自宅の東側軒下に、1本だけバラを植えてあります。
ツルバラの「ブルームーン」で、青いバラの先駆け品種です。
5月下旬の開花姿です。
花径12cm程の大輪化で、重さで下向きに垂れてきます。
半剣弁高芯咲きで、香りがあり、多花性です。
開花の過程を見ます。 優美・優雅な趣です。
青いバラを目指す過程で生まれましたが、
藤色・桃紫色といった感じでしょうか。
消毒も施肥もせず、剪定もできない(足首関節を失い、庭石や池が
あって、危険)中で今年もたくさんの花を咲かせました。
直立性で上に伸びる性質が強く、平屋の軒下には収まりません。
雨樋を超えて高く伸び出た枝先にも、多くの花が咲き、
花の重さで松の木に寄りかかり、降雨で下に垂れ下がったので、
ようやく手の届く所で切除。
6月に入っても、強い枝が平屋の屋根の上に伸び出て、開花しました。
松などの剪定に来てもらった園芸業者に、このバラの剪定もやって
もらいました。
日本の山野に自生するカワラナデシコは、赤と白の鉢植えがあるの
ですが今年は開花しません。
開花したのは園芸種と思われる、「絞り咲きカワラナデシコ」です。
花弁の切れ込みが繊細で、桃色地に赤の絞りが入ります。
6月中旬から7月初めにかけての開花でした。
次の1鉢は、通販で種を取り寄せて実生した「初恋」という品種です。
白で咲き出して、淡いピンクから濃いピンクへと花色が変わります。
カワラナデシコのように茎が倒れず高性なので、切り花にも向きます。
3色混合に見え、四季咲き性なので秋にも開花します。