Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭のナンバンギセル

2016-10-28 | 山野草

ナンバンギセル」(南蛮煙管)はハマウツボ科の寄生植物です。
1年草なので毎年種を採取し、春にススキの株に蒔いています。
 
ススキの根に寄生しススキから養分を吸収し、9月になると花茎を伸ばして
1個の花を咲かせます。
 
庭石左の縞ススキは、自然実生で株の内部でたくさんの花芽が上がりました。
ススキを刈り取ったので、今年は穂が少ないです。
石の右は自然実生で生えた糸ススキです。 9月下旬に撮りました。 

 

 
うつむき気味に咲く花姿から、万葉集では「思い草」として登場します。 
 

 

 
早く咲いた花は、種子を着けて黒化し、中には粉状の種子が入っています。 
 

 
花の形が、かつて南蛮人と呼んだポルトガルやスペインの船員が使った喫煙具
(マドロスパイプ)に似ているところからナンバンギセルと呼ばれています。 
 

 

 
玄関前通路のスイレン容器の背後で、屋久島ススキに自然寄生したものが、
9月末から10月にかけて花を咲かせていました。 
 

 

 
10月中旬に咲いた花です。 
 

 
本日10月28日、播種しなかった所で、咲いているキセルの花です。 
 

 

 
北側の樹陰に植えてあるミョウガの株元にも、ひっそりとキセルの姿が・・・。 
 
 

コメント (1)
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