ヨーロッパ原産のナシ「シルバーベル」を栽培しています。
日本での洋ナシ生産は7割近くが「ラ・フランス」という品種で、
その自然交雑実生から生まれたのが「シルバーベル」です。
矮性台木接ぎの苗木を、リンゴの隣に植えて育てました。
新葉を展開し、4月中旬に白花をたくさん咲かせました。
6月中旬の小さな果実です。 1種1本だけのためか結実は多くありません。
7月下旬、果実が肥大してきました。 生育の悪い実を摘果します。
南側の菜園から、手前に青花がきれいなチコリを入れて撮りました。
8月中旬の様子です。
9月上旬と下旬(下)ですが、リンゴのように色付くことはありません。
10月上旬です。 傷ついた所から腐れて落果する実が出てきました。
10月20日、樹に着いている果実の全て、25個を収穫しました。
もう少し早めに収穫し、追熟させた方が良かったようです。
熟すと黄色味を帯び、和ナシとは違う、濃厚でコクのある甘さと柔らかい食感を
味わえるのですが、その見定めが難しいのです。
ウォーキングコースの1つ、国道352号線沿い歩道を林間コースとして
歩きます。 樹種が混在する街路樹が、秋色を見せてきました。
10月21日の歩道コース、周りが工業地域とは思えません。
互いに引立て合うように、
カシなどの常緑樹と並んで、黄色や赤色が見えてきました。
車道をはさんで、反対側の歩道脇にそびえるカツラの大木です。
カツラは樹と場所によって、晩夏より黄葉したり、今も緑葉の樹もあります。
紅葉は桜です。
下は10月13日ですが、体調不良の樹は早くから落葉したのもありました。
コブシが黄色に染まりました。
10月13日には、赤い実を付けた緑樹が在ったのですが、
青空に映える、桜とコブシ、
さらに常緑樹が並んで、いい感じです。
カエデやモミジの紅葉はまだこれからで、一部で色付きが始まった程度です。
新しい品種と思いますが「黒花ホトトギス」が、小鉢植えで開花しました。
10月3日の最初の花です。
花弁に白い部分がないほど、赤黒い斑点が広がっています。
蕾は白いのですが、
花弁を開くと、内側の色合いに驚きます。
自宅北側の棚から、玄関前に移して陽に当てると、
次々と開花しましたが、花弁に白い部分が増えてきました。
20cm程の茎葉を垂直に伸ばし、各葉の付け根に花を着けて、
一斉に開花し終えました。
少し葉焼けしていますが、丈夫で多花性な台湾系交配種でしょう。
長岡市蔵王地区にある金峯神社は、自宅からで10数分で行けるウォ-キング
コースの1つで、境内は欅の巨木を中心とした杜となっています。
10月も下旬となって、急に紅葉が始まりました。
10月15日と、7日後の22日との比較をすると、
上が15日、下が22日の拝殿前です。
参道から拝殿の周りには、巨大なケヤキ(欅)の大木が立並びます。
上が15日、下が22日です。
まだ青々とした枝先や、一部のみ紅葉し始めた15日から、
紅葉が急に進んだ22日です。
場所により、樹木によっては、まだ緑葉が多く残る樹もありますが、
移り変わる途中の美しさが感じられます。
この後、落葉まで一気に進んでいく?
ユリ科(キジカクシ科)の「斑入りヤブラン」を庭石や灯篭回りなどの根締め
として植えています。
9月中旬から10月上旬にかけて、紫色の小花をたくさん咲かせました。
自生種は黒い実を付けますが、
斑入り葉の園芸種のためか、実が着いたことがありません。
今年はあまり花を着けない株もありましたが、
花をアップで撮ってみました。