森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

Adventures  1

2007-11-19 01:33:31 | イギリス旅行記

 いきなり「こんな添乗員はいやだ~シリーズ」の2です。三日目のホテルはストラスフォード・アポン・エイボンのコテージ風の素敵なところでした。田舎道を走りながら、彼は言いました。

「この辺は付近も素敵なので、朝など早く起きて散歩なされたらいかがですか。」

 

 そう、素敵ですよね。私と友人はすぐに真に受けました。パック旅行は朝が早いのです。8時に集合で、朝食は7時ぐらいから始まったと思います。じゃあ5時半に起きて、6時ぐらいからホテルの周辺を散歩・・・

どうも、私の頭は算数的な発想ですね。でも、彼の言葉を真に受けると、そうなります。だって周辺を散歩と言ったら、少なくても、ホテルから15分ぐらいは離れたいと思いませんか。

 友人は目覚まし持参できていましたから、朝起きることには自信があります。主婦と言う人種は、目覚まし音には強いのです。鍛えられていますから。でも、その日は話も盛り上がってしまって、眠るのも遅くなってしまいました。それでもリーンと鳴ったら、二人でぱっと起きました。もう一人は最初から参加せずです。ところが時計を見ると4時ですよ。いったいどうなっているんだか、寝ぼけた頭ではわかりません。とにかく早すぎ、また寝ることにしました。でも、30分ぐらいして、友人は起きてしまいました。もう、眠れないからと言うのです。じゃあ、私も起きてしまえということで、5時少し過ぎには二人はコーヒーなんかも飲んでしまって、時間も持て余し気味です。

 

 ところが、外は真っ暗です。

 実は夕べ寝る前に、いくらなんでも気がついてはいたのです。だって日本でも、冬は日の出は7時くらいですよね。季節が早く進んでいるイギリスで日の出が早いわけはありません。それでも、前日は確か7時ぐらいには外は明るかったと思います。仕方がないので、6時はなしにしても薄暗い中を出かけて行き、明るくなった頃戻ると言う、超漠然とした計画を考えていました。

本当に、あの添乗員様は何の提案性もなく言ったのですよ。朝のスケジュールを考えたら、彼の提案には無理があるのです。一日の締めくくりとして上手く言葉がまとまったから、言ったのに過ぎないと思いますよ。ねっ。口からでまかせ提案を言う添乗員はいやでしょ。

 

 ところが私は、ふと、真っ暗な田舎道を歩いてみたくなりました。

それで二人で外に出てみました。夜明け前の空は一番暗いのって知っていましたか。

空には満天の星が煌き輝いていました。

 

「見て~、綺麗よ~。」

空が本当に澄んでいて、星の光がぼやけずにくっきり見えました。私が間違えずにいえる星座はいくつもありませんが、空にはオリオン座が瞬いていました。

「ねぇ、夜明け前の煌く星を見上げている観光客と言うものも、多分あまりいないわよねぇ。」と私たちは言って、笑い合いました。

 

  だからと言って、真夜中と言うわけではないのです。ホテルの朝は早いのでしょう。出勤の車が入ってきます。私は気をよくして、暗い草原や森の道を行ってみたいと思いました。ところが友達は急に
「怖い怖い」と言い出しました。

何が怖いのだろうと、私は思いました。

-時々走ってくる車が怖いのだろうか。でも、車に乗っている人のほうが、こんな暗い道に立っている女の人を見ることのほうがよっぽど怖いのではないかしらーと強気です。私は道路を渡った所にある木の向こう側にある真っ暗な空間が気になっていたのです。

でも、譲り合うことが大切です。私たちは部屋に戻って朝食まで一時間ぐらい眠ることにしました。

 

 朝食の後、私たちは急いでホテルの外のベンチや、前の道で写真などとって満足することにしました。もちろん、やっぱり散歩などは出来ませんよ。でもふと、今朝気になっていたところを見てみると、そこは・・・びっくり、墓地だったのです。

友人は霊的なものに敏感で、実際に見てしまったりする人で、ホラー話などは一切怖がって耳を塞ぎます。だから余計、この人はやばい人だと思っています。真実味があるのです。

「あなたは怖くなかったの?」と友人が聞きました。不思議なことにぜんぜん怖くなかったのでした。むしろ惹かれていたと言うか・・・

もしかしたら危ないコンビだったのかもしれません。友人が怖がっていましたので、私は言いました。
「大丈夫よ。何か出てきたらね、『わたしは~、えいごは~ぜんぜんダメでぇす~。』と日本語で言うのよ。そしたら諦めてどっかに行っちゃうからね。」

英国人のソチラの方は英国人のところに、行っていただきたいと思います。何か言われても、
「パードン?」じゃ困りますよね、お互いに。

 

ところで、朝四時の「リーン」の正体は、国際電話可能にしてあった友達の携帯電話でした。しかもワン切り。迷惑なことこの上ないですね。

 

 

でも、今ふと思いましたよ。そのワン切り、何処からかしら!?

