田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

ふかふかの斜面を登り 子守り地蔵尊を訪ねる

2021年11月03日 | 日記

11月2日(火) 晴れ  爽やかな風 午後は 暖かさを感じる

このところ椅子張り付いてばかり カラダによくない

最高のアスレチックジムとする 裏山の登道

夏には薄暗かった雑木に被われた斜面

斜めになった陽射しが山肌を照らす

登り切ると等高線にそった道

みか月型に回り込み 子守り地蔵を訪ねる

左の小さな地蔵は幕末 右は明治  白の頭巾に腹掛け

どちらも地域の女五人衆が建てたと 礎石と地蔵の背中にある

その昔 峠の向こうで大層な流行病があり 峠を越えてきた僧侶のことば

峠に地蔵尊を建てれば病が防げると 白い頭巾の言い伝え 今にも守られる

峠の向こうを覗けば 急な斜面 依田窪 武石 松本に通じる間道

辺りを歩くと長閑な秋の装い カラマツも僅かに色づく

来たときは陽に照らされ鮮やかだったクサモミジ

鹿柵に閉ざされたゲートを開けて里にもどる

コロナと時を同じくする地蔵参り 汗ばむ

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