田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

朝晩の涼しさ 夏が早足で通り過ぎる

2012年08月09日 | 日記

8月9日(木) 晴れ  曇は多く蒸し暑さを感じる 夜には窓を閉めるほど涼しい

夕べも長い会議のあとに、雑談的に始まった話しに熱がはいり更に時間が経ってしまった。地域の役員が集まって来れば、いろいろな価値観がり、互いに認めながら進めるのは大変だ。

朝になって畑を一廻りしたが、草の丈が伸びるのが早い。草だけでなくカボチャの蔓が伸びて種採り人参の茎を支え棒代わりに空中散歩しているようだ。昨年はカボチャに肩を貸したがために、壊滅的に傷められたブラックベリー今年は俺に手厚く保護されているので粒の数は少ないが大きな実が熟し始めた。一つ二つ摘んで口に放り込むと、太陽のエネルギーで暖められた酸味が更に口の中で爆発した。

7月の初めに花を見せ始めたフサスグリ、今が盛りといろいろな蝶たちが来ている。シータテハかキタテハか、ジッとしていられない彼らはカメラに収まるのはいやがっている。ホバリングの好きなスズメ蛾の仲間だろうか?翅を休めることがなく姿が掴めない。特色ある緑に赤の紋様のスカシバの仲間だと直ぐに判るのだが、茶色系で統一されると難しい。翅を傷めたアカタテハ、翅を広げてもレンズを向けるのは痛ましくてダメ。♀採り合戦で傷めたのなら本望だろうが、蜘蛛やカマキリにガブリとやられたのでは可哀想だ。 

 

 

庭を一廻りするだけでも汗ばんで来る。午後に社協に届ける書類を作らなければと家に向かったが、北側の石積みの中で咲き出したレモンバームだろうか?珍しくモンシロチョウが来ていた。カメラに収めようとファインダーを覗くと落ち着いて密を吸っている蝶に向かってヒラタアブが来た。俺にもブ~ンと羽音が聞こえたと思うと、モンシロチョウがバク転をして追い払った。見事なバク転だった。体操の選手もオリンピックの前には蝶の観察をすると良さそうだ。ヒラタアブは一度は追い払われても直ぐに羽音を立てて近くでホバリングをする。こう言う姿をカメラに収めると驚くのは蝶の翅の運動能力が高いと云うことがわかる。団扇のような無骨なモノと見えるが、しなやかで繊細な動きを持っている。

 数回繰り返されたバトル ヒラタアブは蝶の十分の一くらいだろうか

結局、蝶は下ヒラタアブは天辺で食事と協定を結んだようだ。

コメント
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