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コッツウォルズへ<バイブリー>

2007-11-18 03:33:36 | イギリス旅行記

 カッスルクームに引き続いてバイブリーと言う町も訪れました。カッスルクームは坂を抜けて森の奥というイメージでしたが、バイブリーは森の手前と言う感じの町でした。今気がついたのですが、町というより村と言ったほうがいいのかもしれません。日本の村のイメージとは遠いのでどうも言いづらいのですが。

     

     

 

 この家並みはアーリントンロウといわれる元羊皮の作業場だったところです。この家並みの手前にある小屋には、プレートが貼り付けてあるのですが、そこにはナショナルトラストによって、この村ごと保存している旨が書かれてあります。

 

 

     

 

そしてこの下の写真は、その小屋を過ぎて反対側から写したものです。なんだかこの風景が、とっても好きなんです。

 

 

   

 村の奥のほうに入っていくと、こんな感じです。

 

   

 下のはマスの養殖場です。きれいな公園といった感じです。

 

  

 スワンホテルです。

 

 

このスワンホテルは1650年あたりからの歴史があるそうですよ。春には蔦が新緑の緑で、違った雰囲気になって、これもまた素敵です。

 

 さて、旅行のパンフレットみたいなことばかり書いてきましたが、ここで「こんな添乗員はいやだ~シリーズ」の1を書いておきたいと思います。これは、10年たっていいことばかり覚えているのもいやで、忘れたくないことを書き留めておきたいと言う気持ちから記しておこうと思ったもので、途中批判めいた言葉も出てしまいますがお許しくださいね。

 

 この村には実は有料トイレがあります。この村に着く頃、添乗員さんが、有料トイレの使い方を教えてくれました。・・・無料で入る方法をですよ。ほかの皆さんが、「まあ、お得だわ」みたいな顔をしていたかどうかはわかりません。ただ、私はいや~な気持ちがしたのですよ。

私だって、基本的には有料トイレは嫌いです。だって、トイレのような絶対に必要なものに、お金を取るなんてムカつきます。でもね、こんな小さな観光の村が、あえてトイレを有料にしたのには理由があると思うのですよ。例えば、ナショナルトラストへの寄付的意味合いとか・・・

そう、寄付なんだと思います。だから、1グループで一人お金を払えば全員は入れてしまうシステムのままなのかもしれません。そのとき思い出しましたが、6月に行った友人もこのトイレの話は得意げにしていました。

それで、人のことはどうでも良いのですが、自分はちゃんと払って入りたいと思いましたので、散策後誰もいなくなってから、そのトイレに行きました。さすが有料だけあって、中でダンスが踊れてしまうくらい広かったですよ。

添乗員様、お得になる話は誰もが喜ぶとは思わずに、有料になっている意味とか、常識のある話をしていただきたいものです。

 

トイレの話を長々してしまいましたが、こんなことは「こんな添乗員・・」のお話ではありません。

実はこの村でのお時間は結構余裕があって、半端な時間が余ってしまいました。なぜなら、・・・もう驚いてしまいますが、お店が全部閉まっていたのです。この村の定休日かと思ったくらいです。翌日、なるほどと思うことがあって気がついたのですが、4時を過ぎた頃だったので、お店は閉められてしまったのでした。それで、川の流れを眺めたりよってくるかもと遊んだりしていました。

 集合時間が来てバスに乗り込みました。乗ってきた一人の女性が大きな声で独り言を言いました。

「ああ、歴史のあるホテルでお茶をいただいて、おいしかった!!!」

 

そのとき私は「悔しい~!」と思いました。誰に対してでもありませんよ。自分の迂闊さに対してです。私だって、あんな素敵なホテルでお茶などいただいたら、彼女のように自慢だってしたくなりますよ。

 

でも、走り出したバスで添乗員がニヤニヤしながら

「いや~、僕もね、いつも言うのが後になってしまうのだけれど、あのスワンホテルはカクカクコノヨウナ歴史があって、あそこでお茶など飲んで時間など過ごすことも出来たかと思います。」と言ったとき、

私は振り向いて、遠のくスワンホテルを眺めつつ、添乗員に大根を投げつけてやりました。心の中で。

 

と言うわけで、三日目の観光は終わりました。

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バイオハザードⅢ

2007-11-17 09:06:02 | 映画
 Tウィルスの感染はとまらずに、世界は滅亡してしまった。わずかに残った人類は一箇所にとどまることが出来ずに旅をし続ける。

砂漠の道をバイクで走って行くアリスの姿は、かっこ良かった。でも、このシーン見たことがあるなあと思ったら、「20世紀少年」の中の世界滅亡後のケンジ登場シーンそっくりだ。世界滅亡にバイクは必須アイテムに違いない。


強く、ひたすらかっこいいアリス。

さすがゲームから出てきただけ物語だけあって、レベルがガンガン上がっている。そうやって考えるとラスボスに当たるアレも見ごたえはあったりして・・・。でも、その最後は・・う~ん、かな。

