診察までの時間などで変に心配したり、同じようなことを何回も考えたりしている。きっと防衛機制の合理化とか同一化とか・・・まあ、いろいろ動いているのだろう。

 しかし、人生の時間は有限であり、心が不自由でとらわれている時間を過ごすのは考えたらばかばかしい気もする。とらわれていると、いいアイデアも出なかったりでポジティブな面も削がれるが、それどころか日常の中で変なトラブルを起こしたりもする。

 こうしたときはどうしたらよいのだろう。一つには防衛規制をうまくつかうということがあると思う。例えば、現在縄文小説を書いているが、それに逃避をする。逃避といっても生き甲斐とか別の面から考えても良い選択のように思える。つまり、変な表現かもしれないが逃避をすることでリラックスでき、変に合理化をしたり感情転移をするより健全になれそうだ。

こころの自由 1/10

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自分の傾向と渇望、そして妄想!(自分はどこへ流れていきたいか 10/10)

2016-09-28 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 写真は多摩川の上流の大栗川が太田川に分かれる八王子市松木周辺の写真である。縄文小説を書く上でとても気になるのは川の存在。特に縄文前期や中期などは縄文海進もあり、海や川がどうなっていたのかを推測できないと全く書けない。

 写真の大栗川は、しっかりと護岸工事がされており、今年の台風でも大丈夫であった。多摩ニュータウンが開発される前は、この大栗川も蛇行し、あふれることもしょっちゅうだったそうだ。それがこのようになり、水の被害はなくなりつつあるが、これによるさまざまな生き物の影響はどうなのだろうか?もちろん、豊富だと私は感じているが、以前を知らないので比較もできない。

 今月も勉強会で行く神奈川県の腰越も腰越川の河口の工事のあと、水鳥が激減してしまった。もう3-4年になるが、いまだにその景色は寂しい。水害とか直接の不便を強いられる住民の方を想うと、非難する気はないのだが、地球上に住む動植物にとっていかがなものだろうか考え込んでしまう。所詮私たち人間も他の生物と同じで土に戻る存在だ。

 さて、川でなく自分の人生はどう流れているのか、ちょっとまとめてみたい。最近は縄文小説など書いたりし、自分の人生の流れが写真のように大きな分かれ道に来たのかなとふと感じたりしたことも正直あった(笑)。自分の人生が変わるとき、本来の自分の傾向と渇望の方向、それから心の防衛機制からくる短期的な方向の二つがあるように思う。生きる上で、どちらも重要だが、悔いのない人生を送るためには、この二つを明確に意識できれば良いように思う。

 縄文小説に取り組んだのは、おそらくこの世の中の技術革新による本を出版するコストが激減(オンディマンド印刷、電子書籍)したことが背景にあるのだろう。気が付いている人は少ないかもしれないが、もうだれでもIT技術をある程度知っていれば小説家として赤字なく出版できる時代になってしまっている。そんなことが背景にある。自費出版も数百万円をつぎ込むこともできるが、5-6万円あれば一応出版できるという現実もある。

 私にとって、U先生の生き甲斐の心理学を普及させる仕事、あるいは等価変換創造理論など若いころからの学びを深めることは自分の傾向と渇望にこたえるものだと思う。小説家となって金儲け(笑)するのは多分妄想なのでしょう(笑)。ゆったりと流れる川に護岸工事をするのはいかがなものだろうか。

自分はどこへ流れていきたいか 10/10

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ミニマリストの森さん!(自分はどこへ流れていきたいか 9/10)

2016-09-26 | 旅・雑記帳

 今日の朝、珍しくテレビのアサイチを見て、思わず見入ってしまった。シンプルライフという言葉は知っていたが、登場されたミニマリストは、エアコン、洗濯機、掃除機などほとんどの家庭用電化製品などを持たず、一か月の電気料金が200円もかからないという。そして、結構優雅な生活をされているようだ。

