アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

クズ(葛)の花_秋の七草の一つ

2006-09-15 | 動物

 筑波エキスプレスの開通に伴い、住宅地が収用されたり山が開発されると同時に大堀川の河川工事が進められ、工事途中の荒れ地が目立つ。そこに、つる性のクズやアレチウリが繁殖している。 

マメ科クズ属
学名「Pueraria lobata」

撮影2006年9月14日午後3時頃

葉の陰に咲くクズの花

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葉の陰に咲いても香りの良いクズの花

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仲良く奥並んだクズの花、工事用のパイプに絡みつく

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工事用柵をくぐって歩道に出てきたクズのつる

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歩道をのっとる勢いのクズの葉

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メモ


・秋の七草のひとつ。根からとったでんぷんを葛粉というが、昔、奈良県の国栖(くず)がその産地だったことからクズの名がついたと言われる。今の奈良県の由の地方では、葛粉が生産されている。
・生育地は土手、斜面、線路沿い
・分布は全国
・花期は7月~9月
・花色は紅紫いろ
・花の付き方は、葉の先からの柄に総状に多数つく
・花びらは5枚、蝶形花。花序の長さは10~20cm
・花の大きさは長さ1.8~2cm
・葉の形は3出複葉、裏面に白い毛
・葉のつき方は互生
・茎の高さ つる性 20m
・生活型 多年草


山渓「ポケットガイド野の花」より