田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

真冬の一休み 温もりのひととき

2014年01月25日 | 日記

1月25日(土)  薄曇り   生暖かな風  屋根の雪が水音をたてて流れる

深夜の暗闇 屋根瓦をガラガラと滑り落ちる氷の塊

地面に跳ねて板壁を叩く音に驚かされた

キィッ ピピィッ と笛の音のように短くしかも響く鹿の声が近い

庭の秋グミ 鈴なりだったが 僅かしか残ってない

山繭も お手製の金網ほど頑丈な籠に守れているが  寒さは大丈夫か

鹿たちは緑餌がない冬 トゲトゲのタラノキの樹皮を穿いて餓えを凌ぐ

あたたかさに導かれるように裏山へ登った

天井の梢では鳥たちが騒ぎ立て 俺への警戒か 小さな小枝が落とされた

笹藪から拾い上げると 落葉松の冬花

大きく開いている花弁の奥に 鳥が見逃したのか 小さな粒の実

春先に雌雄の緑花を見たい願っているが 冬花を先に見せてくれた鳥たちに感謝

 

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