タチツボスミレ(立壷菫)が、ブロック塀と平板の間に芽を出し、開花した。
日あたりの良くないところだが、毎年長期間にわたって咲き続ける。
今のところは茎は短いが、次第に茎が伸びて立ち上がり、葉も茎の途中からつくようになる。
スミレ科 スミレ属
撮影2010年4月9日
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↓ タチツボスミレ(立壷菫)は日本を代表するスミレ。
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↓ 左側の茎が立ち上がり始めている。
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メモ
・日本のスミレ属は種類が多く、さまざまなものが各地に見られるが、花がほぼ同じ時期に見られるため、混同して扱われている場合が多い。
種としてのスミレも普通種であるが、それ以上に普通種であり、日本を代表するスミレがタチツボスミレである。いくつかの近似種とともに広く見られる。
・タチツボスミレとスミレの違い。
タチツボスミレ(V. grypoceras A. Gray)
茎は地中で短いが、成長すると茎は地表に伸びて立ち上がる。
葉は始めは根出するが、茎が伸びると葉もそこにつくように
なり、丸っこいハート形。
花は薄紫。
スミレ(Viola mandshurica W. Becker)
茎は地中で短く、立ち上がらない。
葉はすべて根出し、細長い矛型。
花は濃い紫。
参考サイト フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』