 まじめに考えてしまうと、なぜ全世界が滅びるまでTウィルスを放置したのか、またはなぜ人類をウィルス蔓延まで放置したのか、有り得ないだろうといってしまえば、この映画は終わってしまう。

スイッチを入れればゲームの中のパラレルワールドが開くように、この世界の恐怖を楽しめばいい。そう思って見てみると、なかなか楽しめる。

キャと言ってみたり、ワッと小さく叫んでみたり、思わず片目を瞑ったり、片手で顔を覆ったりと忙しい。


 

 映画の感想としては、コレではあまりなのでネタばれしない様に少しだけ書くと、噛まれたら、その後どうなるのか分かっているのに潔くないあいつは、どうなんだろうと思った。実際にはそんなものかもしれないが、なんだか苛ついた。でも、あいつが潔くなかったお陰で、次の展開があるわけだから、すべては「必然」のことだったのだろうか。すべての出来事には「意味」があるなんて言ったら「サイン」の感想になってしまうかもしれない。

だけど、このシリーズ、あのレーザーのシーンが本当に好きだよなぁ。

最後に映った日本のシーンは、この物語を生み出した日本への敬意かな。



ところで、この映画はプチレジャー代わりに家族四人で11日の日曜日に出かけた。映画館は中学生や高校生の男子でいっぱいだ。

面白かったよね、と私が言ったら、夫は
「面白かったけれど、う~ん・・と言う感じかな。」と分別くさくそう言った。
「まあ、中味はないよね。」と子供1のラッタさんが言った。


私は、ふと、
―君が人生の多くの時間を費やしてやっているゲームと言うものに「中味」なんてものが合ったのかと、問うてみたい気持ちになった。


でもこの映画は、彼らの言うところの「中味」とかはないかも知れないが、駄作と言うわけではない。
本当の敵は残されたままだし、次回作の可能性もありそうな気がしてしまった。


ところで、私はこの主演のミラ・ジョヴォヴィッチが好きな割に名前がちゃんといえない。いつもミラ・ナントカと呼んでいたが、しっかり覚えることにした。でも、この人ドレスの時と顔が違う。名前より顔の認識が出来るのだろうかとふと思ったのは私だけだろうか。
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「ALWAYS  続・三丁目の夕日」

2007-11-15 09:59:58 | 映画

 ああ、やってくれましたよね。オープニングシーンから涙ですよ。もちろん嬉し涙です!

いやいや、嘘ですよ。本当に涙なんて出てません。レトロな感じのTOHOと文字が出て、あの音楽が聞こえてきたら嬉しくなって、アハハと笑っていました。いや、もしかしたら無意識に手なんか叩いていたかもしれない、私。はずかし~。

 

 今回も日常のさり気ないエピソードの糸で縫い合わせていき、後にはさわやかな感動が残りました。見終わった時、なぜかみんな微笑んでいる、そんな映画だと思います。

近頃音響が良すぎるのか、映画に出かけても、自分以外の笑い声が聞こえません。なのにこの映画、他の皆様の笑い声が常に聞こえてきたのです。そんなことが印象に残った映画だったと思います。

 

  10日(土)映画館にて、夫と義母と三人で見てきました。今回はストーリーはおっていませんがネタばれ感想です。未見の方は要注意。

   

     

 

 さて、オープニングに戻ってしまいますが、三丁目にゴジラ出現はまさにファンサービスでしたね。

 鈴木オートのミゼットが破壊されていく街の中をぶっ飛ばして行きます。東京タワーがなぎ倒されて一作目の最初に出てきた建設途中の姿に戻ってしまいます。ゴジラがみんなを見下して、肩で威嚇したときコレは貼り付けゴジラではなくオリジナルなんだと分かって、ものすごく嬉しくなってしまいました。

 

 でも、これは茶川の子供向け冒険小説でゴジラのパクリ。後ろから覗いていた淳之介に
「それじゃあ、ゴジラですよね。」と明るく指摘されて
「ああ、やっぱり俺はだめだ~~」とぼやきは健在です。

また、今回も懐かしい場面やグッズが出てきましたが、ローラで絞る洗濯機は懐かしかったですよね。ぜひあれで遊び感覚でお手伝いなんかをしてみたかったのですが、あれって回すのに結構力がいたのを覚えているんです。残念ながら、あの洗濯機があった頃はお手伝い年齢にはなっていませんでした。

 それから「ももの花」。昔はお風呂上りには、あれを手に塗らなくてはいけないのだと思い込んでいました。

 アイスキャンデー屋さんも覚えています。コレはもう、お値段まで。映画でも、二本で10円払っていたでしょう。そう、一本5円でしたよ。何で、そんなことを鮮明に覚えているかと言うと、この商売も短命だったと思うのですよね。ある年、良く買ってもらって嬉しかったのですが、また来年も夏が来たら売りに来ると楽しみにしていたのに、もう来なくなってしまいました。お店でアイスクリームなんかが気軽に買える様になったからだと思うのですが、私にとっては一年だけの風物詩でした。

