物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

たぶん今日が今年最後の仕事日

2022-12-30 16:36:34 | 本と雑誌
明日は自宅の大掃除である。風呂とトイレはまず私の受け持ちである。

その代わり庭の草など引いたことがない。笹竹がはびこっていとときに一生懸命に笹の根を掘っては切ったが、完全な駆除とはいかないまでに、またぞろはびこっている。

隣家のご主人は庭仕事がご趣味であったが、さすがによる年波に負けて庭の手入れをまままならなくなったようだ。それでも昨日庭の木に水を撒いておられた。

たぶん正月の3日からの始動となるだろうか。4日からの始動となるか。いまのところ予想がつかない。



Lorentz変換の導出法

2022-12-29 16:51:06 | 物理学
先週は、Lorentz変換の導出法を少し調べていた。

もちろん、正統的なメラーの『相対性理論』(みすず書房)から該当の箇所を読んで計算のフォローをした後で、小出昭一郎さんの『物理学』(裳華房)を読んで、ちょっとしたコツというか便法を知った。

この方法が実は小川修三『量子力学講義ノート』のところに出ていた。それを知らずにメラーの本を読んでチェックしたのだった。

そして、『量子力学講義ノート』の導出がどういう考えでこの式が出たのかなと、特に時間に関する式が何の説明もなして出ていたので誰かに聞いてみようと思っていたが、その前に私の持っている本の中にどう導出されているかと基礎教育課程程度の本の該当箇所を探してみた。説明はあるが、天下りで導出法は書かれていない本もあった。

Lorentz変換の導出法の概観する仕事は一度しておかなければならないだろう。ダランベルシァンを不変する変換からLorentz変換を導出する方法もある。

小林稔先生の『電気力学』(岩波全書)などはこの方法で導出してある。

昨日を仕事納めとするつもりだったが、

2022-12-29 16:42:45 | 本と雑誌
昨日を仕事納めとするつもりだったが、今日も仕事場に来てしまった。

家の掃除とかは31日にすべてするつもりである。ということは明日も多分来るだろう。

いつもの年末しているのは風呂場の天井を拭くことである。これがなかなかきつい。それにトイレの掃除も私のしなければならないことの一つである。

そしてできたら、居間のガラス戸を磨くということもある。なかなか日ごろの怠け者にとっては年末はきつい仕事がたくさん待っている。

今日は仕事納めの日

2022-12-28 13:07:53 | 本と雑誌
昔は御用納めとか言っていたが、さすがにさいきんは仕事納めと言っている。
仕事納めだということで、パソコンがウイルスに汚しているというどこかから入ってくる。こちらは腹を決めているので、それには動じない。

焦りにかこつけて稼ぎたいということが見え見えである。だからもデータがなくなってもいいように文書のデータはUSBメモリーに保存した。それ以外ではいざとなったら、購入した店に駆け込んでウイルスを取り除いてもらうしか方法がない。

明日からはひょっとすると長い年末と正月休みになるかもしれない。



今日もあまり仕事をしないで一日過ぎた

2022-12-27 17:14:16 | 本と雑誌
今日もあまり仕事をしないで一日過ぎた。とはいうものの友人に「数学・物理通信」12巻7,8号を印刷して郵便で送った。

明日はつかないが明後日はつくという。メール配布の通信誌なのだが、この友人はメールアドレスをもっていない。それで仕方なくである。

この友人は数学者であるが、体を損ねてある施設に入っている。いぜんは直接プリントをもって行って渡していたのだが、この3年は面会させてもらえない。これはコロナのせいである。

翻訳と原著

2022-12-26 10:39:06 | 物理学
原著が外国語、特に英語とかドイツ語とかフランス語であった時代は去った。

日本語が原著の本とかも出てきている。例えば、朝永振一郎『量子力学』I, IIはすでに英語に訳されているし、『スピンはめぐる』という本も英語に訳されている。

それに岩波書店で発行されている『数学辞典』も英語に訳されている。他に思いつく書としては久保亮吾・他著の『大学演習統計力学』も英語に訳されている。原著が日本語の本もあるという具合である。

どれだったかは覚えていないが、旧知の山本義隆さんの本も英語にもハングルにも訳されているらしい。そういえば、最近山本義隆さんの本『ボーアとアインシュタインに量子を読む』(みすず書房)を購入した。

