「ボケ」(木瓜)は中国原産で、バラ科の落葉低木です。
春早くに咲く品種が多く、放春花とも呼ばれ、苗木の90%が新潟市秋葉区で
生産されているそうです。
1種だけ庭植えしているのが、この「東洋錦」で、強健で晩秋にも開花します。
4月中旬の開花状態です。
花色は、赤・白・白地に赤絞りと咲き分けます。
鉢植の時に置いた場所2か所で、鉢底から根を地中に張って、
結局、庭の3か所で株立ちになっています。
4月下旬には、全体に花色が赤っぽくなって、散っていきました。
秋には大きな果実をたくさん生らせます。 (下は10月中旬の過去写真)
この果実が瓜(ウリ)に似ているから、木瓜(ボケ)という漢字表現に。
ヨーロッパ中南部原産の「スノーフレーク」は、ヒガンバナ科または
ユリ科の球根植物です。
葉がスイセンに似て、春にスズランのような花を咲かせるので、
別名(和名)が「スズランスイセン」(鈴蘭水仙)です。
鉢植えで、4月中旬から咲き始めました。
初めポツポツと、白花を下向きに吊り下げ、
花弁の先端には、緑の斑点を付けています。
4月下旬には花数を増やし、
1本の花茎の先から、3~4個のスズランのような花を吊り下げます。
5月上旬まで、長く咲き続けました。
鉢植のツバキ、小輪の香り椿で、桃色の2種です。
「春風」は、形の良い、極淡い桃色の花です。
4月中旬の、開き始めから全開までの3枚です。
「港の曙」は、濃いめの桃色の花で、今年はたくさん咲きました。
4月上旬の咲き始めの花です。
4月中旬の花、
4月下旬に咲いた花、
5月初めでも、開花し続けました。
鉢植にしている、糸葉の小型スイセン2種は、遅咲きです。
「ベビームーン」は強い香りを伴って、4月下旬に咲きました。
鉢いっぱいに殖えて、草丈30cm位です。
「ゴールデンベル」は原種系で、ペチコート咲きです。
丈夫でよく殖えるのですが、今年の花着きは良くありません。
草丈は20cm余り、4月下旬に撮りました。
ベル状の花のアップです。
鉢植の香り椿2種です。 沖縄諸島に自生する、香りがある「ヒメサザンカ」
が多く交配に使われているようです。
この2種は似ていて、小葉で小輪の花ですが、紅色が鮮やかです。
「古都の香り」は、今年たくさんの花を咲かせました。
蕾から、開花へ、
「サルト」は、花数が僅かでした。
小輪花ですが、花芯は大きめです。