おっと、懐かしさのあまり横道に逸れてしまいました。

今回の「三丁目の夕日」でも結構ウルウル涙ポイントがあって、あちらこちらでウルウルとしていた私ですが、いつにも増して涙の基準が甘くなってしまったのは、始まる前に「マリと子犬の物語」の予告編を見て、涙腺が完全に緩んでしまっている状態でこの映画が始まったからだと思うのです。

 ただ、涙腺が緩んでいなくても、きっとここはハラッと涙がこぼれてしまうだろうと思ったのは、預かっていた親戚の子供、美香を見送るときに、トモエが今まで使っていた「ももの花」を渡すと、美香が
「ありがとう、おかあさん。」と言ってしまうところだと思います。

また、茶川が愛するものを守るために、再び小説を書くと宣言したときに嬉しそうな顔をする淳之介。

「大変です。おじさんがまた小説を書くんです。今度こそ芥川賞をとるんです。」と、目を輝かせて言う淳之介の姿には、私は弱いのです。

前作を先日テレビで見直したとき、この茶川は本当に貧相な顔をしていました。そんな演技が出来る吉岡さんは凄いと思いますが、今回は顔が違っていました。

 

 血が繋がっていなくても家族なんだと思えるのは、東大の同窓会に淳之介が行くことを勧めるシーンです。

「今も立派に小説を書いているおじさんを、誰も笑うわけがない。」
その言葉で行く気になった茶川ですが結果は茶川が思ったとおりでした。でも、本当は淳之介の言ったことは正しいし、家族でなければいえない言葉だと思うのです。

大切なのは人の評価なのではなく、自分自身の中の誇りなのですね。その誇りこそがお金よりも大切なもののひとつかもしれませんね。

 

 さまざまな人の日常が交錯する三丁目の物語ですが、視点を茶川からずらさずに見てみると、一人の男の遅い青春の成長の物語と言えるのかもしれません。

 

ネタばれするぞと息巻いても、お気に入りのエピソードが多すぎて書ききれません。

 私的には、日本橋でのトモエのかつての恋人との偶然の再開シーンが素敵だなと思ったのですが。
その後の妻を待っている鈴木オートのお父さんのステテコ姿も含めてですが。

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「風林火山」―謀略!桶狭間

2007-11-14 10:14:42 | ドラマ (大河)
 桶狭間にいかに勘助絡むのか。有り得る展開でも有り得なくても、そこはドラマ、物語ですので、単純に楽しむことにしていました。

 そんなお気楽姿勢で見てみると、実に面白かったですね。面白かったけれど、切ない場面が多数ありました。

 まずはサクッと簡単に終わってしまった、寅王丸の最後。ああ、寅王丸、悲しすぎますよ。逃げたので追いかけて討ち取ったと言う報告に、信玄は
「本当に逃げたのか?」と、割り切れないようでした。

 死んでいった妹に、よろしくと頼まれた甥ですものね。人の気持ちとしては「仕方がない」ではすまないものがあると思います。戦国武将とはいえ、化け物と言うわけではないのですから。



 越後に帰った平蔵は宇佐美に仕える事になりました。寅王丸のことで、回想シーンでのヒサの言葉は、さらに印象深く心に残りました。
「武田を恨むものはみな死んでいく。恨みからは何も生まれない。それよりも新しい命を育てていくほうが良い。」
平蔵の心によぎったヒサの声。本当に平蔵がそう思える日は来るのでしょうか。


 
 ところで、今回の勘助の絡み方は良かったと思います。

なぜなら、わざわざ出向いて嘘偽りで欺くのではなく、気が付いた本当のことを進言しに行ったわけですから。ただ、みなまで言わなかった、ただそれだけ。
もちろん、勘助のことを心の底から嫌っていた義元ゆえに相反した行動に出るだろうと言う計算の故です。いかにも怪しげな勘助です。

 ただ「生か死か」と言えば、義元にも充分生へのチャンスがあったと言えるのではないかと思います。

 出会ったときから勘助を蔑み嫌い貶めてきた義元が、その時少しでも勘助の言葉に耳を傾けていたら違った展開になっていたと言えるでしょう。
その道を選んだのは義元自信だった―

ある意味、未来の武田の為にと言う理由のみでなく、勘助の今までの仕打ちに対しての復讐にもなっていたのかもしれません。
そう思うと、長い長い伏線でしたね。

伏線と言えば、今回見事だなと思ったのは寿桂尼と義元の絡みの台詞です。何でだったかは忘れてしまいましたが、義元が悔しそうな顔をすると寿桂尼がたしなめます。
「コレ、義元殿。そんな顔をするでない。そのような顔を家臣たちに見せるでないぞ。」

