森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒17第7話「うさぎとかめ」

2018-12-05 18:37:02 | ドラマ(相棒)

そう言えば、またも「相棒」の感想が抜けてしまいました。

先週は旅行中だったので、今週に入ってから録画で見ました。

今回のライターさんは森下直さん。

「ラストワーク」を書いた方で、その感想は→相棒15第17話「ラストワーク」

それを読んでも伝わってしまうと思うのですが、「いやいや、それはないんじゃないかな。」と思いつつ、意外と好きな物語を紡ぐ方だと思っているのです。

今回も正直な事を言ってしまうと、短歌の暗号が郵便番号って言うのはがっかりしました。何がって言うんじゃなくて、なんかこう、歌の暗号だったら、もっと優雅なものにして欲しかったなあと言うレベルです。

それにワタクシ、これを言ってはお話が行き詰ってしまうわけですが、場所を連絡し続ける必要はなかったのではないですかね。

生存確認だけで良いじゃん。

失踪までして命を守ったのに(?)、どこかで詰を甘くしていますよね。でも場所の連絡投稿していなかったら、上にも書いたように、犯人さんはやって来なかったわけですから、仕方がありませんね。

って言うか、私、この人がそんな制限のある歌を詠み続けて、どこかで自分のプライドを保っているのかなぁなんて、ドラマだって言うのに思ってしまいました。そこまでライターさんもしくは俳優さんがキャラづくりをしていてくれたら嬉しいのだけれど、一流と言われている人たちはやっていますよね。やっていて欲しいわと言う願望です。

じゃなかったら、チョピッと嫌な奴だなって、逆に思っちゃった(俺の歌って凄いって言われているようで)(笑)

 

だけど最初に書いた通り、物語自体は結構好きな内容でした。

冒頭から、カメに惹かれました。だって周りの人は、この異質なものに気になりながらも、皆足を止める事のない光景。みんな先を急ぐうさぎなのですよね。

それこそが既に異常な光景なんじゃないかしら。

「おかしいよ。」と思っても、足を止める事が出来ないそんな日常なんですよね。

そこで足を止める事が出来るのは、「暇か」と言われる特命係の特権なのですよね。

 

それになんですかね。あのカメはまるで忠犬……いや、カメだけに忠亀ですか。飼い主の危険を誰かに知らせるために、危険を承知で長い散歩に出かけたとしか思えません。

今回はイタミンの「特命係の亀」と言う言葉に、相棒ファン様は燃えたと思うのですが、このワタクシも思わずニヤニヤしました。

 

ただ、いつもは、自分の感想を書くまでは他の方の感想を読まないようにしているのですが、今回は間が空いていたので読まさせていただきました。スッキリとは書けませんが、同じような事を感じました。(英様m(__)m)端折った書き方ですが、事件の幕引きに官僚の自殺は当然で、失踪で助けたみたいな感覚にはついて行けず、利口な馬鹿が日本を牛耳っているのかなと言うリアルで思っている事を、ドラマで見せつけられたような気がして、たぶん物語のメインのああなってこうなっては、すぐに忘れてしまうと思います。

だから事件のああなってこうなっては、ここでは省略させていただきます。

 

まあ、男たちの友情の話も良かったのですが、今回はカメに尽きたお話だったと思います。

「ふれあい動物園じゃないのですからね。」と言っていた青木も、カメがいなくなって寂しそうでしたし、右京さんも引きずっていましたね。

更にカメの話をしようとして、冠城に「もう良いです」と断られると、「あーそうですか。」と拗ねた所なんか可愛らしかったです。

可愛い ?

右京さんのような年齢の方に対して、この発言はないかと思いますが、まっ、良いか(笑)

 


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