車で仕事場まで妻に送ってもらっているときに、横に止まった車の番号が1024だった。あれ、これは2の10乗ではなかったかなと思ったが、よくは覚えていなかった。
そこで、すぐに暗算しようとしたが、私は暗算が下手ときている。2の6乗が64(=8*8であるから)であることぐらいはすぐにわかったが、それ以上だともう暗算ができない(注)。仕事場について、2の倍数はなんかの数表の載っていたのではないかとまずは吉田武『オイラーの贈物』(海鳴社)を見たが、この巻末には2の倍数の表は載っていなかった。
しかたなく、林桂一(森口繁一増補)『高等関数表』(岩波書店)の巻末のほうを探したら、2の倍数が出ていた。これによると確かに1024は2の10乗である。
車の中で「にごろ」256を思いだしていたが、それが2の何乗だったかもその表でわかった。2^{8}=256であった。
パソコンをいじることが好きだった子どもから「にごろ」という文句を教えてもらったのも、もう何十年も前である。
(注)「物理学をやっていたのに暗算が下手ですね」とよく言われる。近代の優れた数学者と言われたポアンカレが暗算が下手だったとか、どこかで読んだ記憶があるが、定かではない。
消去することができた。すべてを単に全部を削除するだけなら簡単であったのだろうが、私信の部分で意味のある長いものはできるだけ残したいと思ったために昨日一日と今日一日かかった。
明日からまた普通の生活に戻れるだろうか。やれやれ。
internet explorerが変更になった。マイクロソフトはこれでより使いやすくなったとか書いているのだが、戸惑うばかりである。
よくわからないのは今まで文書のコピーが簡単にできていたのが、そういう機能を表示している、ツールバーがなくなってしまった。
どうやったら復活できるのかがわからない。はじめはアドオンを廃止したら、アクセスが速くなるとか書いていたので、アドオンを廃止した。
ところがどうもアドオンを廃止にしない方がいいらしい。ということで元に戻すことにしたのだが、もとにはもどらない。
なんでも簡単にできるなどというが、「どしろう」とには全く見当がつかない。
それでもなんとかお気に入りは使えるようになったが、なんでこんなに変えるのだろう。変えたことがよりよくなっているというのはスタイルを変える企業の独善ではないのだろうか。
第一、私はアドオンはなにを指すかがわわからないくらいの「どしろう」となのだから。
このOCNのブログも11月30日をもって終了するらしい。
これはOCNのお知らせでの通知である。だから、他のブログに移転しなければ、11月30日でこのブログは終わってしまう。
毎日訪問者が100人程度のブログであるから、いつ消えても不思議ではないが、私の意志よりも先に会社がやる気を失ったらしい。
利潤が上がるかどうかがこういったサービスを続行できる条件であろうか。このブログは現在2586回を越したところであるので、今月中に2600回を越すであろう。
だが、私の事情ではなく、それより先にブログのサービスが終了となるとは思わなかった。もちろん後継のブログへの移動は勧めてくれるらしい。
こういうことだとホームページの方もサービスは終了になるのだろうか。そのあたりの事情はまだ知らないのだが。
日記を私はつけたことがないのだが、日記代わりにこのブログにできるだけ毎日何かを書いてきた。
日常生活の事情も書いたけれども、それがこのブログの主たるテーマでなかった。
できるだけその時々の自分の関心事とか考えたことを書いてきた。新しい視点となるようなものとか私が今まで生きている間に、知った興味ある知識とかそういうものに関心と敬意を払ってきた。
私は幸せな人生を送ってきたので、あまり家族に不満をもったりしたことがない。むしろ感謝したことの方が多い。
これは客観的に私が幸せだったというよりも、主観的に幸せだったということである。
だから、他人が見たら、不幸だったと思われるかもしれない。だが、主観的に言うと不幸だと思ったことはない。これは自分自身に関しても家族に関してもである。
折角、知り合いのNさんに来てもらって、ホームページの製作に協力をしてもらって曲りなりもできたのだが、昨日そのHTMLのところをいじっているとどうもホームページがどこかにわからなくなってしまった。
やれやれ。「30分でわかるHTML」というサイトを見つけて読んだために自信過剰になってしまい、HTML表示をしてそこを治したためかもしれないが、原因がわからない。またNさんに来てもらって1からやり直さねばならないかもしれない。
ホームページビルダーというソフトを買って、それを用いてホームページをつくろうとしているのだが、すでにいくぶん作ってあったのだが、完成をしないで放っておいたのだ。
それをもっと使い勝手のいいものにしたいというのがいましたいことである。だが、生半可の理解だからしくじってしまう。
まあ、またNさんのご尽力をお願いすることにしよう。
ホームページの更新をできたらと思っていたが、なかなかできなかった。