ですが、首になって戻ってきた義元の顔を寿桂尼が見たとき、
「義元殿、そんな顔をするでない。」と言うのです。

 私たちがその顔を見ることはありませんが、義元がいかに悔しい形相をしていたのかが分かります。本当に無念だったと思いますよ。

そしてその首の入った箱をいとおしそうに抱きしめる寿桂尼の姿に切なさがつのりました。


 イケメン義元も去ってしまいました。前にも書いた事があると思いますが、この谷原さんは私の中では今川義元のイメージにぴったりでした。なぜならいろいろなドラマなどで、よく京に向かう義元に対して「わが殿の美しいこと」と言う言葉を聞くのですが、美しい義元を見たことがないように思います。

本当にこんな感じの人だったのではないかなと思っていましたら、最後に今川義元の絵が映りましたね。ふっくらとしているところは違いましたが、上品な雰囲気が似ていたなと思われましたが、如何だったでしょうか。
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コッツウォルズへ<カッスルクーム>

2007-11-12 01:11:31 | イギリス旅行記

 三日目は、午前中に前回書きましたバースに行って、午後からは今人気の観光スポットコッツウォルズ地方に向かいました。

 

 以前妹に、
「イギリスに面白そうなところなんてあるの?」と聞かれたことがあります。・・・その頃私は、イギリスには姉妹で行きたいと、勝手に思っていたのですが。

 

私は心の中で
―あるじゃない、シャーロック・ホームズゆかりの地とか、シェークスピアゆかりの地とか、ビートルズのゆかりの地とか嵐が丘の舞台とか・・・―
などと思いましたが、すべて妹に「フン」と言われそうなので、そこは言わないでおきました。変わりに

「街並みとかさぁ・・・」  ああ、説得力ない。

 

さらに妹、
「それだったらさぁ、ギリシャとかローマとかドイツのほうがいいと思わない。」

そこにも是非とも行ってみたいです。

「私ね、都市だけではなくて近郊のイギリスの田舎に行ってみたいんだよね。」

でもその頃も知識はなくて、私はコッツウォルズを知りません。頭の中を通り過ぎていくなんとなくのイメージ・・・・
それでは人には伝わりません。

そして、妹のとどめの一言
「大金出して、まずいご飯を食べに行きたくないわ。」

何も返す言葉がありません。それで、私の姉妹でイギリスに行くと言う夢は立たれたのです。

 

でも妹よ。こんな田舎町はどうですか。

   

    

 

この町はカッスルクームと言う小さな町です。駐車場から坂を下りて、少し行くとこの小さな町の中にたどり着くのです。この写真でも後ろに森を抱えているのが分かるでしょう。駐車場から降りてくる坂道は、森と森の間にあるのです。でも、その道だけ見ていると、どうも私の住んでいる近所の町に良く似ています。

 

駐車場からここに来るまでは少し時間がかかるのですが、ちょうど得意の想像与太話をするのにぴったりの時間です。

 

ある日、突然何者かに拉致をされてしまう私。日本からイギリスまで遠いといっても丸一日あったら来てしまうわけですから、ここまで連れ去られても不思議はありません。目が覚めると、見覚えがあるような森の傍の道に放置されていたりして。
「誰か助けて」と、家を求めて走ると、そこには見覚えがある木のおうちではなく、バーンと広がる石造りの家。
「ここは何処なの。」と思いながら、家のドアをたたくと、中から銀髪の大女が怖い顔をして
「WHO  ARE  YOU?」

いや~、それって焦りますよね。

 

町にはだーれも歩いていない。(上の写真にはおじさんが一人写っていましたね。気がつかなかったなぁ。)  

 

 

 

誰も歩いていないといっても、私たちが押しかけて33名小さな町を歩いていたら、なんとなく賑やかです。何処にカメラを向けても、人が入ってしまいます。私も町並みというよりは、家ばかり写しているのは、編集で人を切り落としているからなんですが、どちらかと言うと、この町では自分たちを入れて写真をたくさん撮ってしまいました。

 

「カッスルクーム」で検索すると、いろいろな方のブログやHPでこの町のお写真を見ることが出来ると思いますが、多分同じアングルのお写真に出会うのではと思うのです。この町は、なんとなく決まるアングルがあるような気がするのです。私は私が真ん中にいるので載せていないのですが、この町の真ん中の広場になっているところに井戸みたいなものがあります。教会のすぐ前です。(そこは井戸ではなくて、マーケットホール)

多分、この町で何かにつけ人々の集会の場所になったかもしれないなんてことを想像してしまいました。

 

静かな小さな町は、いろいろな想像の物語を私に囁いてくれたように思いました。

ちなみに友人は、この町を歩きながら「三匹の子豚」のお話を思い出していたそうです。日本人の木のおうちは、狼さんに吹き飛ばされてしまったのでしょうか。

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へアスプレー

2007-11-11 00:09:47 | 映画
 7日(水)の日に
「今日は、『へアスプレー』を見に行くんだ。」とだんなに言ったら
「予告編見て、共鳴しちゃったの。」と、彼は言った。
ええ、そうさ、そうともさ。ちびでオデブで、だけどキラキラしているトレーシーに共鳴度バリバリ!!


