Koitiのブログで日銀の量的緩和の解除をめぐって、反対と賛成とのブログのあるなしを集めている。Koitiの探した限りでは反対かまたはそれに近いブログはあるが、賛成を表明してブログは見当たらないとのことだ。
話が経済なので、素人の私にはわからないが、金利がほとんと0%というのはやはりおかしいのではないか。景気との兼ね合いで今までは仕方がなかったのかもしれないが、やはりおかしいのだと思う。日銀に肩入れするのではないが、これについては日銀の判断を是としたい。
90年代にいわゆる世界的な社会主義の崩壊があって、資本主義が勝利したと言われたが、金利を極端に抑えるというような政策をとらないと経済が成り立たないということは資本主義の勝利ではありえないのではないか。特に銀行に多額の融資をしてその経営を支えたということはもう単純な資本主義ではない。
それを市場経済の勝利のように言うのは根本的に間違っている。また、ダイエーへの援助でもそうであろう。本来失敗したものはそのまま国民の税金で建て直しを要求できるようなものではない。速やかにその場から立ち去るべきである。それが市場経済ではなかったか。政治家にそのような自覚があるのだろうか。強いものは助けるが、弱いものは助けない。それが政治のすることだとすれば、世の中が間違っている。