ムラサキ科の「ワスレナグサ」(勿忘草)は、
ヨーロッパ原産の宿根草ですが、暑い日本では夏越し出来ず、
1年草として扱われます。
青、白、ピンクの3種の苗を、庭に植えましたが、
白とピンクの花は全く消え、
青花種だけが、毎年こぼれ種で発芽し、開花します。
マンサクなどの花木が成長し、通ることが少なくなった
自宅西側軒下の踏み石通路脇です。
4月下旬の花、
5月上旬です。
5月中旬、花の終盤で、花色が薄くなってきました。
残り花は今も咲いています。
白花のツツジは庭に2種植えてあり、
その内、東側道路に面した塀際に植えた早咲き小輪の白花です。
5月初め、ほぼ満開です。
5月中旬です。
この後、一斉に花弁が茶変し、
美しくないので、花ガラと子房を摘み取りました。
鉢植えのボタン「島津紅」(シマヅベニ)は、
赤い大きな花びらが特徴的です。
5月7日、蕾が2個着いた鉢植えで、
1つの蕾が開き始めました。
翌日開花しました。 ビロードのような鮮赤色の大輪花です。
開花2日目、花茎は20cmほどに広がりました。
開花3日目、2つ目の蕾も開き始め、
開花4日目、2輪目も開きました。
1輪目の花芯部と、2輪目の花、
開花6日目、1輪目は花弁が萎れ始めてきました。
翌日1輪目は散り落ち、
高温と強風に見舞われて、2輪目も開花5日後の5月半ばには萎れ、
花期を終えました。
鉢植えのツバキ「卜伴」(ボクハン)は、
江戸時代から人気の、濃い紅色一重の小輪花で、
オシベが花弁化した唐子咲きです。
上は過去画像で、
4月下旬に咲いた今年の花は、不完全でした。
上の蕾が、翌日開いたら、オシベの先が花弁化しないものが多い。
もう1日経過しても、
その後に咲いた花も、同様でした。
濃い紅色花弁と純白の唐子との対比が、本種の特徴なのに・・・、
来年は復活できるのだろうか?
北米原産の梅花カラマツ、基本種は一重の紫色花ですが、
他に緑花や白花もあり(現在は消失)、
八重咲種が、陽の当らない置き場で1輪だけ咲いていました。
草丈10cm余りで、葉も小さいので、花が目立ちます。
4月下旬、開花していたのに気付き、
鉢を日当たりの良い玄関前に移し、肥料も施しました。
5月上旬、花弁数を増やしてきました。
5月中旬、1輪だけですが、立派な八重咲となりました。
5月下旬、脇に小さな花も付けて、 現在も咲き続けています。
夏は根茎を残して休眠しますが、来春には多くの花を・・・。
参考に、同じ鉢の過去画像です。