9月10日(木) 曇り 何となく中途半端な気候
春に決めた灯籠張りの日 日めくりが薄くなった
定刻前に神社に出向くと既に大勢が揃い作業をしている
老人クラブ らしき毎度の習い 相当前に来て始めていたと云う
昨年張った灯籠を濡れ雑巾で湿らせ 上手に剥ぐのはベテラン揃い
剥いだ紙もムダにせず 床掃除に使うと云う ノリはうどん粉を煮たものと云う
小さな灯籠は女衆担当 大型の物は男衆だが女手を借りずには上手くいかない
77才が若い者 高齢者は92才だと 手際よく張った後は筆がたつM女史
祭りは 宵祭りも直来も控え 神様の通り道を照らす御神燈のみ と
大型の灯籠はノリの乾きが悪いため 後日に墨書をするとして
姦しき女衆にお弁当を配り 恒例のお疲れさま会は控え
半日を拝殿で過ごし 神々しくなった気分の俺
午後は 会報の原稿集めに東走西奔
文字書きは嫌がるが 聞けば長い
地元辯に少し馴染んだ俺の耳
牛も人も同じ米を食うと聞く
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