森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

『僕らは奇跡でできている』

2018-12-12 01:40:43 | テレビ・ラジオ

ああ、大変 !

いや、何も大変ではないけれど、のんびりと旅行記をアップしていたら、ドラマの最終回ウィークがやって来てしまいました。今季、やっぱりたくさんのドラマを流し見していました。その中でしっかりと楽しみに見ていたのは4つ。11日火曜日に最終回を迎えてしまった「僕らは奇跡でできている」はその一つでした。

先日、姉と電話している時に、あるボランティアに

「行かなくちゃ」と言う言葉を繰り返し使っていたようなのです。すると姉が

「あのドラマでも言っていたでしょ。『やらなくちゃ』『行かなくちゃ』と言っている事は、本当にやりたい事ではないって。」

あっ、なるほど~と思いました。好きで自分から問い合わせて始めたボランティアで、行けばその空間は居心地がよく、知り合った人は皆素敵な人ばかりでした。でもその日の朝になると、遣ることも終わらず、頭の中でスケジュールを調整し、いつも行くギリギリに挫折していたことが多かったのです。

好きな場所ではありますが、それをやるのは今ではないのかも知れないと、私は思えたのでした。

ドラマの中でも、一輝の言葉にまたは行動に影響されて、人々は一輝と同じように成長して行きました。

 

そしてそれはドラマの枠を超えて、私たちにもささやかな贈り物をしてくれていたように思います。

 

風の音に耳を澄ましたい。鳥の声をもっと聞こう。梢を通して、また空を見上げよう。

そんな事が思える素敵なドラマでした。

だけど樫野木先生を通して、一輝のように生きる難しさを語らせ、決してフワフワしたドラマにならなかったところも良かったですね。

最終回も、嫌な事も自分の中で広がる光。もう明日から、いや今からかも、即影響を受けてしまいそうな言葉だったと思います。

 

だけど最後は宇宙に行くとか言うのは、まったく予想にも出来ず、ぶっ飛びましたね。ロシア語を勉強しているから、単純にロシアに行くのだと思っていましたから。

 

ドラマの最後に、このドラマの中を生きてきた人たちが出てきて、あの少年がお母さんに国語のテストを見せたでしょう。相変わらず出来ていなくて、たったの10点。それなのにお母さんは「この虹と言う字がとっても綺麗に書けてるね。」と褒めるのです。

私、この一瞬のシーンで涙が出てしまいました。

このお母さん、凄く成長しましたね。ジーンときてしまいました。

 

あっ、そうそう。

事務長の、世の中から一つだけ消したいものを言うと、それは時間って言うのもさりげなく良かったです。

「あっ、時間だ、時間だ。」と去って行く事務長は、「不思議の国のアリス」の三月うさぎみたいだと笑ってしまいました。(後でツイッターを覗いたら、同じようなことを呟いている方がいらして、思わず♡をポチリとしてしまいました。

ささやかな生きるヒントがたくさんあったドラマだったと思います。

なんだか来週からロスになってしまいそうです。

 

ああっ、そうそうのその2。←なんだこの言い方はw

リアルタイムアクセス解析は結構面白くて、このドラマが終わった時に、私のブログにてアクセスされた記事が「「相棒」―悪魔への復讐殺人」だったりするのが分かるんですよね。

きっと「高橋一生」の検索でいらしてくださったのではないかしら。

Season4の「密やかな殺人」とか「悪魔の囁き」などの作品から、「相棒」ファンの人は、結構前から高橋一生さんの事は好きだったと私は思っているのです。

 

 

※     ※

(このドラマ、今書きなおしている自分の詩と同じテーマだったんだと、ほんのちょっぴっと複雑な気持ちになった。←自分用メモ)

コメント (4)
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