全編ほとんど歌とダンスで出来ているこの作品は、正真正銘の正統派ミュージカル。
目覚めて学校に行くまでの歌「GOOD MORNING BALTIMORE」を、この役をするために生まれてきたようなニッキー・ブロンスキーが、歌い出すと、一気に60年代のボルチモアに引き込まれていきます。

学校では普通の女の子。早く授業など終わって、家に帰って憧れの「コーニー・コリンズ・ショー」を見て、親友のペニーと盛り上がりたいし、夢はそのショーで踊ること。

青い空には国境がない。そして歌とダンスの前には差別なんかない。

まだ黒人差別がはっきりあったボルチモアでは、テレビの放送も「ブラック・ディ」があった。でもトレーシーは
「毎日がブラック・ディならいいのに。」と言う。過激な発言をしている意識などない。もともと誰に対しても差別などないのだ。

「ヘアスプレー」はチビデブ少女の単なるサクセスストーリーではなく、さまざまなメッセージ性を持っている映画だと思う。
そのメッセージは、軽く楽しくまたは時には美しい調べとなって心に伝わってくる。

 もちろん、人種差別と言う社会性の高いメッセージもあるが、私的に気に入っているのは、ジョン・トラヴォルタ演じる母エドナーに向けてトレーシーが訴える
「ママ、世の中はどんどん変わっているのよ。」と言うメッセージ。

「WELCOME TO  THE60'S」ニッキーとジョンで歌うこの曲は覚えて口ずさみたいような感じだ。

太っている体型を気にして、外に出ようとしない母に勇気を促す。その母もエドナーもトレーシーの影響で徐々に変わっていく。

 また、充分な「愛」はあるのに、夫は妻を見ようとしないと言うテーマもある。「愛」があるのなら、その想いを時にはしっかり伝え合うことは大切なことだ。

「TIME LESS TO ME」
ジョン・トラヴォルタと夫役のクリストファー・ウォーケンの歌と踊りはなんとなく笑ってしまうのだが、微笑ましい。

何だかんだと言っても、お約束のハッピーエンド。確かに元気の出る映画だった。




その他、あれやこれや思ったこと。
―本当に衣装が素敵でおしゃれ。
―トラヴォルタってすごーい!!
―ヘアスプレーのCMのシーン。みんなであんまりシューシュー撒き散らしているので、環境に悪そう。咳も出てしまいそう。
―リンク役のサック・エフロンは魅力的。
―トレーシー役のニッキー・ブロンスキーの次回作は・・・?!






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「相棒」蟷螂たちの幸福

2007-11-09 10:23:27 | ドラマ(相棒)

第三話、「蟷螂たちの幸福」もなかなか面白かったですよね。水曜の夜、ちょっと出かけていて、昨日の朝見ていました。

 

ミステリー作家の蓬城静流が、いかにも怪しくアリバイ工作なんかをして、部屋を抜け出した時、なんだかありきたりの展開っぽく感じてしました。ですが、それをさせたのは待っていた夫、田橋です。

「何をするつもり?」
「こうするつもりさ。」と銃を向ける田橋。恐怖の瞳で見つめる妻。
いい感じです。そして、CM。

 

再び幕が上がってみると、死んでいたのは田橋のほうでした。どうも自殺らしいと言う雰囲気が漂っているところへ、妻が現れますが、何の動揺も見せない妻。

・・・・さては返り討ちか・・・

部屋には無くなっているクッションと百科事典が一冊。硝煙反応のトリックか。

でも、なんかありきたり・・・

葬式でも、死んだ田橋の妹が、
「兄はあの女に殺された。いいようにこき使われて。」と、まるで蟷螂のようだとなじります。

 

でも、花の里で美也子が一年に一度は二人で温泉に行く、おしどり夫婦に見えたと語ったときから、だいたいすべてが見えてしまいました。

鑑識の米沢さんが静流のことを語り、また彼女も苦しそうな顔をして、薬を飲んでいたりしたら、動機やらなにやら細かいところまでまるわかりです。

確かに変わったというか、凝った内容だと思いましたが、ミステリーとしては親切すぎたような気もします。もっと最後のほうで吃驚してみたかったかもしれません。

でも物足りなかったかと言うと、そうではありません。多分、それが狙いだったのだと思いますが、この二人の「愛の物語」には、私はぐっと来ました。

 

田橋が自分の胸を撃つ前に言った
「君のいない世界を思うと耐え切れない。」と言うセリフで、思わず涙が出そうになりました。
とその時、忘れ物を取りに来ただんなが(仕事場が近いが、途中で帰ってくるなんて10年に一度)

「おい、『相棒』で泣いてちゃ、涙がもったいないぞ。」と言いました。

いいところなんだから、早よ、仕事に行けと心の中で思いながら、だんなが仕事に行っている間、こんなことばかりしているのかと疑われたかもしれないと、気になりました。・・・まあ、そういうときもありますが・・。