金曜日だったかにジュンク堂へ行って購入した。彼の本はなかなか私にはわからない本が多いのだが、この本は一部しか読んではないが、私にも理解可能なようである。

ボーアとかボルンが意外に波動力学の貢献に肯定的であったということをしった。特にボルンはいわゆる行列力学の創始者の一人だが、波動力学の成果に肯定的であり、それが波動関数の確率的解釈を提唱した理由であると考えられるという。

もっともそこには新しい創意工夫もあってボルンが後でノーベル賞を受賞したのも頷けることであった。

自分のことを言ってわるいが、『四元数の発見』だって日本語が原著の英語の本になることは可能である。それくらいの自信はある。

ウイルスといえば、

2022-12-24 15:07:51 | 本と雑誌
ウイルスといえば、最近はコンピューター・ウイルスであろう。私のパソコンもそういうものに感染しているというお知らせがやって来るようになった。

だが、いけるところまで行ってみたいと思っている。変なサイトには近づかないようにしているし、メールでウイルス汚染したメールはプロバイダーがカットしてくれる設定になっている。

だがそれでも変な誘いはないわけではないが、こうなれば行けるところまで行って自爆もやむなしである。

世の中も変になっている。



12巻8号を発行

2022-12-21 15:32:42 | 数学
「数学・物理通信」12巻8号を発行した。

先ほどメールでの発送が終わってほっとしているところである。長年になるので途中で死去する友人や知人も出てきている。これは人間は無限には生きられないので仕方がないことである。

いつかも書いたが、80人前後の人にメールで送っている。それに谷村先生のサイトにも載せてもらっている。

だからそこで見ることもできるので、別に私のメールアドレスに登録しなくても参考にすることができるはずである。

これはそういうことがあるとは思ってもいなかったのだが、今年の1月に号外号として発行した「数学・物理通信」で「遠山啓博士の著作目録」が役に立ったということからU先生とお知り合いになった。

U先生は日本数学教育史の専門家である。『日本数学教育史』上、下(風間書房)は大著である。こんな分厚い本はいままで見たことがなかった。

今日こそは12巻8号の発行をしよう

2022-12-21 10:32:38 | 数学
今日こそは12巻8号の発行をしようと思っている。とはいうものの昨日手直しを入れた。

これは欄が右に偏りすぎていることに気がついた。とは言っても全部の原稿ではない。最後の私の書いた原稿である。この部分のところの不具合をはじめて気がついたのが、昨日であった。

何回も見直してるのだが、それでも気がつかなかった。だからもう大丈夫と思いながら、何回も見直している。

こういうことは私が知っているだけであり、他の人が知っている必要はない。一般の人は結果を見るだけである。それでいいのだ。

ワールドカップの決勝戦

2022-12-20 12:22:41 | 本と雑誌
もう旧聞に属することだろうが、一言書いておきたい。

ワールドカップの決勝戦は見事であった。アルヘンティーナ(これはスペイン語でのアルゼンチンの発音である)が先行得点をしていたのにフランスが2度も追いついて、それも延長戦でもあり、結局PK戦で決着したという。まれにみる名試合であったと思う。メッシとエムバぺの互いに譲らぬ活躍も見せどころであった。

ワールドカップ全体で見るとモロッコとクロアチアの活躍が目立ったワールドカップであったが、予選も含めて見ると日本のチームの活躍も見逃すことができないのではなかろうか。今回3位に入賞したクロアチアとはPK戦まで持っていったのだから。

確かにベスト8まで行けなかったことは残念だったが、やはりそこがワールドカップの難しさだったのだろう。

今回のワールドカップで日本のサッカ―選手は自信をもったのではなかろうか。これはベスト8まで行けなかったにもかかわらずである。日本のサッカ―選手は胸を張っていいと思う。


日曜日に12巻8号の原稿を見直したら、

2022-12-19 13:04:38 | 数学
日曜日に12巻8号の原稿を見直したら、またまた原稿の不備を見つけた。こうやってなかなか完成稿にならない。これは他人の書いたところではなくて、私の書いた原稿である。

