庭にハナトラノオ(カクトラノオ)を植えてから毎年9月、ハチドリのようにホバリングしな
がら吸蜜する蛾がやって来ます。 (最初に見たときにはビックリしましたが)
ホシホウジャクかクロホウジャクか正確には分かりませんが、今年も訪れました。
今年の夏は眼病もあって、日中外に出るのを控え、僅か2回の出合いでした。
1回は日中、空き地の花壇でコンパクトデジカメで撮ったホウジャクです。
すでに花は終わりに近い状態で、長居せずに飛び去ってしまいました。
翅の回転が速いので、写真には殆ど写りません。
もう1回は自宅庭の池脇です。
夕暮れ時のため、一眼レフで撮りましたが、鮮明には写りません。
釣り糸を垂れる如くに、長い口吻(蜜を吸う管)を伸ばします。
翅を素早く回転させて、ホバリングしながら筒状のトラノオの花の奥から吸蜜します。
素早く飛翔して、トラノオの花から花へと飛び回り、後翅の黄褐色蛾目立ちます。
葉上で静止した姿(下は過去写真)は全く別物? 蛾そのものですね。
(右目の網膜静脈閉塞症については、9月24日の外来受診で、10日の手術(注射)の効果が
あって、網膜浮腫が無くなったことを網膜断層画像の比較で説明され、とりあえず一安心です。
もう少し時間をかけて、落ちた右目の視力の回復を期します。)