遠山 啓著「算数の探検」が日本図書から復刊された。各冊の定価が3,780円だから、全10冊で37,800円となるが、復刊されたということは要望が大きいのだろう。また、確かにそれだけの価値はある本である。
もっとも私にしても本の購入に使える予算はほとんどないので、本を購入するときにはかなり考慮しなければならない。私自身はこのシリーズを古書で手に入れてもってはいるが、もう一つ買っておこうかどうしようかと再度苦慮している。
昨年の夏休みの医療生協での、宿題クリアのための無料塾では参考資料としてこれらの本をもって行ったし、今年ももって行くつもりである。
この「算数の探検」シリーズを読んだことはなかったが、購入してもっているとこのブログで書いたら、記録に残っている限りでは70回ほどのアクセスがあったことが記録を先ほどチェックしてわかった。
いずれにしてもブログとしてはかなりのアクセスがあった方である。どういう方がそのブログにアクセスされたかはわからないが、塾の先生をしている方とかや子どもの算数教育に悩んでおられる親御さんなのであろうか。
遠山さんの「さんすうだいすき」などでも古本市場に出ても数万円の値段がついている。もちろん、1冊4000円以下ではなかなか復刊できないだろうから、2万円くらいだったら、安い買い物なのかもしれない。私は妻の友人から格安でこのシリーズをゆづってもらった。
しかし、私が一番感激したのは遠山さんの「数学の広場」であった。これは子どもの通っていた学校の図書館にあったので、子どもが借りて帰ったときにそれを読んだ覚えがある。その後、古書で買ってもっているが、いまはもっぱら辞書代わりに使っている。