(福岡県太宰府市五条)
『筑前国風土記』に、「この地谷間にありていと閑寂なる境区なり 堪慧の墓は横岳に行く道の傍にあり此所入定の地なる故に石塔を立てしそのしるしとする」とある。横岳崇福寺を創建した僧堪慧(たんね)は、とある神事から疫病を引き起こす鬼に仕立て上げられた。そして堪慧は、この地に自ら横穴を掘り、読経を続けた末、即身仏となったと伝えられている。現在の旭地蔵尊は、堪慧の墓所に祀られたものという。
『筑前国風土記』に、「この地谷間にありていと閑寂なる境区なり 堪慧の墓は横岳に行く道の傍にあり此所入定の地なる故に石塔を立てしそのしるしとする」とある。横岳崇福寺を創建した僧堪慧(たんね)は、とある神事から疫病を引き起こす鬼に仕立て上げられた。そして堪慧は、この地に自ら横穴を掘り、読経を続けた末、即身仏となったと伝えられている。現在の旭地蔵尊は、堪慧の墓所に祀られたものという。