 私はちょうど縄文時代の小説を書いていたため、竪穴式住居に中にどのくらいのものがあるのか妄想していたので、この程度で十分なんだと妙に納得してしまった。

 まあ、人間生まれたときは身体一つ。そして死ぬときも身体一つなので、基本はミニマリストなのだろう。そして、引っ越しをするとき、旅行をするとき、なんとなくミニマリストを強いられるが、これが人生の中で素晴らしい経験になったりもする。

 若いころ、初めて大阪に単身転勤したときは、確か荷物は段ボールで3-4箱だった。それが、今や引っ越しとなると何十箱になる(最近は子供が巣立ったので少なくなったが)。それがいいのか悪いのか。

 若いころの旅も、もちろん荷物も少なかったが、お金もほとんど所持していなかったりする。家に帰ったときに100円もなかったということさえあった。でも、そんな旅が思い出深い豊かな旅だったりする。

 日常の中では見えなかった、何かをつかむこともあった。自己混乱の中で生きているとき、旅をすることで、エリクソン流にいうと、忠誠心、アイデンティティ、自己混乱感、不安感、自己実現のセットで、突然閃いて自己実現の道が見えたりもする。

自分はどこへ流れていきたいか 9/10

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本音を語る勇気!(自分はどこへ流れていきたいか 8/10)

2016-09-25 | 第一章「意識と知覚」

 私は幼いころから、くよくよ考えるところがあった。しかし、引っ越ししたり、全く新しい環境に入ったりすると、くよくよ考えてもダメなので、おのずと道を切り開く努力をせざるを得なかった。今考えると、そういう恵まれた環境をいただいたというべきか。

 7歳の時に、突然アラスカの英語だけの世界に入ったとき。突然、関西で営業をせざるを得なくなったとき。

 しかし、こうした厳しい状況の時に、勇気を出して自分を表現したり、本音を語ったりすると、不思議なことに、どんどん良い方向に流れていく。今思い出しても不思議なのだが、生き甲斐の心理学で理論的に考えてみると。なるほどなと納得してしまう。

 本音を語りだすことで、何かが劇的に変わる。

 それは、エリクソンの意志力、自律性、恥辱・疑惑、不安感、自己の伝達というセットで考えると、くよくよする状況を、気後れすることなく自己表現をすることで、意志力、自律性を改善し、それが自己の伝達(プロセススケール)を改善する。ついでながら、ただ表現するより本音を語るほうが(現実吟味の問題は残るが)効果は高いようだ。

自分はどこへ流れていきたいか 8/10

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住居をとりまく自然環境で癒される!(自分はどこへ流れていきたいか 7/10)

2016-09-23 | 第三章「無意識の世界」

 八王子市の今の場所に住み始めてもう20年近くたつ。初めて住み始めたころの春、朝鶯のさえずりで眼を覚ますことがあった。やがて、鶯だけでなく美しい環境に心を動かされるようになり、ブログ用の写真を撮ることが趣味になってしまった。

 昨晩も縄文小説関係で写真を整理していたら、美しい写真がたくさんでてきた。私は旅行も好きだし、縄文遺跡巡りも好きなのだが、あらためて写真を見てみると、住んでいる住居の近くの写真に心が動かされることが断然多い。冒頭の写真も大栗川で撮ったものだ。

 さて、この地に引っ越すことで何が変わったかを今日は考えている。

 もちろん、この地に引っ越さない自分はわからないので純粋に比較検討はできないが、鶯の声を聞いて自己混乱から立ち直ったののも一つかなと考えている。先日の青森旅行で濃霧の竜飛岬で聞いた鶯の声の思い出から、あらためてそんな風に思うようになった。

 エリクソンから考えると、忠誠心、アイデンティティ、自己混乱感、不安感、友好的感情のセットを引っ越ししていただいたようだ。そして、どこかで自己混乱をしていた私が立ち直る。

 自然の環境はクマが出てきたり、いろいろ怖いところもあるが、もともと人間は自然の中で生まれ今にいたる存在。人工的なものより、どこかで心の落ち着きを取り戻しリフレッシュするのも自然の環境なのだろう。

   

   

自分はどこへ流れていきたいか 7/10

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