(京都市中京区烏丸通三条南西角)
跡と表記したのには理由がある。現在の煉瓦造二階建の建物は、平成15年に竣工したもので、明治39年(1906)建築家辰野金吾が設計したヴィクトリア様式の旧建物を平成12年に解体した後、旧建築部材を利用しないレプリカ方式で再建したものである。この方法には賛否両論があり、景観的には旧建物を再現したという点が評価されるが、近隣中京郵便局のファサード保存(外観のみ保存)以上に歴史的価値は失われている。
改築計画が出た後、京都の近代建築を考える会や日本建築学会等、各種団体の保存運動が起きるも、間もなく解体された経緯を持つ。現在はみずほ銀行京都中央支店となっている。
跡と表記したのには理由がある。現在の煉瓦造二階建の建物は、平成15年に竣工したもので、明治39年(1906)建築家辰野金吾が設計したヴィクトリア様式の旧建物を平成12年に解体した後、旧建築部材を利用しないレプリカ方式で再建したものである。この方法には賛否両論があり、景観的には旧建物を再現したという点が評価されるが、近隣中京郵便局のファサード保存(外観のみ保存)以上に歴史的価値は失われている。
改築計画が出た後、京都の近代建築を考える会や日本建築学会等、各種団体の保存運動が起きるも、間もなく解体された経緯を持つ。現在はみずほ銀行京都中央支店となっている。