解析接続について書いてある文献があったので、ダウンロードした。ツェータ関数の解析接続のことを書いたものだが、それ以外のことも書いてあれば、私の知りたいと思っていることが書かれているかと思ったのだが、そうではなかった。大いに残念である。
ガンマ関数も解析接続される関数の一つとして有名なものであるが、まだ十分に調べたことがない。有名な高木貞治の『解析概論』(岩波書店)のガンマ関数のところも通読したことがないという私の不勉強ぶりである。
(2017.11.8付記) 複素解析の書を見たら、いつでも二つのことをどう書いてあるかを調べる。一つは解析接続のことであり、もう一つは分岐点の説明である。このことはいつぞやのブログの話題として書いた記憶がある。
解析接続のことをあからさまにかいてあるのではないが、ガンマ関数のことを先日WoodsのAdvanced Calculusで読んだら、いままでよくわからなかったところが分かった気がした。気がしただけなので、もう一度読んで確認をしないといけない。
分岐点の方は私なりの解答を得ているが(注)、解析接続の方はまだである。
(注)複素多価関数でその多価性が成り立たない、一価な点があるが、それが分岐点である。こんなことでもきちんと書かれた書はあまりない。