内容は現実の自然界を本当に理解しようと思ったら、一度現実の世界から離れて理想化された世界を考えなけらばならないという少し反語的な世界観である。これが私に「教えることから見えてきたもの」である。
ブログをやり始めて何日かになる。どういう使われ方をしているのだろうか。もちろん自分がどう使っているかということもあるが、世の中の人がどう使っているかということもある。その実態はまだよく知らない。
普通のWEBのページとどう違うのか、それぞれの利害得失はどうか。そんなことが気になる。私の子供たちもブログを昨年末ぐらいから始めているようだ。
一方、従来からあるホームページにも数学教育とか物理教育の点でもかなりの蓄積があるようだ。ようだというのはまだそんなには詳しくないからである。
元同僚のある大学の先生は入試の問題をつくるのにWEBを参照したといっていた。もちろんこんなことが受験生に知れたら、大変なことになるのかもしれないが、WEBの数も多いからそんなことを入試対策に取り入れる学生もあまりいないだろう。
ごく最近読んだ数学教育のWEBでは指数と対数は同じものだという記事は面白かった。じっくりと後で勉強して見たいと思っている。私も電気電子工学科ミニマムを作ったとき、指数表示と対数表示という用語を使った。もちろん、指数関数と対数関数はお互いに逆関数になっているが、その一歩手前では指数表示と対数表示といった考えが有効な気がする。
指数関数はもちろん指数表示で表し、対数関数は対数表示で表しているという風に考えるといいと思う。もっともそんなことは普通の高等学校の教科書にも出ていないのだが。
明日から東京へ数日行きます。二男の誕生日があるのです。
今までは誕生日でもなかなかお祝いに行くこと等できなかったのですが。やはり退職したら、自由になりました。逆に、それだけ収入が減るということでもあります。
今日までは『数学散歩』(国土社)という本についてのお便りを頂いたのをTEXで入力していました。なんとか入力できたので、もう少し見直した後で、E大学の電気電子工学科のホームページに載せてもらうつもりです。皆さんからいろいろな反応があったということは誰でも関心があることだったのですね。
また、世の中には奇特な人がいて、ご自分の調べたり、考えたりしたことをWEB上で公表しておられる方は沢山おられるのですね。少しづつそういうところを調べてみたいと思っています。
憲法を改定することに危機感を持っているのは比較的歳の人で、若い人はそんな危機感をほとんどもっていない。不思議なことですが、空襲の経験をもっているような私たちの世代とそんな経験を少しも持たない世代とは感覚が違うのは仕方がないとも言えます。
でも、日の丸、君が代の教育現場での強制が現に起こってきている現在ではゆるがせにできない事態でしょう。私自体は日の丸君が代にそれほどアレルギーはもっていないですが、だからといって卒業式のときに君が代を大きな声で歌わなかったといって先生を罰したりするようなことがいいとは思えません。