それがある方のご尽力でできそうになってきた。その手始めというわけではないが、8年ぶりくらいにPDFのファイルを一つだけだが、追加することができた。
また目次のページの行の間隔を広げることができた。
これから他のファイルも追加できたらいいのだがと思っている。「数学と物理の広場」と題するホームページだが、今日ベクトル代数という新しいファイルを追加することができた。
このファイル自身はすでに『数学・物理通信』4巻1号に載せたものであり、新しい発表ではないが、新しく自分のホームページに載せられることが自分で経験できたということが重要である。
なかなか他にもする用事があり、ホームページの更新とかができていなかった。そのことがいくぶんかは進む方向にできたことはとても喜ばしい。
将棋のプロ棋士たちが対戦して、コンピュータの方が4勝1敗だったと今朝の新聞で読んだ。
コンピュータでは1秒に読める手が何十億か何百億手だというから、これはなかなか本物のプロ棋士でも大変である。
ここでは別に人間がつまらないとか言いたいわけではない。むしろ人工知能の研究がここまで進んできたかという感慨の方が大きい。
しかし、人工知能が進んで来てもちょっと違った側面を人間は持っているという感じがする。
それはいま私は四元数に関心をもっていろいろ調べているのだが、そのときに何か、すでに調べられてインターネットのサイトに出ている記事とか論文を読むことがある。
しかし、それを読んで疑問に思うこととか、納得できないとかいうような思考とか気持ちとか、はたまた、矛盾した疑問を解くというようなことはなかなかその人に固有なものであるから、人工知能で追いかけるというようなことができにくい。
もちろん、そういうことでも研究者がそのつもりになれば、研究はできるのかもしれないが、将棋を指すというのとは全く違い、広範な話ではないので、研究に値するテーマではなかろう。
だから、個人的なテーマはなかなか人工知能の範疇には入らないだろうと思う。
話は違うが、数学で関数の積分をするのは関数を微分をすると違って、難しかった。
ところが、大学の一年生で学ぶ微分積分学の積分の問題を90%以上をコンピュータの「数式処理システム」が解ける時代となった。
それで積分計算は人工知能の研究課題からはずれてしまった。
解くのが難しい、多元連立方程式でもグローブナー基底を使って解くことができるという時代である。
解がある、すべての連立方程式を解けるようになっているのかどうかは知らないが、人間はこれから何を学ぶべきなのだろうか。
コツコツ書き溜めてきたブログもこの回で2500回を達成した。
一年にブログを書ける回数は300回がいいところだろうから、足掛け9年での達成は結構私が勤勉であることを示している。
幸いなことに余り病気をするということもなく、いままでは日曜日を除くほぼ毎日ブログを書くことができた。
今日のように3回目のブログを書いているような日もあることはあるが、それはまったく例外である。
大体一日に一回のブログである。それに私の方の理由でなく、パソコンが何等かの理由でダウンしている時期も何回かあった。
平均すると一日100のアクセスがあれば、すごいアクセスがあったねというくらいの数しかアクセスがないが、それでも楽しみにしてみて下さる方もおられるので、元気な間は今後も続けていきたい。
「ドイツ語圏とその文化」2号発行しようとして昨夜最後の読み返しをしていたら、「参加、寄稿、購読」という語の内で参加が不要なのではないかと思い出した。
それで今朝そういう話を妻にしたら、やはり参加という語があった方がいいのではないかという意見であった。
気分としては参加という語でぼんやりとしたこのサーキュラーに対する関与を意味していたのだが、よく考えると寄稿するか購読するかぐらいしか意味はないのではないかと思った。
ところが、妻はいう。寄稿をするわけではないが、ちょっとした意見をいうのも参加にあたるのではないか。
それで結局「参加」という語を残すことにした。なんでもなかなか難しいことである。
ウインドウズ8.1にupgradeしたら、途端にインターネットが使えなくなってしまった。
マイクロソフトは罪なことをする。しかたがないから、ここ数日ブログもお休みになった。それが先刻Edionのサポートの人に来てもらって復旧をしてもらった。これが結構費用がかかった。
もしウインドウズ8.1にupgradeしようと思っている方はupgradeをできるだけ避けた方がいいと思う。
サポートの人が言うにはうまくいかなくてもカスタマーの自己責任なのだそうである。私たちのような個人のユーザーは訴えることもできないが、企業だったら、訴えるのではなどとサポートの人に話したら、そういうことがはじめのどこかに書かれているとのことである。
それはそうかも知らないが、責任を少しは感じてほしいものである。
数学・物理通信3巻8号の発行の直前であるが、まだトナーの入荷の連絡がない。それでプリントして読むという点検ができないので、発行はまだできない。
私以外の投稿者からは彼らの原稿に関してはOKとの了解を得たのだが、昨日編集をしていると私の箇所に不具合が出てきた。