今日はまずそこを修正しなくてはならない。発行は12月21日の水曜日を予定している。

他の人の原稿は完璧になっているので、なかなか自分の原稿が完成しないのはもどかしいところではある。

本の発行日よりは前に著者にその著書が届いたりするが、「数学・物理通信」12巻8号も発行日は12月16日とすでに表紙に書いてあるのだが、その中の原稿はまだ修正が必要だということである。

(2022.12.21付記) 昨日修正して全体を印刷して見直していたら、あるマトリックスの成分の順序が入れ替わっていた。それで先ほど修正をした。なかなか原稿が完成しない。いや原稿は完成をしているのだが、入力ミスがなくならないというべきだろうか。

総理大臣は勝手に日本の方向を変える権利をもっていない

2022-12-17 13:21:44 | 本と雑誌
最近の総理大臣は何でもできると思い違いをしているのではなかろうか。

防衛予算の増額と反撃能力の保持の問題である。これは明らかにまちがっている。中国が大国となって急に拡張政策とか軍備増強に走っているとしても隣国であり、経済的にも相互依存している中なのでその中で反撃能力の保持とかいうのは明らかに中国を標的にしていると思われても仕方がない。

中国の大国主義は問題であるが、それを外国である日本が指摘しても内政問題に口を突っ込むなと言われるだけであろう。外交によってその愚かさの具をやんわりと示唆し続けるほかはない。

それならばどうするかということだが、軍備は最小にして外交に力を注ぐしかない。そして世界全体の緊張を緩和する方向に世界を志向させてこそ日本の生きる道がある。こんなこと言わなくてもわかっていると思っていたのに国民を守るとかの口実に軍備の増強である。

経済がうまくいかないので企業家が逃げ道として防衛産業の増額をひそかに要求しているのが背景にあるのかもしれない。そうではあってもその尻馬に乗ってはいけないのだ。

どうやったら、平和な産業とか国民の生活の向上に資することができるかを深く考える必要がある。普通の産業や工業で日本がここ2,30年世界にたち遅れてきたことは日本ではもう衆目の知るところである。それをどうやって克服するか。これが私たちの一番しなくてはいけないことのはずだ。

いつものかくことだが、軍備は消費産業として地球を少しでも長続きさせるためには全く役に立たない。それはたとえ一時的に企業家の利益になるとしても絶対に避けなければならないことのはずだ。

そういうことをよしとする時代ではないはずなのに。政治家の見識のなさに呆れてしまう。


「数学・物理通信」12巻8号の編集が終わった

2022-12-16 17:00:20 | 数学
「数学・物理通信」12巻8号の編集が終わった。

それで最終点検に出した。最終点検のOKが出てもすぐには発行しない。だから
発行は来週半ばになる予定である。

たぶん水曜日の12月21日になるだろう。今年も押し詰まってきて大河ドラマの「鎌倉殿の13人」も今度の日曜が最終回になるだろう。さてどんな結末を迎えるのだろうか。

「数学・物理通信」も12巻7号からあまり数式を含まないエッセイを意識的に入れるようにしている。数式があると頭が痛いから読まないという読者もおられるので。

100号を越えて発行しているといろいろ考えなくてはいけないことが出てくる。




12月の子規の俳句

2022-12-15 16:38:12 | 本と雑誌
早くも12月の半ばとなった。

「数学・物理通信」の編集に忙しくてなかなかブログにまで気が及ばないのが現状である。そうは言ってもそろそろ12月の子規の俳句を紹介しておかねばなるまい。

 一年の心の煤を払はばや   (子規)
     I hope to cleanse
     my heart of the soot
     of the passing year       (Shiki 1897)

カレンダーの写真は道後温泉のすす払いの写真が載っている。

 

一年前の同じ日に発行したらしい

2022-12-14 17:05:03 | 本と雑誌
昨日「数学・物理通信」12巻7号の発行をしたと書いたら、今日一年目の昨日のブログがどうだったかの知らせが届いた。

やはり同じ日に発行したらしい。さらにそのときに11巻8号の発行をしたいと書いてある。ほとんど同じことを行っているのが、私の現状である。もちろん関数だけが1巻だけ進んでいるのはいうまでもない。

いま、12巻8号の発行に向けて準備をしているところである。