flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

漫ろ岐阜’09立秋

2009-08-11 00:00:55 | STRUCTURE-構造物残影-

 移ろい、変化の早い県都である岐阜。衰退する部分、バブルな部分、伝統を重んじる部分、軽んじる部分、新しいものを受け入れ難い部分、それらが他所より多く交錯するように感じる街だと、三十三年間、延べ90回訪れている私は思う。
(アクアージュ柳ヶ瀬 ビーナスの泉)

(長崎屋跡 柴田会館ビル)
 (やなな)
(柳ヶ瀬弥生町)
(柳ヶ瀬ビル解体遠望)
  (西柳ヶ瀬コミュニティ広場ブロンズ像「輝き」)

  岐阜市内線の廃止された忠節橋通り)
(老朽家屋に隣接して建つシティ・タワー43)   
(家具店撤退後、空間の目立つ1階フロア)

(定着率の低いテナント)
 岐阜シティ・タワー43は、平成19年に完成した、地上43階の複合ビルである。
43階建てであるが、高さは163mと、集合住宅フロアが多いため比較的低い。また、57600㎡の延床面積に対し、総事業費150億円と安価であり、構造、内外装がシンプルである。当初の計画では、大手百貨店が核テナントとして入る予定であったが、時世柄頓挫し、最終的に大型家具店が入ったが、間もなく民事再生法申請により閉店。一等地の優良建築物に広い空間が生まれた。



(関連記事:漫ろ岐阜 ’08 大晦日 「柳ヶ瀬遺跡

コメント (2)
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