アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

残土を全部隠したアレチウリ(荒地瓜)

2006-09-17 | 動物

 春先にはTXがらみの残土が山になっていたが、今では全てを「アレチウリ」がかくしている。良く見るとクズ(葛)の葉や花も見えるが、まさに、ツル同志のしのぎあいだ。「アレチウリ」が一歩勝っているようだ。 

ウリ科アレチウリ属
学名「Sicyos angulatus」

撮影2006年9月14日午後3時頃

まとまって一塊になって咲くアレチウリの花

01

葉の付け根からのびてきた花の塊

02

昆虫が大好きなアレチウリの花

03

猛烈な繁殖力のアレチウリ

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メモ


・1952年に静岡県で見つかったのが初めてで、それから急速に広まった。実はウリらしくなく、とげ状の長い毛でからみあって数個が一塊になっている。
・生育地は荒地、河原
・分布 北アメリカ原産で本州、九州に帰化
・花期 7月~9月
・花色 黄白色 雌花はやや緑色をおびる。
・花の付き方 雌雄同株、葉のわきから出る、雌雄別々の柄の先にまとまって付く 雄花のオシベは1本 雌花は雄花より小さい
・花びら 5枚
・花の大きさ 1cm
・葉の形 掌状に3~7列、列片は3角形
・葉のつき方 互生

「アレチウリ」は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により、平成18年2月から、生態系等に被害を及ぼす「特定外来生物」としての適用を受けることになった。詳しくは環境省ホームページに説明あり