 

でも自分の命を懸けて、がんで死んでいく妻に最後の一作を書かせるなんて、出来る事ではありませんよね。そして妻も、悲しい気持ちを押し殺して、夫の死が無駄にならないように、クールに書き続けるなんて・・・・

 

そして完成した彼女の遺作「蟷螂たちの幸福」でした。

でも、売れているその様子を見て、文句言っていた妹にはお金が入って万々歳、なんてくだらないことを考えてしまいました。

でも、この愛、かなりお騒がせな「愛の形」だったかもしれませんよね。

 

2010,8,17追記
私も、昨日の再放送で久しぶりにこの作品を見ました。やっぱり、この作品好きです。ずっと笑顔なく重厚な雰囲気だった妻の、書店に張られていたポスターの微笑が、満足の気持ちを表していて素敵でしたね。


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ローマ様式お風呂の町バース

2007-11-08 11:57:38 | イギリス旅行記

 私が子供の時から英国には一度は行きたいと思っていたことは、しつこいくらい書き綴ってきたかも知れません。でも、だからといって、何もない日常の時に、いろいろな場所を調べて想い描くと言うようなタイプではないので、私は英国についての知識と言うものは皆無に等しいかったのです。

 

 行ってみて初めて知った・・・知ったと言い切ってしまったら傲慢でしょうか、垣間見た英国と言うべきですね。

 

 ただ、私はこのバースだけは、名前だけは知っていて行きたいと思っていました。旅行に行く前にいくつか予習記事を書きましたが、間に合わず、また長くなってしまいそうだったので止めてしまった記事の中に、萩尾望都のことがあります。私の英国への憧れには彼女の影響がかなりあるのです。

 

 確認したくてもどうも本が埋もれていて出てこないので、そのまま書いてしまいますが、バースという地名は彼女の作品の「ゴールデンライラック」に出て来たような気がするのです。ちなみにこの「ゴールデンライラック」は長さはそうでもありませんが、内容が大作です。

 もし今、強くたくましく生きる美しい女性に会って、励まされたいような気持ちであるならば、是非この作品を読むことをお勧めします。

 

 ―家族を失った少年ビリーは親戚の家に引き取られてくる。そこにいた従妹のヴィクトーリアは彼を優しく出迎える。

「昔、お風呂で会ったでしょう。」と言う。彼女はそこでのビリーの優しさを覚えていたのだ。

母は夫に、ヴィクトーリアは幼い時にバスでビリーに会った事を覚えていると伝えるのだ。―

その時、知識がなかったのでヴィクトーリアの家は裕福なのでローマにでも旅行に行ったのかとかってに思っていました。でも、今思うと彼女の言っていたお風呂はここバースのことなのではないでしょうか。

 

 確かめて書かなくてもいいのか、危ないところですが、もし違っていても今の私にはどうでもいいことになってしまいました。なぜなら、私はすっかりそんな気分になってそこを訪れてしまったのですから。(本当は最初に思ったとおりローマかもしれません。いつか調べて違っていたら、こっそり訂正記事を載せますね。)

 

     

と言うわけで、バース教会です。目の前で撮っているので全体が入りません。と言うわけで、下の部分です。↓

 

     

 

この教会のすぐ横にローマ様式お風呂があります。

    

 

その入り口です。遠足の季節なのでしょうか。あちらこちらで団体の子供を見かけました。子供達は本当に可愛い顔をしています。特に女の子達はみんな「ハリーポッター」のハーマイオニーやルーナみたいです。

私たちはその可愛い子供たちを見ていますが、子供達も東洋人の団体を見るのは楽しいらしくて、ジロジロこちらの方を見ています。お互いに見合っていると言うわけです。

 

    

 

 この中に入ると、説明してくれる機械があるのですが、ちゃんと日本語のもあるんですよ。日本人ならお馴染み温泉ですが、この地に最初に訪れた古代人には奇跡の土地に思えたのです。それで、この地は聖地として信仰の対象になったのです。それで、教会の隣にあるのですね。

 

この遺跡の見所は、発掘の雰囲気が味わえる所だと思います。私たちの知っている英国のそれ以前の歴史の街。遠いローマへの道を感じます。

また、遺跡の説明の中に

「この地を訪れたコリント人は・・・」と言う言葉が出てきます。キリスト教の方たちは新約聖書の中の「コリント人への手紙」とかで、お馴染みの言葉かも知れませんが、私にとってはその言葉は古代への門が開くようなイメージがあります。

 

    

 

先程の入り口から入って、こちらの裏口から出てくるわけですが、こちらの通りは賑やかな町のメイン通りになっています。

 

    

 

 裏の路地に入るとこの街で一番古いパン屋さんなどがあります。

 

   

 

街の雰囲気なんですが、なぜこんな建物の上の方を撮ったかというと、あの並んだ煙突を見てもらいたかったのです。今は殆ど使っていないそうです。こんな煙突見ると思い出しませんか。

