「ヤブラン」(薮蘭)はキジカクシ科の常緑性多年草で、
日本各地の林床などに自生し、紫色の小さな六弁花を穂状に着けます。
藪に生え、形が蘭に似ていることから名が、
庭の数か所に、斑入り葉の園芸種を植えています。
ヤブランの種は黒い球形ですが、
斑入りヤブランは実が着いたのを見たことがありません。
9月下旬、たくさんの蕾から、1個ずつ咲き始めました。
10月上旬、花は一斉に咲くことが無く、
10月中旬、ムクゲの株元の大株です。
咲いた花は間もなく落ちて結実しません。
10月下旬、遅れて咲き出した花穂だけが、まだ咲いています。
「ナンバンギセル」(南蛮煙管)は、ハマウツボ科の1年草で、
ススキなどイネ科植物ヤミョウガなどの根に寄生します。
和名は、花形がかつての南蛮人のマドロスパイプに似ることから、
うつむきかげんに咲く姿から、万葉集に思草(オモイグサ)の別名も、
東庭に植えたススキや、その実生ススキに毎年種を蒔いています。
西洋石楠花とナンテンの樹間で、実生で育ったイトススキの株元に、
6月上旬と9月上旬、
ヤマボウシ・サトミの北側、イトススキの親株の周りで、
9月上旬、
9月下旬、
その4日後、
西洋シャクナゲの北側に植えた縞ススキでは、
種を蒔いた東側で芽生えずに、日当たりの悪い西側で自然実生です。
10月中~下旬、