これはminipage環境を使って、図を横に並べて配置していたのだが、それが上下にずれてしまったのだ。その図のことを記述したpicture環境の一部をどこか書き換えた覚えはないのでわけがわからない(注)。
そのようなわけのわからなさは数式の番号でも生じた。投稿者が\labelと\refというコマンドで数式の番号を入力しておられるにもかかわらず、参照するときの式の番号が1章の式に2章の数字が入って来るという不可解である。
どこかが悪いのだろうが、結局原因がわからないので、しかたなく式の番号の前に投稿者の名前の頭文字を一字挿入したら、それで参照する式の番号が一致したので対症療法はうまくいった。やれやれ。
こういうことがあるから、機械の調子みたいなところがlatexにはある。まだ使い方が上手ではないということだろうか。
(注) このブログを書いた後で、latexの原稿でminipage環境で書いた二つの図の間に入れていたコメント行を削除したら、図が二つ左右にうまく入るようになった。コメント行は悪さをしないはずだが、必ずしもそうでもないことがわかった。
もっとも単独のlatex原稿ではコメント行は別に悪さをしていないのだから、不思議というしかない。
妻がかつてホームページを作成して持っていたが、彼女に作成法を聞いてももうわからない。
私は自分の書いた数学エッセイが相当の数になっているので、それをホームページに載せたいと思って自分のホームページをつくりたいと前々から思っているが、果たせていない(注1)。
誰かにお金を出して作成をしてもらうということもありうるのだが、残念ながらそういう経済的な余裕が私にはない。
それで自作をしなくてはならない。一度ホームページをもとうとしたことがあって、私の編集した「電気電子工学科ミニマム」はそのホームページの遺跡として残っている(注2)。
その後、そのURLも忘れてしまってどうしようもない。だが、自分の書いた数学エッセイの数もさることながら、それが一般の人の役に立つのだが、という気が強くなっている。
世の中の人は数学が好きでかつ達者な少数の人と大多数の数学嫌いの方々である。私はその中間くらいであろうか。
それでそういう大多数の数学嫌いの、または数学を分かりたいと思いながら、それに障害を感じている方々の橋渡しをしたいと願っている。
NTTのOCNのpage onの部分のホームページの作成の案内を昨夜読んで見たら、まだできるという自信にまでは至っていないが、それでも私にもホームページの作成ができそうだとの希望が出てきた。
そういうことを感じてからも実際に自分のホームページをもてて、かつ自在に活用できるにはまだかなりの時間がかかるであろうが、少し見通しをもつことができた。
(注1) 本当は本にできるくらいの量を書いてあるのだが、本をつくると費用がかかる。その費用を支出する経済的な余裕はまったくない。それに数式が多くあるとそのような本は世間では全く売れない。
電子ブックにするというのも一つの手だが、電子ブックにする手前としてホームページがあるだろうか。
(注2) 「電気電子工学科ミニマム」はいまでも検索をすれば、アクセスできる。これは大学の理工学科の初級生が学ぶ数学をまとめたものである。
まだ作画はしていないのだが、座標変換で疑似楕円形を水平から斜めに傾けたい。
これがいま私がしたいことである。それほど面倒なことではないはずだが、座標形式で入力をしているので、座標の数値を水平から50度だけ傾けたい。
電卓でもできるのだろうが、電卓計算するのは面倒なので、JIS Full Basicというソフトを昨日ダウンロードした。
前にもこれを使って計算をしたことがあったが、もう計算を何十年も自分ではしないのでプログラムがなかなか組めない。
すべてまったく新たな試みみたいなものである。
latexで数式の入力はきれいにできるようになってから久しい。
ところが図の入力が問題であった。いままで私の必要な図は簡単なものであったので、picture環境で描いてきたが、多くの図を気楽に描きたいという欲求が強くなってきた。
それで前から勧められたことがあったAsymptoteを使えるようになりたいという気が起きてきた。
まだまったくどういう風に進むのかは予測がつかないが、将来的にはすべての図をAsymptoteで描くという風になりたいと思っている。
これは多くの曲線を描く必要ができてきたからである。picture環境で曲線を描くときには2次のベジェ曲線で描くようにしてきたが、なかなか手間がかかる。
多くの曲線を描くときにできるだけ簡単に描けることが望ましい。
いまのところAsymptoteというソフトがあるというくらいでどうやってサイトからダウンロードするかもわかっていない。
日本語で広範に解説したものもまだあまりないようだが、英語のマニュアル等は存在しているので仕方がなければ英語を読み解くことにしようと考えている。
(注) Asymptoteは漸近線という意味で直角双曲線等でこの曲線が近づいて行く座標軸などは漸近線の一つである。また発音はpを発音をしないらしく、カタカナで発音をまねるとアサントーテでもなるのだろうか。