 ~チム・チム・チェリー♪  ~チム・チム・チェリー♪

   ~チム・チム・チェリー ♪

      私は煙突掃除やさ~ん♪

 

 メアリー・ポピンズの「チム・チム・チェリー」です。あれはロンドンのお話ですが、こんな煙突は日本人には分からないイメージですよね。

 

さて、最後に一番上の画像の説明ですが、とても美しい建物だと思いませんか。これは「ロイヤルクレッセント」です。

 バースと言う町はジョン・ウッド親子(親子同名)が作りました。この「ロイヤルクレッセント」はその息子の方の設計で、貴族達の保養所的な集合住宅です。約30棟らしいですが、今は一部はホテル、一部は博物館になっているそうです。そのホテル、一泊20万~30万らしいです。・・・・・・、・・・・・・、まあ、いいか。

お話では、その棟の一つが売り出されたことがあるのですが、お値段は8億で、すぐ売れたそうですよ。

クレッセントは三日月と言う意味です。なんとも言えないカーブが美しいですね。

緑の芝生が綺麗ではしゃいでしまいました。でも、ここワンコもはしゃいでしまうのか、ふと足の真横を見ると踏み潰されたワンコのアレが・・・・

やばっ、そうッと足の裏を見てしまいましたが、危うくセーフです。寸でのところで、要らないウンをつけてしまうところでした。遠くにある美しいものに焦がれて足元を見ていないと、危ないぞと言う教訓ですね。

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バッキンガム宮殿とロンドン市内車窓の旅

2007-11-06 08:48:50 | イギリス旅行記

 前の記事にも書きましたが、団体のパックツアーに参加です。安心格安と言ういい点もありますが、まあこんな程度と言う所もたくさんあります。

 一日目は全てが飛行機の中です。この飛行機の中での事もお話したいこともあるのですが、ちっとも先に進まないので、そのことは中程でお話したいと思います。

 そして二日めですが、先に書きました「キューガーデン」に行きまして、ロンドン市内は車窓の旅です。その後、バッキンガム宮殿を外から見て、「大英博物館」に行ったというわけです。

 

 ロンドン市内は車窓なんだ、と驚かれましたか。そうなんですよ。少し残念ですね。でも回ってみると、まあいいかなと言う感じもします。

 

じゃあ、私と一緒にさらっと回ってみますか?

 

     

ロンドンは殆どこんな街並みです。

 

   

 

        

 

御存知、ビックベンと国会議事堂です。もう、あの青空を見てくださいよ。 

 

       

 

       ウエストミンスター寺院です。

        

 

 えーと、これはなんだっけ。たぶん、ウエストミンスター寺院
の側面か、名のあるほかの教会です。

 

       

 

これも、何だっけなぁという感じの写真ですが、旗がたっているところがハロッズです。

 

     

 

これも、ロンドンの顔ですね。タワーブリッジです。ロンドンブリッジの写真はないですよ。これはロンドンブリッジの上から撮っている写真なんです。

 

    

 

              

         そして、ロンドン塔です。

 

こんな感じでしょうか。

あまり写真がないのですよ。どちらかと言うとじっと外を見つめていたのです。気持ちが変わったのは、ビックベンの辺りからです。だって、繰り返してしまいますが、思わず撮りたくなるような空ではないですか。

 でも、気合が入っていないので反対側の窓だったりするとあまり巧くは撮れていないですね。タワーブリッジなんかは切りようないですものね。でも、それも車窓からと言う雰囲気が伝わっていいのでしょうか。

ただ、こうしてブログに記事を書き出してみるとどういう写真が欲しかったのか、今頃分かります。ロンドンの町はモニュメントや彫像だらけです。まるで、街全体が美術館のようです。ひたすら散歩でも飽きない場所だと思います。そういうなんでもない写真がないのが残念です。

 

また、じっと外を眺めていて思ったことですが、ロンドンっ子はおしゃれです。もちろん、日本の女性だって負けてはいませんよね。でも、マフラーをぎゅっと締めコートにブーツで街を風を切って歩く姿勢に、モデルのようなかっこ良さを感じました。もう3分の1は、モデルみたいだナァと思いましたが、4分の1はメタボな人かなとかも思ってしまいました・・・・。

 

  上に載せた画像はバッキンガム宮殿です。

   

 

バッキンガム宮殿は夏の間は衛兵交代とかが見ることが出来るみたいですが、今はないです。あまり興味がないのでどうでもいいです。この旗が立っているときは女王がいるそうです。いらっしゃる日でしたね。ここは、バスから降りて散歩しました。様々な国の観光客で賑わっていました。

一人旅の中国の青年に写真を撮ってと頼まれました。周りに他の人もたくさんいましたが、やはり同じアジアの人が良かったのでしょうか。そういうなんでもない人との触れ合いも楽しかったですね。

 

と言うわけで、二日めの観光は終わりです。(一日目は飛行機の中←しつこい)

 

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